「限られた時間の中で、どの技能から対策すればいい?」
「筆記や口頭試験は、一人でどのように練習すればいい?」
「先生とのレッスンでは、何をお願いすればいい?」
DELE対策を進める中で、このように迷う方もいるのではないでしょうか。
特に、仕事や日々の予定と両立しながら試験対策を進める場合、すべての技能に同じように時間をかけるのは簡単ではありません。限られた時間をどの技能に、どう使うかを考えることが大切です。
今回ご紹介する石黒真実さんは、A2レベルに続き、B1レベルにも合格されました。
A2受験時にはDELEコーチングコースを受講し、試験の構成や各技能の対策方法を学びました。
そして今回のB1対策では、その経験を土台にしながら、スパニッシモのフリーセッションを活用しながら試験対策をされました。読解・リスニングは自己学習を中心に進め、筆記・口頭試験では先生とのレッスンを重点的に活用するなど、技能ごとに学習方法を使い分けながら対策を進められました。
後編の本記事では、約2ヶ月間でおよそ200時間の学習時間を確保した石黒さんが、4技能の対策をどのように計画し、先生とのレッスンをどのように活用したのかを詳しく伺いました。
限られた時間の中で、自分で進める対策と、先生とのレッスンで深める対策をどう使い分けるのか。
石黒さんのB1対策から、DELE合格に向けた学習の進め方と、先生とのレッスン活用のヒントを探っていきます。
(前編記事は以下よりご覧いただけます。)
目次
- 約200時間の学習。限られた期間で確保する学習時間
- すべてを均等に伸ばさない。得意・苦手を踏まえて対策の優先順位を決める
- 2回目のDELE受験だからこそできた、自分なりの試験対策
- 【読解対策】解答の根拠を本文から探しながら復習する
- 【リスニング対策】聞き取れなかった単語や表現を確認する
- 【筆記試験対策】確認してほしいポイントを事前に決めて先生との授業に挑む
- 【口頭試験対策】準備した答えで終わらない。追加質問に対応する力を先生との会話で鍛える
- 練習したテーマが本番に。準備していたからこそ、落ち着いて対応できた。
- 自分の経験を織り交ぜ会話を広げた本番の口頭試験
- 自分で組み立てるフリーセッション、体系的に学ぶDELEコーチングコース
- これからDELEに挑戦する方へのメッセージ
- おわりに
約200時間の学習。限られた期間で確保する学習時間

ここからは、B1合格に向けた具体的な試験対策について伺います。石黒さんは、B1試験対策のためにどのくらいの学習時間を確保されたのでしょうか?

B1レベルの学習では、試験までにスパニッシモのレッスンを145回受講しました。予習や復習も含めると、合計で約200時間ほど学習に充てたと思います。

約200時間ですか。2ヶ月という学習期間ですと毎日3~5時間の学習時間を確保され、試験対策に取り組まれたんですね。

そうですね。今回の「合格」という結果については、必要な学習時間をしっかり確保したことが大きかったと思います。ただ、すべての技能を満遍なく勉強するというよりも、自分の得意なところと苦手なところを踏まえて、時間の使い方を考えるようにしていました。
すべてを均等に伸ばさない。得意・苦手を踏まえて対策の優先順位を決める

4技能の対策では、どのようなことを意識されていましたか?

DELEでは、4技能ですべて高い点数を取る必要はないということをDELEA2受験時のDELEコーチングコースで先生に教えていただきました。
DELE試験の合格には、読解と筆記、リスニングと口頭試験という2つのグループで、それぞれ必要な点数(30点)を取る必要があります。
私は、読解とリスニングが弱く、筆記と口頭の方が得意です。もちろん苦手な技能も勉強しますが、短期間ですべてを完璧にするのは難しいので、得意な筆記と口頭の技能を伸ばして確実に20点を取れるようにしようと考えていました。

苦手な技能も対策しつつ、得意な技能を活かして合格ラインを目指したんですね。

そうですね。できないところがあると分かっているからこそ、できるところでは確実に点数を取りたいと考えていたんです。

限られた期間の中で、4技能すべてを同じように伸ばすのではなく、ご自身の得意・苦手を踏まえて、どこに時間を使うかを考えながら対策されていたんですね。

2回目のDELE受験だからこそできた、自分なりの試験対策

今回のB1対策では、4技能の学習をどのように進めたのでしょうか。前回A2レベルを受験された時との違いはありましたか?

