- DELE試験の対策で何をすればよいかわからない
- 試験の情報がないため、何から手をつけていいかわからない
- 近くにDELE対策ができる学校がなく、オンラインでの対策がしたい
スパニッシモではDELE試験対策において、こういったお声を多くいただきます。
今回インタビューさせていただいたのは、DELE B1レベルに合格された蝦名 浩平さんです。蝦名さんは大学でスペイン語を専攻されていましたが、卒業後12年間スペイン語から離れていました。そんな彼が再びスペイン語学習を始め、DELE試験の挑戦に向けて、DELEコーチングコースを受講いただきました。
そんな蝦名さんは、DELEコーチングコースをDELE B2レベルでお申し込みいただき、B2レベルの対策から開始されました。しかし、コース受講の途中でレベルを見直し、B1レベルへ変更します。先生とのマンツーマンでの指導を通じて、筆記や口頭試験の対策を強化し、見事にB1レベルの試験に合格されました。
本記事では、コース受講中に受験レベルを変更した経緯や、DELEコーチングコースを受講しての率直な感想を紹介します。
目次
野球と通訳への興味から再スタートしたスペイン語学習
スペイン語学習はいつから始められたのですか?
スペイン語学習は大学時代に始めました。大学ではスペイン語を専攻し、ドミニカ共和国でのホームステイ経験もあります。しかし、卒業後はスペイン語学習を続ける機会がなく、完全に離れていました。再開のきっかけは、野球の通訳に興味を持ったことです。特に、野球選手の通訳にはラテンアメリカなどで活躍する選手が多くいるため、スペイン語の需要が高いと知り、2024年1月から学習を再開しました。
スペイン語学習を再開してから、なぜDELEを受験しようと思ったのですか?
自分のスペイン語能力を国際基準で測るために、DELEの資格は非常に重要だと感じました。また、DELEは語学というスキルを客観的に証明できるので、将来的に仕事でも役立つと考え、受験を決意しました。
2024年7月にDELE受験をされましたが、そのタイミングで受験しようと思ったのはいつ頃ですか?
受験を決意したのは2024年の3月頃で、受験の4ヶ月前です。2024年に入ってからスペイン語の学習を再開し、最初は1日5単語ほど覚えるといった簡単な勉強から始めました。
マンツーマンで弱点を克服、柔軟なスケジュール管理が魅力のDELEコーチングコース
スパニッシモでDELE対策を開始される前は、どんなことで悩まれていましたか?
まず、DELE試験の形式や具体的な対策内容についての情報がほとんどなく、インターネットでも十分に見つけることができませんでした。周りに知っている人もいない状態で、試験対策の進め方も曖昧だったため、どこから手をつければ良いのかが分からず、不安が大きかったです。
スパニッシモのDELEコーチングコースを選んだ決め手は何だったのでしょうか?
最大の魅力は、マンツーマンで受講でき、自分のスケジュールに合わせて日程を調整できることでした。また、私の弱点をピンポイントで修正してもらえる点も非常に魅力的でした。
他のオンラインスペイン語サービスでは、毎回先生を選ばなければならず、先生が変わる不安定さや、希望の時間に受講できないという問題がありました。スパニッシモのコースでは、同じ先生と継続して学べる点が大きな強みでした。
また私は東京に住んでいないため、通学型の学校は選択肢になく、オンラインでの受講が必須でした。スパニッシモでは同じ先生と継続してマンツーマンでわからないことをすぐに相談でき、解決してもらえる点、さらに毎回決まった時間帯に受講できる点が非常に良かったです。
さらに、私は仕事をしているため、学習時間の確保が難しいのですが、日本の早朝5時や6時という時差を利用した時間帯にレッスンを受けられたことがとても助かりました。これにより、忙しい日々の中でもしっかりと学習時間を確保できました。
B2レベルの高い壁とB1レベルへの切り替え
DELEコーチングコースでは、B2レベルで申し込みをされて受講を開始されましたね。B2レベルを選ばれた理由はなぜですか?
