【DELE対策インタビュー】徹底した事前準備とプロの指導のもと挑んだ4技能対策

DELE試験の対策をしているとき、「何をどう勉強すれば伸びるのか分からない」と感じることはありませんか?

今回の記事では、DELEコーチングコースを受講された関さんの具体的な4技能の学習方法に迫ります。

関さんの学習の特徴は、しっかりと準備をした上で、レッスンで積極的に疑問を解決していく能動的な受講姿勢です。

「50分の授業時間を最大限活かすために、事前に自分が言いたいことを準備し、何度も練習した上で臨んでいました」と語る関さん。学習ツールを賢く使いながら、自習で「わからないこと」を浮き彫りにし、授業で講師と疑問を解消していく。

受け身の学習から抜け出し、学習ツールを活用しながら試験対策をされた関さんの、具体的な4技能の対策方法やコースの活用法をお聞きしました。

DELEコーチングコースとは?

DELEコーチングコースは、3ヶ月間のDELE試験対策に特化した短期集中対策講座です。コースの入学試験ではスペイン語のレベルチェックを行い、その結果に基づいてひとりひとりにあった学習カリキュラムが設定され、学習が始まります。この記事では、いずみさんがコース開始時に受けた入学試験、中盤の中間試験の結果や結果に基づいた学習計画、コースの進め方についてお話しいただきます。

DELEコーチングコースの流れ
(DELEコーチングコースの流れです。入学試験や中間試験での結果をもとに、学習プランを立て、受講者に合う試験対策を実現します。)

無理なく毎日続ける1日1時間学習と、試験直前に取り組んだ1日2~3時間の学習スケジュール

吉澤
吉澤

ここからは、具体的な学習方法について詳しくお伺いしていきます。まず、対策期間中の学習スケジュールについて教えていただけますか?

関昭美さん
関昭美さん

DELEコーチングコース受講中は、授業以外で1日1時間程度の学習時間を確保していました。主に授業の課題と、わからなかった箇所の復習が中心です。ただ、本番試験の1ヶ月前からは学習時間を1日2〜3時間ほどに増やし、時間がある限り試験対策に取り組んでいました。

吉澤
吉澤

学習する時間帯などは決めていたのでしょうか。

関昭美さん
関昭美さん

仕事などの兼ね合いもあり、DELEコーチングコースの受講は夜の9時からお願いをして、その後1時間程度復習をすることが多かったです。朝は支度などで時間が厳しかったので、自分にとって無理なく続けやすい夜の時間帯を学習にあてていました。週末も平日と同様に継続し、特に直前の1か月間は週末も空いている時間はすべて学習に注いでいましたね。

吉澤
吉澤

毎日の学習を継続しつつ、最後の1か月はかなりギアを上げて、集中して取り組まれたんですね。

関昭美さん
関昭美さん

そうですね。試験直前は、これまでのDELEコーチングコースで学んだ内容を定着させるために、試験対策本を1冊選び、時間がある限り何回も繰り返し解くようにしていました。

「話せるようになりたい」からこそ見えてきた、リスニングと語彙の課題

吉澤
吉澤

DELEコーチングコースでは、まず最初に現状のスペイン語技能の理解度を把握するための入学試験を受けていただきます。関さんは、その結果をどのように受け止められましたか?

関昭美さん
関昭美さん

正直なところ「やっぱりそうか、全然できていないな」という感想でした。私がDELEに挑戦した一番の目的は、資格取得ではなく「スペイン語をもっと話せるようになりたい」というものだったんです。そのため、自分の思いを口にする「オーラル(口頭試験)」のスキルの現状が、理想には程遠いと感じ、もっと伸ばしたいと思いました。

吉澤
吉澤

そこから、具体的にどのような課題が見えてきたのでしょうか。

関昭美さん
関昭美さん

「話す」ためには、まず相手の言葉を理解できなければ会話が成立しないという、当たり前ですが重要な事実に直面しました。入学試験では、リスニングが予想以上に聞き取れず、何を言っているか分からないという状態だったんです。

吉澤
吉澤

会話の土台として、まずは「聞く力」の不足を痛感されたのですね。

関昭美さん
関昭美さん

そうですね。ただ、自分に何が足りないかは分かっても、具体的にどう鍛えればいいのかという道筋までは見えていませんでした。だからこそ、コースの中でプロの先生と一緒に解決していきたいと強く思いました。

関昭美さんの入学試験結果です。関さんが課題に感じられたのはリスニングとオーラルでした。リスニングについては、他の受講者の平均を超えていましたが、なかなか聞き取れなかったとのことでした。

4技能の基礎を固めながら、語彙力を鍛えた前期学習

吉澤
吉澤

入学試験の結果を踏まえて、前期学習での授業はどのような内容に取り組まれていたんですか?

