(最終更新日 2024/02/28)
- スペイン語検定4級の試験内容がわからない。
- スペイン語検定4級の試験は自分に合っているかな?
- 4級合格に向けた試験対策はどうしたらいいんだろう。
就活や転職でスペイン語レベルの実力をアピールできるといわれる、スペイン語検定4級の試験。スペイン語検定の中では中級レベルに当たります。
ご自身のスペイン語レベル証明の資格として、受験を検討する方も多いです。
しかし、どんな問題が出題されるのか知らない方も多いかと思います。
試験を受ける上で出題される試験内容を事前に把握することは、合格に向けて不可欠です
そこでこの記事では、スペイン語技能検定4級はどのような試験なのか、また出題される設問、2023年ではいつ実施されるのかについて詳しく解説します。
この記事でわかること |
・スペイン語技能検定4級で求められるレベルや文法 ・スペイン語技能検定4級の試験内容 |
できる限りわかりやすくスペイン語検定試験4級についてまとめております。
ぜひ本記事を読んで試験の受験についてご検討ください!
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目次
スペイン語技能検定4級で求められるレベル
スペイン語技能検定4級は中級レベルです。試験合格率は70%程度といわれており、中級レベルといえど、しっかりと対策をすることで合格を目指すことができます。
スペイン語技能検定4級では、以下のようなレベルが求められます。
・自身の予定についてや身の回りのことについてスペイン語で理解することができている。
・直接法〜接続法現在までの文法を理解している。
出題される文法の範囲は、スペイン語検定5〜6級の範囲の文法と過去完了、未来、未来完了、過去未来、接続法現在、命令、受身などです。
過去から未来までの時制を扱うことができ、接続法などの基礎を習得しておく必要があります。
スペイン語技能検定4級はDELE試験A2レベル相当
スペイン語検定4級レベルは、DELE試験のA2レベル相当といわれております。
DELEの資格は国際的に認められており、世界中でスペイン語の実力を証明できる資格です。
DELE試験では4技能(読む、書く、聞く、話す)の対策が必要となるため、スペイン語力を総合的に伸ばしていくことができます。
スペイン語検定4級の対策にも繋がりますので、4級試験の合格を目指される場合は、DELE試験A2レベルの受験も検討してみてはいかがでしょうか。
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スペイン語技能検定4級の配点と合格基準
試験は全部で6つの課題から構成されており、筆記試験とリスニング試験に分かれます。
以下の表は、筆記試験とリスニング試験の課題数と時間、配点の内訳です。
課題数 | 試験時間 | 配点 | |
筆記試験 | 5 | 40分 | 85点 |
リスニング試験 | 1 | 10分 | 15点 |
合計 | 6 | 50分 | 100点 |
合格基準は「満点の70%程度」を獲得することです。
スペイン語技能検定4級の試験内容
スペイン語技能検定4級は6つの課題で出題され、あなたのスペイン語レベルを測定します。問題は日本語で出題されます。
課題1 語彙問題
一つ目の課題は語彙の理解を測る問題です。全10問が出題されます。設問は(1)〜(4)で回答するマークシート方式です。
出題される範囲の時制に関する動詞の活用や数字の読み方、関係詞、前置詞に関する問題が出題されます。
課題2 語彙問題②
二つ目の課題は、日本語文とスペイン語文の翻訳が提示されます。スペイン語の文章には空白があるため、日本語の文章に合う選択肢を選び回答する問題です。全5問出題されます。
日本語で提示される内容の単語をスペイン語で知っているか、また熟語表現や時制の文章構文の理解をしておく必要があります。
課題3 語彙問題③
三つ目の課題は、名詞と形容詞や動詞と名詞の関連についてや成句表現、類語、反語の理解が試されます。全5問の出題です。
こちらも構文はもちろん単語や語彙を覚えておく必要があります。単語学習の際は類語や反意語も合わせて確認しておきましょう。
別記事にて、DELE A2レベル(スペイン語検定4級相当)の単語を紹介しております。
DELE試験のレベルに合わせた記事ですが、スペイン語検定4級の対策にも十分活用できますので、ぜひご覧ください。
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課題4 会話の応対問題
四つ目の課題は、提示される文章の文脈を理解して、適切な単語や文章を選択する問題です。全部で5問出題されます。
課題5 100〜150語程度の読解問題
五つ目の課題は100〜150語程度のスペイン語文章を読み、日本語で書かれている内容と一致しているか否かを選ぶ問題です。全部で5問が出題されます。
長文を読むには、普段からスペイン語で読む習慣を身につけておくことをおすすめします。
例えば、NHK Worldでは日本のニュースがスペイン語で紹介されているため、日本語で理解している内容のニュースをスペイン語で読むことができます。
また少し難易度は高いですが、海外のニュースをスペイン語で読んでもいいでしょう。
スパニッシモですと、授業で使用できる独自教材に読解問題もあります。文章を読み慣れるために教材をご活用いただけます。
課題6 リスニング問題
六つ目の最後の課題であるリスニング問題は、150〜200語程度の2人の会話音声を聞いて、その後の設問に回答します。全部で5問出題されます。
スペイン語を聞き取れるようになるためには、普段から試験のサンプル問題や練習問題を何度も聞いておきましょう。
Podcastなどを使用して、普段からスペイン語音声を聞くこともできます。ご自身のレベルにあった形でスキマ時間を活用して、スペイン語音声を聞いてみてください。
スペイン語技能検定4級のサンプル問題はこちら
スペイン語技能検定4級試験のサンプル問題はこちらからご覧いただけます。
スペイン語技能検定4級の申し込み方法
試験はオンラインで申し込むことができます。
お申し込みはこちらのページをご参照ください。
2024年のスペイン語技能検定試験の日程
スペイン語技能検定は、年2回の開催です。
公共財団法人日本スペイン協会
- 夏季
一次試験 2024年6月23日(日)
二次試験 2024年7月28日(日)- 冬季
一次試験 2024年12月8日(日)
二次試験 2025年1月26日(日)
申し込みは試験日の2〜3ヶ月前から開始し、申込期間や人数が限られていますので、申し込みを検討されている方は、早めの申し込みを心がけましょう!
まとめ:スペイン語技能検定4級試験
スペイン語技能検定4級に合格することで、就活や転職でスペイン語レベルの実力をアピールできるようになります。
そのため試験に向けては、スペイン語でそつなく日常会話ができるレベルまで高めておきましょう!
直接法現在形から接続法現在形までの基礎となる文法の理解や必要となる単語を覚えることで試験合格に繋がります。
ぜひ、今回紹介した内容を参考にスペイン語学習を進めてみてください。
試験対策が一人では難しいと思われる場合…
試験対策を一人でしていくのは大変というお声をよく聞きます。
独学で試験対策をすることも十分可能です。しかし、ふと疑問を持ったとき、独学ですと疑問の解消に時間がかかってしまうこともございます。
スペイン語に関して気になる疑問を解消されたい場合は、ぜひスパニッシモの無料体験レッスンでネイティブの講師との授業を活用してください。
初回レッスンの受講に不安がありましたら、日本人スタッフとの学習相談をお申し込みいただけるとあなたの学習アドバイスをします。
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スペイン語の資格試験の合格を目指す場合、スペイン語の実力を伸ばすことはもちろんですが、それぞれの試験にあった対策はとても大切です。
スパニッシモでは、DELE試験に特化した対策コースを提供しております。
DELE試験監督の資格を持つ講師とマンツーマンで対策をすることで、読む、書く、聞く、話すの4技能を総合的に伸ばしていくことができます。
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