(最終更新日 2024/05/15)
ビジネスでは取引先との打ち合わせを行うことがありますよね。
打ち合わせを行う場合、予定を決めるためにアポイントメントの申請をメールや電話などで行います。
スペイン語でアポイントはどのように申請するのでしょうか。
本記事では、スペイン語のビジネスメールでアポイントメントの申請に役立つ表現を紹介します。
目次
スペイン語のビジネスメールでアポイントメント申請に役立つフレーズ
本日紹介するアポイントの申請で役立つフレーズはこちらです。
solicitar una cita
(アポイントメントを依頼する)
Por favor dígame su tiempo conveniente.
(ご都合の良い時間をお知らせください。)
Solicitud de ~
(~の要請、依頼)
El motivo de este correo es ~.
(このメールの理由は ~ です。)
上記のフレーズと関連した内容を以下で紹介します。
なお、スペイン語でのメールの書き方については、以下の記事で紹介しています。
アポイントメントの申請を伝えるフレーズ「Solicitar una cita」
よくアポイントメント(面会や打ち合わせなどの約束)のことを「アポ」と省略して使ったりしますよね。
スペイン語ではアポのことを、「cita(予約、約束)」といいます。
「Cita」と動詞「Solicitar(申請する)」を組み合わせて、アポを申請する表現ができます。
solicitar una cita
(アポを申請する)
動詞「Pedir(頼む)」や「fijar(取り付ける、決める)」も同様に申請をする際に使うことができる単語です。
pedir una cita
(アポをお願いする)
fijar una cita
(アポを予約する)
実際にメールで書く場合は、下記のように使用することができます。
Quisiera solicitar una cita para reunión con Sr.○○.
(○○さんとの打ち合わせのアポを依頼したいのですが。)
「cita」の後に、どんなアポを依頼したいのかを明確にすると、相手も返答がしやすいかと思います。
Quisiera solicitar una cita para reunión con Sr.○○ para presentar nuestro nuevo proyecto
(新企画のプレゼンテーションのため、○○さんとの打ち合わせのアポを依頼したいのですが。)
「Cita」は打ち合わせだけでなく、予約やデートの表現にも使える
「cita」は予約やデートとして使うこともあります。
Doctor Carlos me ha dado cita a las 10 am.
(カルロス医師は、午前10時に予約をとってくれた。)
María tiene una cita con Jaime en cine.
(マリアはハイメと映画館でデートがある。)
相手の都合の良い日時を確認するフレーズ
アポをお願いする際に、日時の指定をすることは大事です。
相手のご都合の良い時間で調整ができる場合は、以下のように伝えることができます。
Por favor dígame su tiempo conveniente.
(ご都合の良い時間をお知らせください。)
しかし、ある程度自分の予定も伝えておくことで、相手も予定を合わせやすくなります。
日程を指定したい場合は以下のように伝えましょう。
¿Podemos fijar la reunión para el [fecha] a las [hora]?”
¿Seria posible fijar la reunión para el (fecha) a las (hora)?
((日付と時間)に打ち合わせの予定を決めることはできますでしょうか?)
例えば、日付と時間を入れた場合、このようになります。
¿Seria posible fijar la reunión para el 30 de Junio a las 15 horas?
(6月30日の午後3時に打ち合わせの予定を決めることはできますでしょうか?)
ある程度相手側の予定に合わせられる場合、時間の指定に幅を持たせることもできます。
¿Seria posible fijar la reunión para el 30 de Junio, después de las 15 horas? Por favor dígame su tiempo conveniente.
(6月30日の午後3時以降に打ち合わせの予定を決めることはできますでしょうか?ご都合の良い時間をお知らせください。)
相手に都合の良い日時を決めてもらい、連絡してもらいたい場合は、動詞「convenir」(好都合である)を使って、下記のように伝えることができます。
en la fecha y hora qué más le convenga
(よりご都合のよい日時で)
según le convenga
(あなたの都合のよいように)
cuando le convenga
(あなたの都合のよい時に)
相手の都合に合わせるときに使ってみてください。
件名で申請事項を伝えるフレーズ「Solicitud de ~」
件名に依頼をしたいことがわかる内容を伝えることで、相手にメールを開いてもらいやすくなります。
そんなときに使えるフレーズがこちらです。
Solicitud de ~
(~の要請、依頼)
例えばアポの申請を送る場合は、メールの件名にこのように書きましょう。
Solicitud de una cita para reunión
(打ち合わせのためのアポ申請)
こちらを件名に記載することで、アポの依頼のメールだとすぐにわかります。
アポ以外でもさまざまな依頼を送る際に使用することができます。
Solicitud de cotización
(見積書の依頼)
Solicitud de entrevista
(インタビュー(面接)の依頼)
Solicitud de empleo
(求人応募の依頼)
何かを依頼したいときは、メール件名に「solicitud de ~」と記載して、わかりやすいメールを書きましょう。
メール送付の理由を伝えるフレーズ「El motivo de este correo es ~.」
メールを書く際は、簡潔でわかりやすいメールが好まれます。
スペイン語のメールでは、本文の書き出しでメールを送付している理由を述べる形式をとる場合もあり、とてもわかりやすいです。
ここでよく使われるフレーズを紹介します。
El motivo de este correo es ~.
(このメールの理由は ~ です。)
「~」の部分には、具体的な理由を述べましょう。
たとえば、打ち合わせのアポの依頼が目的の場合はこのように記載します。
El motivo de este correo es para solicitar una cita de reunión.
(本メールの理由は、打ち合わせのアポをお願いするためです。)
例えば、報告書の提出が目的の場合、
El motivo de este correo es para entregar el informe.
(本メールの理由は、報告書を提出するためです。)
会議の招集が目的の場合、
El motivo de este correo es para convocar una reunión.
(本メールの理由は、会議を招集するためです。)
となります。こちらは本文の冒頭の挨拶によく使われます。
こちらを記載することで、相手にこちらの意図が伝わりやすくなりますので、ぜひ使用してみてください。
スペイン語のビジネスメールでアポイント申請をする例文
今回のビジネスメールでアポイント申請に役立つスペイン語フレーズを使った例を見てみましょう!
Asunto: Solicitud de una cita para reunión
Estimado Sr. Director de Felipe Morales
El motivo de este correo es para solicitar una cita de reunión para presentar nuestro nuevo proyecto en la fecha y hora que más le convenga.
Le agradezco sinceramente su atención.
Quedo a la espera de recibir cualquier tipo de respuesta.
Un saludo cordial.
Atentamente.
Ken Tanaka.
件名:打ち合わせのためのアポイントのお願い
拝啓 フェリぺ・モラレス(部長)様
本メールを差し上げた理由は、ご都合のよい日時で、私どもの新しい企画のプレゼンテーションのための打ち合わせをお願いするためです。
注意を払っていただき、心より感謝いたします。ご返信をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。
敬具
田中ケン
まとめ:スペイン語のビジネスメールでアポイント申請をする表現
本記事では、スペイン語のビジネスメールでアポイントメント申請をするフレーズ、日時調整に役立つフレーズ、アポイントメント申請メールの件名や送付理由を伝えるフレーズを紹介しました。
特にビジネスでは取引先とのやりとりで必ずアポイントメントの申請などをする機会があると思います。ぜひ、今回紹介した内容を参考にご活用ください。
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