(最終更新日 2023/02/13)
自分のキャリアの延長線として、メキシコ転職にチャレンジしたいと、メキシコキャリア養成講座をご受講された奥村さん。
奥村さんには本講座の中でビジネススペイン語の「電話応対」の内容を学習をしていただきました。本記事では、メキシコキャリア養成講座で登場する「電話応対」の授業をご受講いただいた奥村さんの感想をご紹介します。
目次
相手の顔が見えないからこそ難しい電話応対
今回はスペイン語での電話の応対について学習していただきました。本講座を受けるまでスペイン語での電話で不安や悩みはありましたか?
日本語と同じようにスペイン語でも電話応対でのフレーズがあると思います。
私は以前スペインやペルーに住んでいたとき、電話応対で使われる定番フレーズを知らなかったため、うまくコミュニケーションができなかった経験がありました。最初の15秒で相手に不審に思われてしまい、電話を切られてしまったこともあり、とてもショックでした。
対面でコミュニケーションをする場合、顔が見えることで自分が外国人であることがすぐわかるので相手が配慮してくれることがあります。ボディランゲージも使えます。しかし電話では言葉だけのやりとりなので難易度が高くなります。
確かに相手の顔が見えない状態でのコミュニケーションは難しさを感じますよね。電話応対のフレーズを把握していなかったとのことですが、スペイン語の電話応対の授業を受けたことで不安は解消されましたか?
今回の授業でスペイン語の電話応対の基本的なフレーズを学び、相手に要点をコンパクトに伝えることができるようになりました。
これまでは、自分が使っている表現が的確であるか自信がありませんでしたが、このレッスンのおかげでスムーズに会話できるようになったと思います。
このレッスンの後にスペインの会社に電話をかけて少し複雑な説明をしてアポをとる機会がありましたが、その際自分は何者で、なんのためにそこを訪れ、何を相手にお願いしたいかなど、少ない言葉と的確な言い方で相手に伝えることができました。
これまでは用件の説明に時間がかかっていましたが、授業で便利なフレーズを学んだことで、電話での会話が円滑にできたことが嬉しかったです。
スペイン語の電話応対が簡単になる定番フレーズをおさえた先生との想定練習
スペイン語での電話応対の授業を受けて、自信がついたことはありますか?
まだ稚拙な表現になってしまうこともありますが、授業で繰り返し練習しましたし、学んだフレーズを使うことで少なくともポイントとなる箇所の正しい表現は抑えられているという確信があるので、苦手意識は減りました。
苦手意識が減ったことがわかり、嬉しいです。今回授業を受けていただいてよかった点はどんなことがありますか?
電話応対レッスンでも電話の受け方やかけ方、対応の仕方など色々なシーンに沿った内容を学ぶことができたことがよかったです。
授業で使用する教材には状況別のさまざまな例文がありますが、それがとてもリアルなので、実際のビジネスシーンをイメージして学習ができました。
また教材から垣間見える文化背景がとても興味深かったです。
例えば、スペイン語で「セニョーラ/セニョリータ」っていう敬称があります。これは今自分が住んでいる場所で使われているフランス語では「マダム/マドモアゼル」なのですが、成人してる女性に「マドモアゼル」を使うのは失礼な表現になってしまいます。しかし、メキシコでは成人してる人に「セニョリータ」と呼んで問題はない。こういった文化背景を知れたことも面白かったです。
言語の違いやフレーズなどから文化背景などが垣間見えるのは興味深いですね!電話応対の学習を進めていく上で難しかった点はどんなことがありましたか?
ビジネスシーンを想定しているため、友達との会話では使わないような丁寧な表現が難しかったです。
私はこれまでとても直接的な表現で話していたんだなと気づきました。社会人としてのフォーマルな話し方を学ぶことができてよかったです。
スペイン語の電話応対を攻略する鍵は自分ごとに置き換えて練習できるか!
今後スペイン語の電話応対方法の授業を受けられる方へどのようなアドバイスがありますか?
授業で使用する教材ではビジネスシーンにおける具体的で多様な状況設定がされていてとても興味深いですが、今の自分の環境からは共感しにくいものもありました。
なので、実際に自分がスペイン語を使って働く状況をイメージしながら練習をすると思います。もし自分がそういう状況になったらどのように返答しうるのか、など具体的に想定しながら学習することで内容がより頭に入ると思います。また、習ったフレーズを使って自分が今かけたい電話のシュミレーションを先生としてみる、そしてできれば勇気を出して実際に電話してみるのがいいと思います。
おわりに
今回はメキシコキャリア養成講座を受講している奥村さんのスペイン語の電話応対授業のインタビューをご紹介しました。
インタビューを行った際、スペイン語での電話が緊張してしまうこと、自分の言っていることがなかなか伝わらないところなど、以前私自身が体験したこともあり、とても共感する場面が多かったです。
やはり顔が見えない状態でのコミュニケーションは対面と比べて難易度は高くなります。
しかしながら、奥村さんのようにしっかりと定型文を把握して、使えるようになることで電話でのコミュニケーションも円滑になるのではないでしょうか。
ぜひスペイン語の電話に不安を感じられている方は、メキシコキャリア養成講座またはビジネススペイン語講座で先生と練習をしてみてください!