【DELE合格体験記:中編】仕事と勉強を両立する環境づくりとプロの講師と二人三脚で進める試験対策

仕事と両立しながら見事DELE B1に合格されたT.Mさん。前編では、コース受講を決意したきっかけや、事前に日時が固定されるスケジュールを味方につけて、学習を習慣化させたストーリーをお届けしました。

続く中編では、コース受講中の「学習スケジュール」や、入学試験から中間試験を経て本番試験へ向かったDELEコーチングコースでの試験対策について、焦点を当てて紹介します。

T.Mさんが対策期間中、どのように学習時間を確保されていたのか、またコースはどのように進められたのか、ぜひご覧ください。

出勤前の早朝レッスンと自習室の活用をした学習サイクル

吉澤
吉澤

これから具体的な対策についてお伺いします。11月のDELE試験に向けて、DELEコーチングコースは本番試験の4ヶ月前の7月から受講いただいていました。その前から対策は始められていましたか?

T.Mさん
T.Mさん

はい、リーディングとリスニングの対策は独学で始めていました。2025年の11月試験の前の7〜8ヶ月前の春から問題集を解き始めました。しかし、勉強の習慣が身についていなかったので、途中で勉強の間が空いてしまうことがありましたね。

吉澤
吉澤

コース受講前はなかなか学習習慣を身につけるのが大変だとおっしゃっていましたね。実際にDELEコーチングコースが始まってからの受講期間中の、1日の学習スケジュールや学習時間はどんな感じでしたか?

T.Mさん
T.Mさん

DELEコーチングコースのレッスンは週3回程度、平日の朝に受けていました。レッスンを終えてから仕事に行き、夜帰宅してからは1時間ほど復習や自習の時間を確保していました。事前に希望日程に沿ってレッスン日時を調整していただき、レッスン時間は固定されていたため、迷うことなくこの学習サイクルを回せました。

吉澤
吉澤

お休みの日も学習時間を確保されていましたか?

T.Mさん
T.Mさん

はい、土日は朝から「自習室」に行って、3〜4時間ほど集中して勉強していました。そこは社会人が使える有料の勉強部屋のような場所です。 コワーキングスペースというよりは、学生の学習机が並んでいるような環境で、周りの利用者もものすごく集中しているんです。そのため、周囲の影響もあり「私もやらなきゃ」という気持ちになって勉強していました。家にいるとどうしても甘えが出て身が入らないこともあるので、とりあえず強制的に家から出てそこで勉強するようにしていました。

弱点に合わせてカスタマイズした学習カリキュラム

吉澤
吉澤

ここからは、DELEコーチングコースの流れに沿ってお伺いします。

DELEコーチングコースの流れ
(DELE試験対策に特化した、3ヶ月間の短期集中講座「DELEコーチングコース」の流れです。入学試験でのレベルチェックや中間試験の結果をもとに学習プランを組み立て、受講生一人ひとりに合わせた最適な試験対策を実現します。)
吉澤
吉澤

受講開始時にまず入学試験(レベルチェック)を受講いただきましたが、その結果をどのように受け止められましたか?

T.Mさん
T.Mさん

DELE A2に合格したあと、スペイン語の勉強に少しブランクがあったので、結果は妥当だと受け止めました。もともとリスニングが苦手だという自覚はあったのですが、入学試験の結果でもそこが明確な課題としてあぶり出された形です。

(T.Mさんの入学試験結果です。他の受講者との平均と比較して、T.Mさんのおっしゃるようにリスニングに課題があることがわかります。)
吉澤
吉澤

スペイン語の4技能における現在の実力を知ることからのスタートだったのですね。そこから始まった前期学習では、どのように対策をされましたか?