関昭美さん
関昭美さん

前期はとにかく必死でした。次々と出てくる「知らない単語」を一つひとつ潰していく作業の連続です。試験本番では当然辞書は引けませんし、語彙が足りなければ、相手の話を推測することもできません。「今の語彙力のままでは太刀打ちできない」という強い危機感がありました。

それに、入学試験の結果を改めて見ると、特定の技能だけではなく全体的にまだまだ力不足なのが明らかだったんです。だからこそ、どこかに絞るのではなく、読む・聞く・書く・話すの4技能すべてを満遍なく、基礎から全力で取り組むことにしました。

吉澤
吉澤

4技能満遍なく全力で取り組まれていたのですね。この頃、ご自身の中で学習の手応えはありましたか?

関昭美さん
関昭美さん

正直なところ、当時は「伸びている実感」はほとんどありませんでした。 毎日必死に勉強しているのに、新しい文章を読めばまた知らない単語が出てくる。目に見える変化がなかなか感じられず、もどかしさもありましたね。

先生と相談して決めた「4技能を磨き直す」後期学習のプラン

吉澤
吉澤

前期の学習を終えて、中間試験を受けていただきました。その結果はどのように受け止められましたか?

関昭美さん
関昭美さん

正直なところ、まだ目に見える伸びを実感できていなかったので、「やっぱりそうだろうな(まだ力不足だな)」という受け止めでした。特にオーラル(口頭試験)は、思うように言葉が出てこないもどかしさが強く、ここを一番伸ばしたいと感じました。

関昭美さんの中間試験結果です。オーラルが思うように言葉が出ず、点数が伸び悩んでいたことがわかります。
吉澤
吉澤

その課題を克服するために、後期学習ではオーラルに注力されたのでしょうか? 後期の学習プランをどのように決めたのか教えてください。

関昭美さん
関昭美さん

自分に今何が足りないのか、中間試験の結果をもとに先生と改めて相談しました。オーラルが最大の課題ではありましたが、他の技能もまだ合格ラインには届いていない状態だったんです。そこで、特定の技能に絞るのではなく、改めて4技能をすべて底上げする必要があるという結論になり、先生に4技能を満遍なく学習できるプランを改めて立ててもらい、後期の学習に臨みました。

吉澤
吉澤

弱点に特化した対策ではなく、まずは全体の底上げが必要だと判断されたのですね。

関昭美さんの4技能対策

吉澤
吉澤

ここからは4技能それぞれの対策について伺っていきたいと思います。

読解対策:「わからない単語ばかり」の読解。先生のアドバイスで身につけた文脈の読み解き方

吉澤
吉澤

まずは読解対策についてです。対策を始められた頃は、かなり苦労されたそうですね。

関昭美さん
関昭美さん

はい。最初は知らない単語が次々と出てくるので、とにかく語彙を増やそうと必死でした。でも、覚えたはずの単語を別の文章で見ると思い出せなかったりして、読解のトレーニングは本当にしんどかったです。

吉澤
吉澤

先生と一緒に読解の対策に取り組んでみていかがでしたか?

関昭美さん
関昭美さん

「文脈や表現の組み合わせで意味が変わる」ということを丁寧に教えてもらえた点がとてもよかったです。自分では「この単語はこの意味」と思い込んで読んでいた箇所が、実は文法的な背景で違うニュアンスになる。先生の解説で、点と点が繋がるように文章の構造が見えてきたときは「なるほど!」と理解ができるようになっていきました。

筆記対策:授業時間を「1秒も無駄にしない」。自習で文章の精度を高めた上で臨む先生とのレッスン

吉澤
吉澤

次に、筆記対策について教えてください。具体的にどのように進められていましたか?