前回A2レベルを受験した時は、初めてのDELEだったので、どのような問題が出るのか、4技能をどう対策すればいいのかも分かりませんでした。そのため、DELEコーチングコースで先生と一緒に問題を解きながら、試験の構成や技能ごとの対策方法を学びました。
今回は2回目のDELE受験だったので、以前のDELEコーチングコースで対策した経験を活かして、「自己学習で進められるところ」と「先生と確認した方がいいところ」を分けて考えるようにしました。

前回は先生と一緒に対策方法を学び、今回はその経験をもとに、自分なりに学習の進め方を組み立てていったんですね。

はい。例えば、読解とリスニングは、問題集に解答があるので、まずは自分で問題を解き、答えを確認しながら復習を進めるようにしました。筆記と口頭試験は、自分が書いた文章や、実際に話した内容がどのように評価されるのかを、自分だけで判断するのは難しいです。そのため、自己学習だけでの対策が難しいと感じていました。

確かに、筆記や口頭試験は、正解が一つに決まっているわけではないですもんね。

そうなんです。特に口頭試験は、英検のように質問数が決まっているわけではありません。自分が話した内容に対して質問されることもありますし、状況に応じたロールプレイもあります。相手からどのような質問が来るか分からないので、先生と会話しながら練習する必要があると思いました。

つまり、読解とリスニングは自己学習を中心に進め、筆記と口頭試験は先生とのレッスンを重点的に活用されたんですね。

はい。もちろん、読解やリスニングでも分からないところがあれば先生に質問しました。ただ、限られた時間の中で効率よく対策するために、自分で進められる技能は自己学習を中心に進め、一人では評価しにくい技能は先生とのレッスンを活用する、という形で進めました。

技能ごとに、自己学習と先生とのレッスンを使い分けながらも、確認が必要な箇所は必ず先生とのレッスンの中で確認していたんですね。
【読解対策】解答の根拠を本文から探しながら復習する

それでは、それぞれの技能についてお聞かせください。まず読解について、A2対策時に「なぜその答えを選ぶのか」と、解答の根拠を考えるようにしていたとお話しいただきましたよね。今回のB1対策でも、その進め方を意識されていましたか?

はい。読解では、問題を解いて答え合わせをするだけで終わらせないようにしていました。正解していた問題でも、「なぜこの答えになるのか」「本文のどこを見て判断できるのか」を確認しながら復習しました。
間違えた問題についても、答えだけを見るのではなく、本文の中で読み落としていた部分や、意味を取り違えていた箇所を確認するようにしていました。

前回A2対策で学んだ、解答の根拠を確認する方法を、B1対策でもご自身で実践されていたんですね。

そうですね。B1になると文章も長くなりますし、知らない単語も増えます。だからこそ、なんとなく答えを選ぶのではなく、本文の中から根拠を探しながら読むことを意識していました。
【リスニング対策】聞き取れなかった単語や表現を確認する

リスニングについてはいかがでしたか?

リスニングも、A2対策で教えてもらったことを活かしながら進めました。前回は、音声を繰り返し聞きながら、聞き取れる単語や表現を少しずつ増やしていくことを意識していました。今回も、まずは問題を解き、その後に答えを確認しながら、聞き取れなかった部分をもう一度聞き直すようにしていました。

一度解いて終わりではなく、聞き取れなかった部分を確認しながら復習されていたんですね。

そうですね。リスニングは、聞き取れないままにしてしまうと、次に同じような表現が出てきても分からないと思ったので、分からなかった単語や表現は確認するようにしていました。
また自己学習だけではわからない箇所については、先生へ確認したい内容をまとめて、レッスンの中で確認するようにしていました。

事前に確認したい内容をまとめておくことで、スムーズに先生とのレッスンで疑問を解消されていたんですね。
【筆記試験対策】確認してほしいポイントを事前に決めて先生との授業に挑む

では、先生と取り組まれた筆記試験の対策について聞かせてください。スパニッシモのフリーセッションを活用し、どのように進められましたか?

まずは授業前に、テキストに載っている作文課題に沿って、自分で文章を書いていました。たとえば、与えられたテーマや条件に沿って、自分の意見や説明を書くような課題です。レッスンが始まってから書くのではなく、事前に文章を書いておき、レッスンのときに先生へ送って、「この文章を添削してください」とお願いしていました。

レッスンが始まってから書くのではなく、事前に準備されていたんですね。

はい。レッスンの時間は限られていますし、授業の中で文章を書く時間はもったいないですよね。自分でできる準備は先に済ませて、レッスンでは先生からのフィードバックに時間を使いたいと思っていました。
A2受験時にDELEコーチングコースを受講していた時も、同じように授業前に自分が書いた文章を先生へ送って確認してもらっていたんです。
ただ、今回のフリーセッションでは、単に「添削してください」とお願いするだけではなく、確認してほしいポイントも自分で整理して伝えるようにしていました。

確認してほしいポイントというのは、具体的にどのような内容でしょうか?

