「勤労感謝の日」をスペイン語で説明しよう!役立つフレーズや説明文の紹介

(最終更新日 2024/11/21)

「勤労感謝の日」は、働くことへの感謝を示す日本の大切な祝日です。「勤労感謝の日」は、スペイン語ではどのように言うのでしょうか。この祝日がどんな日なのか、スペイン語でどのように説明すれば良いでしょうか?

この記事では、スペイン語で勤労感謝の日を説明する際に役立つ単語や表現を紹介します。

この記事でわかること
・「勤労感謝の日」に関連したスペイン語単語
・「勤労感謝の日」を説明するためのフレーズ

\スペイン語を話せるようになりたいあなたへ/
無料で体験できるオンラインスペイン語会話レッスン

延べ30万回以上レッスンを実施してきたスパニッシモの無料体験レッスンです。

  • 入会金・教材費無料で学習ができる
  • いつでも、どこでも受講ができる
  • グアテマラのネイティブ講師とマンツーマンで学習できる

スペイン語の初心者〜上級者の方まで受講できる
オンラインスペイン語レッスンをぜひ体験してください!


「勤労感謝の日」を理解しよう!

「勤労感謝の日」と聞くと、働くことに感謝する日というイメージが浮かぶかもしれませんが、実はあまり知られていない由来や歴史があります。この日がどんな意味を持ち、どのように過ごされるのか、一緒に理解を深めてみましょう!

「勤労感謝の日」とは?

勤労感謝の日は、日本の国民の祝日の一つで、毎年11月23日です。「国民の祝日に関する法律」には、「勤労をたっとび、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう日」と定められています。

つまり、同僚や上司といった仲間の働きを敬い、お互いに感謝し合い、また、自分自身の働きに対しても「よくやった」と褒めるための祝日です。

「勤労感謝の日」の由来

11月23日は、もともと「新嘗祭(にいなめさい/しんじょうさい)」という祭日で、天皇がその年の収穫に感謝し、翌年の豊作を願う日でした。宮中では、当日に天皇陛下自らが育てた新穀を奉ったあとに、その新穀を召しあがります。このときに神様と一緒に食事ができるのは、天皇陛下のみです。全国各地の神社でも、11月23日に新嘗祭が開催されており、一般参列ができるところもあります。

第二次世界大戦後、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が、祝祭日に関する改変を行い、新嘗祭は廃止されました。戦前の日本では、天皇は神聖視されており、新嘗祭は天皇と密接に結びついていたため、GHQは民主化政策の一環として、国家が特定の宗教行事を支援することがないよう新嘗祭の公的な実施を制限しました。しかし、祝日自体は廃止にはならず「勤労感謝の日」と名前を改め、国民の祝日として制定されることになったのです。

「勤労感謝の日」は何をする?

勤労感謝の日は、毎日働いている両親や友人、同僚に「ありがとう」の気持ちを伝えるためのいい機会です。感謝のメッセージや小さなプレゼントを贈ることもあります。家族や友人と旅行に行ったり、一緒に美味しいものを食べたりして、リラックスした時間を過ごす人もいます。

勤労感謝の日は祝日なので、学校はお休みですが、前後の日に近くの会社や役所を訪れて、働くことについて学ぶ行事を行う学校もあります。子どもたちが実際に大人が働く様子を見たり、仕事を体験したりすることで、働く人たちへの感謝の気持ちが育まれます。

「勤労感謝の日」をスペイン語で説明してみよう!

これから「勤労感謝の日」にまつわる単語やフレーズを紹介します。

ぜひ、紹介する内容を覚えて「勤労感謝の日」を説明できるようになりましょう!

1400円相当のレッスンが無料で受けられる。スパニッシモの体験授業

「勤労感謝の日」に関連する単語

こちらでは、「勤労感謝の日」をスペイン語で説明するために役立つスペイン語単語を紹介します。

スペイン語日本語
El Día de Acción de Gracias por el Trabajo勤労感謝の日
el día festivo nacional国民の祝日
agradecer〜を感謝する
agradecimiento感謝
mutuamente互いに
elogiar褒める、称賛する
uno mismo 自分自身
superior上司
festival de la cosecha収穫祭
Emperador天皇
el Palacio Imperial皇居
santuario神社
El comandante supremo de las potencias aliadas連合国軍最高司令官総司令部
democratización民主化
experimentar体験する

「勤労感謝の日」をスペイン語で説明すると?

こちらでは、「勤労感謝の日」をスペイン語で説明するための例文を紹介します。

「勤労感謝の日」とは?/¿Qué es el Día de Acción de Gracias del Trabajo?