関昭美さん
関昭美さん

作文は授業前、まず自分で下書きをしたものをChatGPTで添削し、納得感のある状態にしてから授業に臨むようにしていました。

吉澤
吉澤

先生に見せる前に、事前に自分でできる限り文章をブラッシュアップして準備をされていたのですね。50分の授業時間をどう活用されていたのでしょうか。

関昭美さん
関昭美さん

単純なスペルミスや基礎的な文法修正はAIで済ませていたので、授業では「接続詞の使い方」や「文脈に適した時制の選択」「接続法への書き換え」など、試験で点数を取るための指導を集中的にしていただきました。

吉澤
吉澤

事前準備で軽微な修正を済ませていたことで、加点をするためのより細かな視点や試験ポイントの確認に集中できたのですね。 具体的に先生とのレッスンでは、他にどのような収穫がありましたか?

関昭美さん
関昭美さん

AIではカバーしきれない「試験の評価基準」に沿った指導です。例えば、「この場面なら接続法を使ってこう書き換えると、より自然で加点につながるよ」といったアドバイスを直接いただけます。

AIは時として不自然な表現を提案することもあり、自分ではそれが正しいかを判断できません。先生とのレッスンでは「なぜここではこの表現が最適なのか」という根拠を明確に教えてくれます。プロの視点で、文章構成や適切な言い回しを一つひとつ確認できたのは本当に心強かったです。

リスニング対策:「何度も繰り返し聞いて準備」。自習で見つけた課題をプロの解説で解消する

吉澤
吉澤

次にリスニングについて伺います。どのように対策されていましたか?

関昭美さん
関昭美さん

とにかく「聞く」ことを繰り返しました。1回で聞き取れなければ2回、3回、4回と何度も聞きます。その上で問題の答え合わせをして、どうしてもわからない部分は、必ずトランスクリプション(リスニング音声の文字データ)を見て確認してから、授業に臨んでいました。

吉澤
吉澤

自習の段階で何度も聞いて、わからないところを明確にしてから授業に参加されていたのですね。実際のレッスンでは、先生とどのように進められたのでしょうか。

関昭美さん
関昭美さん

先生と一緒に回答を確認した後、トランスクリプション(音声の書き起こし)をじっくり読み込んでいきました。単に正解を確認するのではなく、聞き取れなかった箇所を先生がピックアップして、「なぜここは聞き取りにくいのか」「どういう表現が使われているのか」を丁寧に解説していただいたんです。

吉澤
吉澤

自習で聞き取れない箇所を特定していたことで、授業では「なぜ聞き取れなかったのか」という理由や背景まで、先生と一つひとつ確認できたのですね。

関昭美さん
関昭美さん

はい。文字を見ながら先生の解説を聞くことで、「あ、こういうことだったんだ」と、わかるようになっていきました。独学での対策だけですと「聞き取れなかった」という事実だけで終わってしまうこともあります。しかし、先生がいることで「なぜ聞き取れなかったのか」「どういう表現が使われていたのか」という背景を理解することや、ネイティブ特有の音の繋がりまで確認できたのはとても良かったです。

口頭試験対策:徹底した事前準備とDELEの評価基準に沿った先生の指導で会話力を磨く

吉澤
吉澤

最後に、関さんが最も伸ばしたいと考えていた「オーラル」について伺います。どのように対策を進められましたか?

関昭美さん
関昭美さん

授業前に、設問を確認をして、設問に対して自分が言いたいことをまとめるところから始めました。言いたいことがまとまったら、ChatGPTの音声入力を使って実際に録音しながら話してみて、文字起こしをします。その文字起こしをもとにAIで添削してもらい、自分なりに調整して原稿を作成しました。その原稿を何度も口に出して「何も見ずに話せる」まで練習してから授業に臨むようにしていました。

試験直前はより本番試験に近づけるため、事前に2〜3分でノート左上の箇所を準備され、レッスンに臨まれていたとのことです。
吉澤
吉澤

授業は練習の場というよりは、練習してきた成果を先生と確認する場と捉えて、徹底的に準備されていたのですね。

関昭美さん
関昭美さん

はい。実は、最初の授業に何も準備せず臨んだら、全く言葉が出てこなくて「これはダメだ」と痛感したんです。

授業では、私が設問に対して話した内容を先生がその場でタイピングして、話したことを文章に書き起こしてくれます。それを一緒に見ながら、「ここはこの接続詞を使うと論理的になる」といったフィードバックを細かく受ける流れです。

ただ、授業中に一から書き起こしてもらうと、どうしてもその書き起こしの作業に時間が取られてしまいます。そこで、50分の授業時間を最大限活かすためには、自分の言いたいことは事前にAIを使って書き起こし、何度も練習した上で臨んでいました。そうすることで、授業では表現へのブラッシュアップや、実戦的な受け答えの練習にさらに時間を割けるようになりました。