例えば、「接続詞は十分に入っていますか?」「接続法は正しく使えていますか?」といった内容です。
DELEコーチングコースでは、合格に向けてどのように文章を改善すればよいのか、先生から必要なポイントを踏まえてフィードバックをいただけます。
一方で、フリーセッションでは、自分が何を学びたいのか、どの部分を確認してほしいのかを、自分から具体的に伝える必要があります。そのため、自習の段階で「今回の文章では何を確認してもらいたいか」を整理して、レッスンで先生に伝えていました。

フリーセッションだからこそ、文章のどこを見てほしいのかを、あらかじめ考えて先生へ依頼していたんですね。

はい。こちらからチェックしてほしいポイントを伝えることで、先生にもより具体的に見ていただけます。それに、自分自身もチェックしてほしいポイントがわかっているので、文章を書く時に何を意識すればよいのかを整理できます。
A2受験時のDELEコーチングコースで、採点で意識すべきポイントを学んでいたからこそ、B1の筆記対策でも、先生に何を確認してもらう必要があるのかを考えながら進められたと思います。

先生に任せきりにするのではなく、自分でできる準備は授業前に済ませておき、レッスンでは先生に見てほしい点を具体的に確認する。限られた時間を有効に使うために、事前準備を大切にされていたんですね。

料理の手順やおすすめする理由を説明するために、命令形や接続詞などを確認しながら準備されていました。実際の試験でもレシピに関する課題が出題され、事前の対策が本番で活きる形となりました。
【口頭試験対策】準備した答えで終わらない。追加質問に対応する力を先生との会話で鍛える

筆記試験だけでなく、口頭試験でも同じように、先生に確認してほしいポイントを整理していたのでしょうか?

はい。口頭試験でも、授業で何を練習したいのかを先生に対して自分から具体的に伝えるようにしていました。例えば、自分で会話練習で扱う写真を用意して、「今日はこの写真について話すので聞いてください」「このテーマについて話すので、接続詞や接続法が使えているか確認してください」という形です。

実際の試験を意識して、練習したい内容と確認してほしいポイントを、事前に整理されていたんですね。

そうですね。DELEコーチングコースであれば、先生と話し合い、指定教材に沿って、対策する課題も決まっていました。どの写真描写の練習をするのか、どんなテーマについて話す練習をするかなどです。その中で、先生と一緒に対策を進めることができます。
今回のフリーセッションでは、自分で「今日は何を練習するのか」「どの部分を確認してもらうのか」「どの教材を使用して練習するか」を予め決める必要がありました。その上で、毎回その内容を先生へ共有し(写真やテーマなど)試験対策をお願いする必要がありました。

フリーセッションでは、口頭試験についても、ご自身でレッスン内容を組み立てる必要があったんですね。

はい。自分でB1レベルの対策テキストを用意していたので、テキストを見ることで口頭試験ではどのような課題が出るのかがわかります。またA2受験時にDELEコーチングコースで、どのような点を意識して話す必要があるのかを学んでいたので、今回の対策では、「今日はこの練習をしたい」「ここを確認してほしい」と先生に伝えられました。

実際に先生と練習してみて、どのような点が良かったですか?

口頭試験は、自分が準備した内容を一方的に話すだけではありません。自分が話した内容について質問を受けたり、先生とロールプレイをする必要があります。
また本番では、どのような質問が来るか分かりません。自分一人で文章を考えて暗記するだけでは、想定していなかった質問に答える練習まではできないですよね。

先生とのやり取りがあるからこそ、本番に近い形で練習できるんですね。

そうですね。先生とのレッスンでは、まず自分が準備してきた写真やテーマについて、試験本番のように話しました。その後、先生から話した内容に関連して、「なぜそう思うのですか?」「あなたの場合はどうですか?」「他にはどんな例がありますか?」といった追加質問をしてもらいました。
準備していた内容は話せても、そこから質問されると、すぐに答えが出てこないことがあります。その時に、黙ってしまうのではなく、自分の知っている表現で言い換えたり、理由や具体例を加えたりしながら、会話を続ける練習をしました。こうしたやり取りは、自分一人で文章を準備するだけでは練習しにくい部分だと思います。