El Día de Acción de Gracias por el Trabajo es uno de los días festivos nacionales de Japón, y se celebra cada año el 23 de noviembre.
(勤労感謝の日は、日本の国民の祝日の一つで、毎年11月23日です。)

Se define como “un día para valorar el trabajo, celebrar lo que se ha producido y agradecernos mutuamente como ciudadanos.
(「勤労をたっとび、生産を祝い、国民が互いにに感謝しあう日」とされています。)

Es decir, es un día para expresar agradecimiento por el trabajo de compañeros y superiores, y también para elogiarse a uno mismo por el esfuerzo realizado.
(つまり、同僚や上司といった仲間の働きに感謝を表し、また、自分自身の働きに対しても「よくやった」と褒めるための祝日です。)

El Día de Acción de Gracias por el Trabajo

「勤労感謝の日」の由来/Origen del Día de Acción de Gracias por trabajo 

El 23 de noviembre originalmente era el día del “Niiname-sai”, un festival de la cosecha.
(11月23日は、もともと「新嘗祭」という収穫祭でした。)

Es una festividad en la que el Emperador agradecía por la cosecha del año y rezaba por una buena cosecha en el próximo año.
(天皇がその年の収穫に感謝し、翌年の豊作を願う日でした。)

En el Palacio Imperial, el Emperador ofrecía los nuevos granos cultivados por él mismo y luego los consumía.
(宮中では、当日に天皇陛下自らが育てた新穀を奉ったあとに、その新穀を召しあがります。)

En este momento, solo el Emperador puede compartir la comida con los dioses. 
(この時に神様と一緒に食事ができるのは、天皇陛下のみです。)

Aún hoy en día, en varios santuarios de todo Japón, también se celebra el “Niiname-sai” el 23 de noviembre.
(現在、全国各地の神社でも、11月23日に新嘗祭が開催されています。)

Después de la Segunda Guerra Mundial, el GHQ (El comandante supremo de las potencias aliadas) cambió los días festivos y el“Niiname-sai” fue abolido.
(第二次世界大戦後、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が祝日を変更し、新嘗祭はなくなりました。)

Antes de la guerra, el Emperador en Japón era considerado una figura sagrada, y el “Niiname-sai” estaba estrechamente relacionado con él. 
(戦前の日本では、天皇は神聖な存在とされ、新嘗祭は天皇と深く関係がありました。)

Por eso, el GHQ, como parte de sus políticas de democratización, limitó la realización pública del “Niiname-sai” para evitar que el estado apoyara eventos religiosos específicos.
(そのため、GHQは民主化を進めるために、政府が特定の宗教行事を支援しないように、新嘗祭の公的な実施を制限しました。)

Sin embargo, el día festivo en sí no fue abolido, sino que se cambió su nombre a “Día de Acción de Gracias por el Trabajo” y se estableció como un día festivo nacional.
(しかし、祝日自体は廃止にはならず「勤労感謝の日」と名前を改め、国民の祝日として制定されることになったのです。)

El 23 de noviembre originalmente era el día del “Niiname-sai”, un festival de la cosecha.

「勤労感謝の日」は何をする?/¿Qué se hace en el Día de Acción de Gracias por el Trabajo?

En el Día de Acción de Gracias por el Trabajo, algunas personas envían mensajes o pequeños regalos a sus padres, amigos y compañeros de trabajo para expresarles su agradecimiento por su esfuerzo diario.
(勤労感謝の日には、毎日働いている両親や友人、同僚に感謝の気持ちを込めてメッセージや小さなプレゼントを贈る人もいます。)

Hay quienes aprovechan el día para viajar con su familia y amigos o disfrutar de una comida deliciosa juntos, pasando un tiempo relajante.
(家族や友人と旅行に行ったり、一緒に美味しいものを食べたりして、リラックスした時間を過ごす人もいます。)

El Día de Acción de Gracias por el Trabajo es un día festivo, por lo que las escuelas están cerradas, pero en algunos colegios, los niños visitan empresas y oficinas cercanas antes o después del día para aprender sobre el trabajo.
(勤労感謝の日は祝日なので、学校はお休みですが、前後の日に近くの会社や役所を訪れて、働くことについて学ぶ行事を行う学校もあります。)

Al ver cómo trabajan los adultos o al experimentar el trabajo de primera mano, los niños desarrollan sentimientos de agradecimiento hacia las personas que trabajan.
(子どもたちが実際に大人が働く様子を見たり、仕事を体験したりすることで、働く人たちへの感謝の気持ちが育まれます。)

まとめ:「勤労感謝の日」をスペイン語で説明しよう!

この記事では、「勤労感謝の日」についてスペイン語で説明するための単語やフレーズを紹介しました。

「勤労感謝の日」をスペイン語で説明することで、日本特有の祝日や文化の魅力を伝えることができるでしょう。また、スペイン語圏の祝日にも労働や感謝に関連するものがあれば、その祝日について尋ねることもできるかもしれません。

こちらで紹介した単語やフレーズを使用して、「勤労感謝の日」について、ぜひスペイン語で話してみてください。

また今回学んだ内容を会話練習したいと思ったら、ぜひスパニッシモの無料体験レッスンをご利用ください。

もし初心者でネイティブとのスペイン語レッスンに不安がありましたら、ぜひスパニッシモの学習相談をお申し込みください。

オンラインスペイン語会話をはじめるならスパニッシモ*

スパニッシモ紹介画像

スペイン語を話せるようになるには、インプットだけでなく、アウトプットとして、学んだことをどんどん練習することが大切です。

スパニッシモに在籍しているグアテマラ人講師とスペイン語を練習して話せるようになりませんか?

スパニッシモとは?

About Naomi

2019年から約1年間グアテマラに在住。海外での生活に興味を持っていたところ、友人の誘いからグアテマラでの生活を始める。グアテマラでは、標高3000mほどに位置する町でボランティア活動をしながら、スペイン語を学習。グアテマラでの生活の中で、ラテンアメリカの明るい国民性が好きになり、現在ラテンアメリカで暮らすことを目標にしている。