吉澤
吉澤

徹底した準備をしたからこそ、授業ではプロの講師だからこそできる「DELEの評価基準に沿った指導」に集中できたのですね。

関昭美さん
関昭美さん

はい、先生から、接続詞や接続法を使って「より論理的に構成を組み立てる」ための指導をしてくださいました。当時は「もっと自然な日常会話を学びたいのに」という葛藤もありましたが、試験で評価されるには、こうした「型」を身につけることが不可欠だと思います。ただ話すだけではなく、「試験ではどこが見られているのか」という評価基準を理解した上で練習を重ねられたことは本当にありがたいことだったなと思います。

口頭練習の中で接続詞を使うために、接続詞のメモをいつでも見られるようにテーブルに挟んでいたとのこと。

スペイン語で一歩先に進めていないと感じている人こそおすすめのDELEコーチングコース

吉澤
吉澤

DELEコーチングコースを受講されて、どのような方におすすめしたいと感じましたか?

関昭美さん
関昭美さん

スペイン語の勉強を続けているけれど、なかなか一歩先に進めない、壁にぶつかっていると感じている人には、ぜひこのコースの受講をおすすめしたいです。

DELEコーチングコースの挑戦は、「学習の停滞期」を打破する大きなきっかけになります。

吉澤
吉澤

DELEコーチングコースの受講が学習の停滞感を突破するきっかけになるのですね。ちなみに、受講されている中で、どのような壁にぶつかりましたか?

関昭美さん
関昭美さん

私は最初一つ上のB1レベルの対策に挑戦していましたが、B1レベルの単語との格闘の中でだんだん学習が楽しくなくなってしまい、「このままではスペイン語自体が嫌いになりそうで本末転倒だ」と悩んで、一時期は勉強をやめてしまったんです。ですが、試験の申し込み締め切りが迫ったとき、「せっかく費用と時間をかけて準備してきたのだから」と思い直し、A2レベルへの切り替えを決断しました。

結果として、B1対策での学びが役に立ち、切り替えてからはまた楽しくA2の対策に励むことができました。特に、本番の口頭試験(オーラル)で満点を取ることができたのは、B1対策の段階で先生から試験のポイントを熱心にご指導いただいたおかげです。

「A2レベル合格」という結果を得ることでさらに学習のモチベーションが上がり、「スペイン語をもっと頑張るぞ」という前向きな気持ちになれました。

吉澤
吉澤

最後に、これからDELEに挑戦する方へアドバイスをお願いします。

関昭美さん
関昭美さん

日常で使うスペイン語の多くは、A2レベルに凝縮されていると感じます。そのため、試験対策を通してそこを改めて丁寧に学び直せたことは、私自身のこれまでの学習の復習にもなり、結果としてスペイン語の自信に繋がりました。

ぜひ、みなさんも自分の今のレベルをしっかり把握した上で、「自分が何のためにスペイン語を学んでいるのか」という目標に照らし合わせて、DELEの準備を始めてみてください。

おわりに

後編では、関さんが試験合格までに行った試験対策に焦点を当ててお話を伺いました。

何より参考にしたいのは、AIなどを活用しながらも、単に答えを確認するだけで終わらせない関さんの学習姿勢です。先生との授業に向けて、確認したい点や疑問点をあらかじめ明確にするなど、徹底した準備を行い、レッスンを最大限に活用して理解を深めようとされていました。

「自分でできることは事前に済ませ、授業ではプロの講師の知見を積極的に取りに行く」。この能動的な学習姿勢こそが、試験合格という成果だけでなく、スペイン語に対する確かな自信に繋がったのだと感じさせられました。

「勉強しているのに、なかなか一歩先に進めない」

そんな壁にぶつかっている方にとって、関さんの「話せるようになりたい」という目標に向けての学習の姿勢や取り組みは、現状を打破するヒントになるのではないでしょうか。

スパニッシモのDELEコーチングコースでは、関さんのように目標に向かって進むあなたを、プロの講師陣が全力でサポートいたします。

DELEへの挑戦を検討されている方は、ぜひ一度、スパニッシモにご相談ください!

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スペイン語の資格試験の合格を目指す場合、スペイン語の実力を伸ばすことはもちろんですが、それぞれの試験にあった対策はとても大切です。

スパニッシモでは、DELE試験に特化した対策コースを提供しております。

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