口頭試験では、自分で準備した内容を話すだけでなく、その場で質問に答えたり、相手の反応に合わせて会話を続けたりする必要がありますよね。そうした一人では練習しにくい部分を、先生とのレッスンで重点的に確認されていたんですね。

はい。A2受験時にDELEコーチングコースで対策の進め方を学んでいたからこそ、今回はフリーセッションでも、先生との時間をどのように使えばよいかを考えながら練習できたと思います。

問題集では「espectáculo deportivo」として出題されていたテーマについて、内容を整理しながら、接続詞や接続法など本番で使いたい表現を確認されていました。実際の口頭試験でもスポーツイベントに関するテーマが出題され、事前に準備していた内容が本番で活きる形となりました。
練習したテーマが本番に。準備していたからこそ、落ち着いて対応できた。

試験当日の手応えはいかがでしたか?

正直、試験全体としてはかなり難しかったです。特にリスニングは思うように聞き取れなくて、「どうしよう」と思いました。読解も、A2の時には問題を見返す時間がありましたが、B1では時間がぎりぎりでした。

A2と比べても、かなり難易度が上がったと感じられたんですね。筆記試験はいかがでしたか?

筆記では、先生とモデル試験を使って練習していた「レシピの説明」や「リサイクル」に関連するテーマが出題されました。事前に練習していた内容を活かしながら書くことができました。

練習していたテーマが、本番でも活きたんですね。

はい。もちろん、どのテーマが出るかは本番まで分かりません。ただ、先生とさまざまな課題に取り組み、書いた文章を添削してもらっていたからこそ、出題された時にも落ち着いて書けたのだと思います。

テーマが偶然一致したというだけではなく、事前にさまざまな課題で書く練習を積み重ねていたことが、本番での対応につながったんですね。

問題集では、クリスマスマーケットへの出品を想定した課題として扱われていたテーマ「Segunda Mano」。石黒さんは日本の着物について文章を作成し、伝えたい内容や使いたい表現を線やマーカーで整理されていました。こちらも実際の試験で関連する課題が出題され、事前の準備が本番で活きる形となりました。
自分の経験を織り交ぜ会話を広げた本番の口頭試験

口頭試験はいかがでしたか?

口頭試験のプレゼンテーションでは、スポーツイベントに関する話題が出ました。私は仕事でハンドボールの試合実況をしているので、自分の経験を織り交ぜながら答えることができました。面接官の先生もハンドボールが好きだったようで話に関心を持ってくださり、「スペイン語を話す選手はいるの?」「どのチームにいるの?」と質問してくださいました。

ご自身の経験に結びつけて話したことで、会話も広がったんですね。


そうですね。ただ口頭試験では失敗してしまった場面もありました。ロールプレイの課題では、最初に設定を聞き間違えてしまったんです。面接官の先生が「ジョブインタビュー(Entrevista)」と言ったのを、なぜか私は観光(buena vista)に関する話だと思ってしまって。名古屋のお城や味噌の話を始めてしまいました。

それは焦りますね。どのように立て直したのでしょうか?

面接官の先生が、「違う違う、観光ではなくて、ジョブインタビューの設定ですよ」と伝えてくださいました。そこで話を切り替えて、改めて答えることができました。

聞き間違えても、相手の反応を受け止めながら会話を修正できたんですね。

そうですね。DELEの口頭試験は、一方的に話して終わるのではなく、相手との対話があります。もちろん、最初から聞き間違えない方がいいのですが、もし間違えたとしても、相手の言葉を聞きながら立て直すことが大切です。また会話の中で修正できるのは、DELE試験の対話の良いところだなと思います。
また普段からスパニッシモの先生たちと「生きたコミュニケーション」を繰り返していたおかげで、焦りながらも対応ができたのかなと思います。
自分で組み立てるフリーセッション、体系的に学ぶDELEコーチングコース

A2ではDELEコーチングコース、B1ではフリーセッションを活用されました。両方を経験して、それぞれどのような方に向いていると思いますか?

初めてDELEを受験する方や、試験のことが分からない方には、DELEコーチングコースが良いと思います。カリキュラムが決まっていて、レッスンごとにどの技能を学ぶのかが明確だからです。担任の先生が成長を見守りながらしっかりサポートしてくださいます。

初めてのDELE受験では、試験の内容を理解するところから始める必要がありますよね。DELEコーチングコースでは、カリキュラムに沿って進められるので、「何をどう対策すればよいか」が分かりやすいということですね。

そうですね。あとは仕事などで忙しく、自分で学習時間を確保したり、学習の進捗を管理したりするのが苦手な方に向いていると思います。コースを受講すると、あらかじめレッスンの時間を確保することになるので、学習を継続しやすくなります。

フリーセッションは、どのような方に向いていますか?