大学でスペイン語を学んでいたので、「B2は簡単にいけるだろう」という甘い考えがありました。また、B2レベルであれば、仕事にも役立つと考え、最初はB2で挑戦しました。
しかし、実際にB2レベルの対策を始めてみると、スペイン語学習のブランク期間がながかったため、当時学んでいた内容の多くを忘れていることに気づき、予想以上に難しく感じました。特に、単語や文法の部分で思い出せないことも多く、先生と相談した結果、「レベルを下げて挑戦する方が現実的だ」と判断しました。
蝦名さんの場合、受講途中にレベルを変更される珍しいケースでした。コース開始当初はB2レベルで開始し、中間試験後にB1レベルへ変更されましたね。途中でレベルを変更することで学習に何か影響はありましたか?
最初はB2での挑戦に自信がありましたが、実際に対策を進める中で、自分のスペイン語の実力を過大評価していたことに気づきました。一度設定した目標を下げることには抵抗がありましたが、無理に高いレベルに挑戦して失敗するより、確実に成果を出せる方が長期的に見て良いと考え、B1に切り替えました。
先生からは「DELE B1レベルを受けるなら、B2と対策が全く異なるため、少しでもB1レベルの試験形式に触れておいた方が良い」とアドバイスをいただいたため、コースのレベルをB1レベルに変更していただき、対策を行いました。
DELEコーチングコースで期待通りの対策が実現
スパニッシモのDELEコーチングコースは期待通りでしたか?
はい、思っていた通りに対策をすることができました。
それはよかったです!実際に受講してみて、率直な感想をお聞かせください。
全体的に満足しています。筆記と口頭試験の対策がしっかりできたおかげで、B1試験では良い点数が取れました。その点で、コースの効果を実感しています。
ただ、最初にB2で始めた時は自分のレベルが合格基準に追いついていないと感じていました。今振り返ってみると、Comprensión de lectura、 Comprensión auditivaの技能の成績は低かったので、そこをもっと強化できればさらに良かったと思います。
期待をされていたマンツーマンレッスンや学習スケジュールはいかがでしたか?
マンツーマンのレッスンは非常に良かったです。期待していた通り、マンツーマンの最大の利点は、分からないことがあればその場ですぐに質問できる点だと思います。他の人に気を使わず、自分のペースで学習を進められたことが非常に助かりました。
学習スケジュールにつきましても、朝起きる時間や勉強時間がほとんど同じ時間帯になり、とても良いと感じました。同じ時間に同じことを続けるのは難しいことですが、スパニッシモのコースを通じて習慣化できたのが良かったです。
受験レベルの変更で臨んだDELEB1への挑戦
対策をされて迎えた試験当日はどのようなお気持ちでしたか?
正直、かなり不安でした。元々B2レベルの対策をしていたのに、DELEコーチングコースの後半の授業でB1レベルへ変更したことで、十分な準備ができていないと感じていました。「レベルを変えて挑んで本当に大丈夫なのか、合格できるのか」と、不安を抱えたまま試験に臨みました。
DELE合格がわかったときはどのようなお気持ちでしたか?
正直、驚きました。試験中、特に面接では手応えがなく、「今回はダメだ、次に向けて頑張ろう」と思っていたので、合格の知らせを受けたときは不思議な感覚でした。
後編(蝦名 浩平さんの試験対策方法)へ続く
いかがでしたでしょうか。
後編では、蝦名 浩平さんの行った試験対策を紹介します。ぜひご覧ください。
蝦名さんのように、DELEコーチングコースでは、受講中にレベル変更をされる方もいらっしゃいます。スパニッシモでは、受講者が納得いく形で対策できるよう、ご希望に沿ったサポートを提供しています。もしご自身に合ったレベルがわからない場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
またDELE合格に向けた対策では、自分の学習ペースや弱点に合わせた対策を行うことが重要です。スパニッシモのDELEコーチングコースでは、予約サポートによりご自身のスケジュールに合わせてレッスンを受講いただけます。
なかなか学習習慣を身につけられない場合、ぜひ本コースにてご相談いただけますと嬉しいです。
*スパニッシモのスペイン語の認定試験「DELE」対策講座*
スペイン語の資格試験の合格を目指す場合、スペイン語の実力を伸ばすことはもちろんですが、それぞれの試験にあった対策はとても大切です。
スパニッシモでは、DELE試験に特化した対策コースを提供しております。
DELE試験監督の資格を持つ講師とマンツーマンで対策をすることで、読む、書く、聞く、話すの4技能を総合的に伸ばしていくことができます。
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