T.Mさん
T.Mさん

私が苦手としたリスニングを強化するため、対策授業を多くしてもらいました。ただ、レッスンを受けるだけでなく、レッスン以外の時間でもスペイン語が聞き取れるようになるため、自習でもリスニングを意識していましたね。

具体的には、自習時間は音声のトランスクリプション(テキストデータ)をすべてプリントアウトして、リスニング音源の中で自分がどこを聞き取れていないのかを徹底的に可視化し、復唱や音読をして練習を重ねました。先生とのレッスンでは、自習で出てきた疑問点の解消、自分が選択問題で選んだ解答の根拠を先生と毎回確認しました。おかげで、ただ問題を解くだけでなく、「なぜその選択肢を選ぶのか」という理由を、自習の段階から意識して解答するようになりました。

吉澤
吉澤

前期学習後、コースの中間地点で4技能の中間試験を受けていただきました。その結果はいかがでしたか?

T.Mさん
T.Mさん

結果はまだ合格水準には達しておらず、「No Apto(不合格判定)」でした。ただ、入学試験の時に比べてリスニングの点数が確実に向上しているのが分かり、手応えも感じていました。またリーディングが思ったより良くなくて、逆に作文の点数が良かったこと、あと、面接(会話)をあまり練習していないのに点数が高くてびっくりしましたね。合格点にはまだ達していませんでしたが、まだ9月だったので、試験まで残り2ヶ月半、もうちょっと本気で頑張れば合格に届くんじゃないかという気持ちでした。

(T.Mさんの中間試験結果です。入学試験からリスニングの点数が向上していることがわかります。また各グループの合格水準の30点まで、グループ1では残り2.4点、グループ2では残り1.4点と、着実に実力がみについていることがわかります。)
吉澤
吉澤

その中間試験の結果を受けて、後期学習はどのように進められたのでしょうか。

T.Mさん
T.Mさん

まだまだリスニングの点数が低いと感じていたので、リスニングの授業を多くしてくださいと担任のKarla先生にお願いしました。またコースの後半でレッスン回数も残り少なくなってきたことで、1人では対策が難しい会話(口頭試験)のレッスンも増やしてくださいとお願いしました。

吉澤
吉澤

自分の弱点に合わせて学習カリキュラムをカスタマイズされたのですね。読解と作文の「Grupo1」はどのように対策を進められたのでしょうか?

T.Mさん
T.Mさん

コース後半に関しては、Grupo 1はできる限り独学で対策できるようにしました。授業では、先生とだからこそできる口頭対策や弱点の強化に集中することにしました。
10月中旬にコースを修了してから11月の本番試験までの1ヶ月間ありました。コースで身に付いた学習習慣をその勢いのまま続け、自習で問題集を解きまくり、作文を書き続ける日々を送りました。コースを通して3ヶ月間の学習習慣が身に付いたことで、コースが終わったからといって緩むことなく、勉強を続け、本番へ挑むことができました。

勉強が続かない人こそ「週3回」のDELEコーチングコースを。

吉澤
吉澤

今回、3ヶ月間のDELEコーチングコースを受けていただきました。受講されてみてこのコースはどんな人におすすめだと思いますか?

T.Mさん
T.Mさん

「スペイン語の勉強習慣がない人」や「一人でコツコツ継続して勉強することが苦手な人」にとっては、とても良いコースだと思います。

このコースは、仕組みとして半ば強制的に週3回の授業がスケジュールに組み込まれます。だからこそ、自分の意志の強さに頼ることなく、自然と学習の習慣を身につけることができます。また4技能の対策も偏ることなく、バランスよく進められるのがよいです。

中編のまとめ

仕事で忙しい日々を送りながらも、早朝のレッスンや休日の自習室を使って学習に集中して合格をつかみ取ったT.Mさん。
DELEコーチングコースの入学試験や中間試験の結果から、課題を明確にして、学習カリキュラムを柔軟にカスタマイズするなど、主体的に講師と相談しながら学習を進められたことがわかります。

さて、続く後編(最終回)では、いよいよDELE合格の核心である「具体的な4技能対策」に迫ります! T.Mさんは4技能をどのように対策をされたのでしょうか。

次回もどうぞお楽しみに!

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