DELEA2レベルに合格した生徒様に筆記と会話対策の勉強方法を聞きました!

(最終更新日 2023/08/03)

スパニッシモではグアテマラ講師とのSkypeを使ったマンツーマンのスペイン語授業を提供しています。
今回は、そのオンラインでのマンツーマンレッスンを使ってDELE試験対策をされ、見事DELE試験に合格された生徒の方々へ、DELEの試験対策やスパニッシモの授業の活用方法について、インタビューを行いました!

今回は、DELE A2レベルに合格されたK様の試験対策や学習方法についてご紹介します。
(インタビュアー:スパニッシモ 吉澤)

目次

スペイン語を始めたキッカケは中南米への旅!その後、公私両面で、スペイン語をより使えるようになるためDELEを受験!

Q. いつからスペイン語学習を始められましたか?

3年半くらい前ですね。2014年10月くらいです。

Q. スペイン語を初めて学習をしようと思ったきっかけはありますか?

最初のきっかけは大学を休学したときです。休学中に中南米を旅していたときがあって、
初めて訪れた国がグアテマラだったんですよ。そこでスペイン語が全く通じなくて、これは危ないなと思って始めたのがきっかけです。中南米を旅するためにスペイン語を始めたような形ですね。2014年11月から語学学校を探して、アンティグアで2週間ほど、シェラで2ヶ月ほど滞在していました。その後は2015年の3月いっぱいまで中南米を旅しました。

留学で訪れたアンティグア・グアテマラ

Q. 日本に戻られてから、スペイン語の授業は受けられていましたか?

はい、大学の講義で週1回程度の授業を受けていました。

Q. スパニッシモでスペイン語学習をしようと思ったきっかけを教えてください。

社会人になってから、仕事以外に何かに打ち込みたいと思っていたときがあって、色々考えたときに、再度行き着いたのがスペイン語でした。以前にも学んでいたし、いい思い出もある。スペイン語をもう一度やり直してみようかなと思ったことがきっかけです。

あとは、今後の仕事でも使える機会があればいいな、と思っています。
現在メーカーで経理の仕事をしているのですが、英語を使う機会が以前よりも増えていて、スペイン語を使う可能性も、もしかしたらある状況なので、その際に役立てれたらいいかなと。

Q. スパニッシモはどうやって見つけられたのでしょうか

インターネットで調べて見つけました。
オンラインでできるスペイン語サービスを調べて、スパニッシモと他社サービスを見つけて、二つのサービスで無料体験を受講したのですが、スパニッシモの方が雰囲気が自分に合っていたなと思って。
あとは授業の時間50分でちょっと長くて、ちょうどたくさん練習したいからいいかなと思って、スパニッシモを選びました。

Q. 対面で受講できる語学学校もあると思うのですが、スパニッシモを選ばれた理由は何ですか?

そうですね、おそらく私が住んでいる地域にも語学学校はあると思うのですが、やはり自分の好きな時間に簡単にレッスンを受けたかったので、オンラインでの授業を最初から探していました。

Q. DELEを受験しようと思ったきっかけを教えて下さい。

自分が勉強してきたことが、実際どれくらいできるようになったのか、一つの目安を知りたいと思いまして、それで受験しました。
A2を選んだ理由は、スパニッシモで学習中のレベルがA2で、受験するときまでにはA2レベルをすべて学び終わりそうだったので、ちょうどいいくらいのレベルかなと思いました。

次は2018年の11月にはDELE B1レベルを受けようかと思っています。
先に話した会社の状況として、子会社がチリやパナマにあったりするので、DELE B1をもっていると社内でアピールできたら、もしかしたらスペイン語を使う機会を増やせるのではないか、とも思っています。

最終目標としては、B2レベルの合格を目指したいと思っています。
DELE B2レベルですと、一通り自分の言いたいことが言えて、仕事でもプライベートでも不自由なくコミュニケーションができると思うので、そこまでは目指したいですね。

Q. これまでのDELE受験歴を教えて下さい。

大学在学中のときにDELE A1レベル受けて、合格することができました。
次に今回のDELE A2レベルを 2018年5月に受験して合格しました。

過去問を使って傾向を把握!自習では不足しがちな「筆記」「会話」はスパニッシモの先生と一緒に対策!

Q. DELE受験対策としては、どのような勉強をされましたか。

試験の1ヶ月前くらいに過去問買って、それを毎日少しづつ解いていきました。
試験前には5〜6回ほど模擬試験をやって 1冊終わらせるくらいまでやりました。
今回使用した教材は、edelsa社の過去問を使用しました。

これを選んだきっかけは、Amazonですぐに見つかって、問題集よりも過去問を探していたからです。

4技能について、各技能での対策や学習法を教えてください。

①単語の暗記はどのように学習していきましたか?

過去問やっている中で出てきた新出単語を集めて、できるだけ、スパニッシモの会話の中で使うようにしました。単語を集めるのは自分で単語ノートを作って学習してましたね。

DELE A2レベルの対策を始めたときは、半分程度の頻出単語は大学のときに学習したもので、その貯金がありました。なので、新しい単語が出てきたら、単語ノートに書いて練習し、スパニッシモでの授業で会話の中で使ってみようと思うことができましたね。

書く練習だけでなく会話で使うようにしていた理由としては、やはり実際で使うことを想定してですね。書く練習をしてるときって、時間制限をつけなければ、ゆっくり考えることができるし答えることができる。一方、会話だと相手がいるので瞬時に相手の言葉を受け止め、考えて、スペイン語で返事しないといけない。そうなると、ちゃんと覚えてなければ使えないので、新しい単語ほど積極的に使うために会話で練習していました。

②会話の練習についてはどうしましたか?