今回の私のように、試験までの時間が限られていて固定のスケジュールを組みにくい方や、すでにDELEの受験経験があり、対策にも慣れている方に向いていると思います。また、自分の課題が分かっていて、特定の技能をピンポイントで強化したい方にも使いやすいです。ただ、授業で扱う内容を決め、教材を準備し、先生に確認してほしいポイントを整理する必要があります。

フリーセッションは自由度が高い一方で、自分で学習内容を組み立てる必要がある。今回、石黒さんが活用できたのは、A2対策時にDELEコーチングコースで対策の進め方を学んでいたからこそだったんですね。

本当にそう思います。初めてDELEを受験する時には、どこから手をつければいいか、自分だけでは分かりにくいと思います。まずはDELEコーチングコースで、試験の構成や対策方法を学ぶことが、その後の学習にも役立つと思います。
これからDELEに挑戦する方へのメッセージ

最後に、これからDELEを受験する方へアドバイスをお願いします。

スペイン語に自信がある方でも、模擬試験を使った対策は必ずやった方が良いと思います。またDELEには、試験の構成や傾向があって、初めて試験対策をする方ほど、先生から対策方法を教えてもらいながら学ぶのが良いです。
そして、仕事などで「スペイン語はどのくらいできますか?」と聞かれた時にも、DELEに合格していると、客観的な指標として伝えることができます。
試験は難しいですし、緊張もします。でも、自分を「勉強せざるを得ない環境」に置くためにも、試験の合格を目標にすることには意味があると思います。
ぜひ皆さんも頑張ってください!
おわりに
今回の後編では、石黒さんが限られた期間の中で、どのように4技能の対策を進めたのかをご紹介しました。
印象的だったのは、約200時間という学習量だけではありません。
自習で進める技能と、先生とのレッスンで対策する技能を分ける。
筆記や口頭試験では、確認してほしいポイントを具体的に先生へ伝える。
そして本番では、事前に積み重ねた練習を活かしながら、想定外の状況にも対話の中で対応する。
石黒さんがこのようにフリーセッションを活用できた背景には、A2受験時にDELEコーチングコースで試験の構成や対策の進め方を学んだ経験がありました。
そして同時に印象的だったのは、その経験を土台にしながら、石黒さんご自身が学習を組み立て、忙しい中でも一つひとつ実行されていたことです。
授業前には、先生に確認してほしい内容を整理しておく。筆記試験では事前に文章を書き、口頭試験では練習したい写真やテーマを準備する。自習で進められる技能は自分で取り組み、先生とのレッスンでは一人では対策しにくい部分を重点的に確認する。
そうした準備を日々積み重ねていたからこそ、限られた期間の中でも学習の質を高めることができたのだと思います。
フリーセッションは、自分の予定に合わせて柔軟に予約し、特定の技能を重点的に強化できる方法です。一方で、学習内容や先生への依頼を自分で整理する必要があります。
初めてDELEに挑戦する方や、どのように対策を進めればよいか迷っている方にとって、カリキュラムに沿って先生と一緒に学べるDELEコーチングコースは、心強い選択肢の一つです。
DELE対策では、すべてを一人で抱え込む必要はありません。自分に合った学習方法を選びながら、DELE合格に向けた一歩を踏み出してみてください。
「DELEに挑戦したいけれど、何から始めたらいいか分からない」「今の学習法で合格できるか不安」という方は、ぜひ一度スパニッシモにご相談ください。
スタッフ・講師一同あなたの目標達成を全力でサポートします。
石黒さんのB1レベル合格体験記の前編は以下よりご覧いただけます。
また石黒さんのA2レベル合格時のインタビューは以下よりご覧いただけます。
*スパニッシモのスペイン語の認定試験「DELE」対策講座*
スペイン語の資格試験の合格を目指す場合、スペイン語の実力を伸ばすことはもちろんですが、それぞれの試験にあった対策はとても大切です。
スパニッシモでは、DELE試験に特化した対策コースを提供しております。
DELE試験監督の資格を持つ講師とマンツーマンで対策をすることで、読む、書く、聞く、話すの4技能を総合的に伸ばしていくことができます。
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