会話の練習はスパニッシモの授業で行っていました。授業が始まって、会話練習を10〜20分ほどして、その中で文法が正しくないときなどは指摘してもらうようにしていました。これだけで、DELEでの会話はほとんど困らなかったです。

普段からスパニッシモや旅の経験から会話をすることに慣れていたというのもありましたね。そのため、会話で正しい文法や新しい単語を使って話していくことを意識しました。

③リスニングの練習についてはどうしましたか?

リスニングは過去問であまり意識していませんでした。試験の2週間前くらいに、そう言えばリスニングもあるなと思い、学習しましたが、これがなかなか難しかったですね。
思っていたよりも話すスピードが速いんですよね。
話してるスピードに慣れるために、車での通勤中に、リスニング教材を聞き流していました。通勤時間が10分程度なのでリラックスしながら聞くことができ、試験前まではいい日課になってました。

スパニッシモの先生との会話ですと、先生が自動的に自分のレベルに合わせてゆっくりわかりやすく話してくれているのであまり気づかないんですが、リスニングのCDですと一方的にスピードを合わせることなく進んでいくので、耳をネイティブに近いスピードに慣らすには、効果的でしたね。

④長文読解の練習についてはどうしましたか?

長文に関しては、可能な限り多くの問題を解くのが一番大切だと思いました。実際の試験では一問一問にじっくり時間をかけれないので、ある程度大雑把に読んで意味掴んで、解けるようにしていました。文法を見るポイントなどを掴むために、同じ過去問を何度も解きました。
過去問の1周目はゆっくり時間をかけながら解いていき、試験前の2週間くらいからは、時間を設けて時間内で終われるようにやってました。

⑤筆記の練習についてはどうしましたか?

筆記の対策に関しては、先生に見てもらって、添削をしてもらいました。
添削をしてもらうために、事前自己学習で文章を書いておいて、授業中に見てもらいましたね。宿題という形で自分で書いたものを添削してもらうことで、勘違いして使ってる文法や表現の意味が違うなどのフィードバックをもらえたので、それはすごく役に立ちました。

Q. どの技能に一番学習時間を使いましたか?

どの技能というよりも、過去問をひたすら解いていくことに時間を一番費やしました。
過去問で試験の形式に慣れることで自分の苦手な部分を含めてどうやって試験を組み立てるかなどを考えられるのですごく大事ですね。

Q. DELE試験までに対策に充てた学習時間はどれくらいでしたか?

スパニッシモの授業としては、平日は1日1回、週末に2・3回の受講をしていました。
スパニッシモの他では、1日15分くらいで自己学習をやっていました。
1日ですと1時間と15分程度です。

Q. どれくらいの期間学習されたのですか?

私の場合は、試験に関わらずスパニッシモを受講していて、それが5ヶ月ほどです。
DELE対策に特化した学習としては1ヶ月程度です。

Q. DELE対策の勉強をするなかで、スパニッシモのレッスンはどのように活用されましたか。講師になにかリクエストはしていますか。

筆記の添削のリクエストはしましたね。あとは、過去問を解いている中でわからないところは聞いてみたりしていました。
大体メインはスパニッシモアカデミーに沿って学習していました。

Q. ご自身での勉強とスパニッシモのレッスンにて、DELE対策として特に効果的だったことを教えてください。

特に効果的だったのは、先生に添削してもらうことと、過去問をたくさん解いたことですね。添削をしてもらうと、わからないところがクリアになっていく感じます。
過去問は解かないと、試験にも慣れていくことができないですね。

Q. DELEを学習されつつ、他の習い事などもされていましたか?

毎日スペイン語を学習することと、少林寺拳法を週に1回やっています。

スペイン語を勉強することはとても好きで、前に旅行したときは、
「いくらですか?」などの簡単な挨拶や動詞しか使えなくて、現地の人とコミュニケーションを取ることができませんでした。

スパニッシモで勉強していくうちに、不慣れで一方的だった会話が、理解して返事をすることでキャッチボールができるようになりました!スペイン語自体の学習も楽しいですが、実際に現地に住んでいる人と話すことで、彼らの考え方を知ることができて、とても良い経験になりますし、やっていて楽しいなと思います。

以前と自分がどのくらい変わったか、それを知る意味も兼ねてこの前のお盆休み(2018年8月)に休みが取れたので、グアテマラに行きました。学生のときに訪れた、片言しか話せなかった自分とは違って、他愛もない会話や彼らがどう思っているか、など話して理解することができてとても嬉しかったです。

Q. これからDELEを受験される方へアドバイスをお願いします。

とにかく過去問をやることが大事かと思います!まずは形式を掴むことが一番です。
しかし、過去問を自分だけで対策すると、読解やリスニング学習は進んでいくと思いますが、作文や会話は自分一人でやることが難しいと思います。そういう箇所はスパニッシモと一緒に勉強できるので、スパニッシモを活用することで、効率よく対策に使えるのでいいと思います。

ありがとうございました!これからもスパニッシモをよろしくお願いします!

(インタビュー日:2018年8月16日)

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スペイン語の資格試験の合格を目指す場合、スペイン語の実力を伸ばすことはもちろんですが、それぞれの試験にあった対策はとても大切です。

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About Kai Yoshizawa

スパニッシモブログ編集担当 スペイン語ほぼゼロ状態でグアテマラでスペイン語学習。その後スパニッシモで、文法解説動画「Spanish in 3 steps」やビジネススペイン語コーチングコース、メキシコキャリア養成講座などのコース開発他、講師マネジメントや学習者のサポートに従事。 自身のスペイン語学習経験や多くのスペイン語学習者をサポートしてきた経験を踏まえて、すぐに実践できるスペイン語情報をお届けします。