(最終更新日 2026/01/30)
メキシコ旅行の準備中、「日本の充電器はそのまま使える?」「変圧器は必要?」と調べている方へ。
この記事では、メキシコの電圧(標準は127V/60Hzとされることが多い)とプラグ形状(A/Bタイプ)を整理し、機器ラベルのInput表記をもとに、使えるかどうかを1分で判断できるチャートとともに解説します。
先に答え:メキシコの電圧・周波数・プラグ
メキシコの標準電圧は127V・60Hz、プラグはAタイプとBタイプが主流です。
電圧は日本(100V)との差があるので、まず充電器や家電のラベルで「Input:100–240V」等を確認してください。
対応外なら変圧器を検討してください。(特に高消費電力のドライヤーは変圧器が必要な場合が多いです)。
【注意】 情報源により110V表記もあるため、最終判断は「機器ラベル」で行うのが安全です。
※一部のモーター式機器や時間基準に依存する機器は周波数(60Hz)の影響を受けることがあるため、取扱説明書も確認してください。
変圧器/変換プラグの判定チャート で確認!
変圧器と変換プラグが必要か、簡単に判定できるチャートを作成しました。
最終判断は機器ラベル(Input/対応電圧)でしてください。
迷ったらResult Cのとおりメーカーへ問い合わせをして変圧器使用の可否を確認ください。

110Vと127V、どっちの電圧が正しいの?答えはどちらも正しい
メキシコの電圧を調べると、「110V」と書かれた記事と「127V」と書かれた記事が混在しています。
どちらが正しいのか、迷う方も多いでしょう。筆者も両方の電圧の記載に遭遇したことがあります。
結論から言うと、両方の表記が使われているのが現状です。
表記が分かれる背景
- 127Vが標準とされることが多い:多くの情報源で、メキシコの電圧は127Vと記載されています [1]
- 「110V」表記も広く使われている:旅行サイトや古い情報では110Vという表記が残っています [2][3]
- 情報源により表記が異なる:地域や建物の設備状況により異なることがあるとされています [4]
どちらも正しいので、お手持ちの機器の対応電圧を確認
電圧表記が異なることは実際にありますので、「メキシコは○○V」と断定するよりも、お手持ちの機器ラベル(Input/対応電圧)を確認するのが確実です。
多くのスマホ充電器やノートPCアダプターは「100-240V」対応。対応範囲内のため、使用できることが多いです。
一方、日本国内専用の製品(100V専用)は、どちらの電圧でも対応範囲外となる可能性があります。
変換プラグは必要?A/Bタイプと「不要になりやすいケース」
メキシコのコンセント形状
メキシコで使われているコンセントは、主に以下の2タイプです。
プラグのTypeAは日本と同じ型です。

プラグのTypeBはこちらの形です。

筆者の中南米生活を踏まえてのポイント

筆者がメキシコに着いて、最初にスマホを充電しようと思って迷ったのが、「日本の2ピンプラグ(Type A)って、3穴のコンセント(Type B)にそのまま挿していいの?」という点でした。
見た目が違うので一瞬ひるむのですが、実際はType Bのコンセントの差し込み口がType Aと同じ形になっていることが多く、スマホ充電器とパソコンはそのまま使える場面が多かったです。
ただし、2ピンのままだとアースは取れないので、アース前提の機器は注意。挿し込みが固い口もあったので、無理に押し込まず別の口を試すのが安全でした。
日本の電化製品を持っていく場合、変換プラグが不要になるケースは多いです。ただし、宿泊先や施設によってはコンセントの状態が異なる場合も。心配な方はマルチタイプの変換プラグを1つ持っておくと安心です。
変圧器が必要かはここで決まる:Input表示の見方(3ステップ)
変圧器が必要かどうかは、機器に記載されている「Input」または「対応電圧」の表示で判断できます。以下の3ステップで確認しましょう。
Step 1:機器本体または充電アダプターを確認
スマホの充電器、ノートPCのACアダプター、ドライヤー本体などに、小さな文字で「Input」や「入力」と書かれた表記があります。
確認する場所
- 充電器の側面や裏面
- ACアダプターのラベル
- 機器本体の底面や背面
Step 2:対応電圧の範囲を読む
ラベルに記載された電圧表示を確認します。
「Input: 100-240V」または「AC100V〜240V」の場合 → 世界中の電圧に対応。メキシコでも変圧器なしでそのまま使用可能(図のResult A) ※変圧器は不要ですが、プラグ形状がAタイプに対応しているか(図のQ3)も確認してください。
「Input: 100V」または「AC100V」のみの場合 → 日本国内専用。メキシコでは変圧器が必要(図のResult B)
Step 3:判定結果に応じて準備
【100-240V と表示されている場合】
- 判定:◎ そのまま使える(Result A)
- 対応:変圧器不要 → 次にプラグ形状を確認(図のQ3へ)
【100V のみと表示されている場合】
- 判定:× 変圧器が必要(Result B)
- 対応:変圧器を用意 or 海外対応品を購入
- ※高ワット数機器はメーカーへ問い合わせ(使用可否を確認)
【上記以外・不明の場合】
- 判定:△ 要確認(Result C)
- 対応:メーカーへ問い合わせ(変圧器使用の可否を確認)
※判定は目安です。メーカーの取扱説明書も併せてご確認ください。
スパニッシモ編集部メモ:Input表記で迷う「3つの落とし穴」
旅行前にInput表記を確認しようとして、「あれ、どこを見ればいいの?」と手が止まる方は少なくありません。
編集部がよく聞く「つまずきポイント」を3つ共有します。
1. 「100–240V」は「充電器側」に書いてある
スマホ本体やPC本体には電圧表記がないことがほとんど。
確認すべきは充電器やACアダプターのラベルです。
本体ばかり見て「書いてない!」と焦る前に、ケーブルの根元にある四角い箱(アダプター)を裏返してみてください。
2. 「100V」が「単独」かどうかがポイント
「100–240V」など範囲で書かれていればOK(図のResult A)。
一方、「100V」とだけ書かれている場合は日本専用の可能性が高いです(図のResult B)。
判断に迷ったら、メーカーへ問い合わせ(変圧器使用の可否を確認)するのが確実です(図のResult C)。
3. 文字が小さくて読めないときの対処法
旅行前夜に慌てて確認しようとすると、文字が小さすぎて読めないことも。
そんなときはスマホのカメラで撮影して拡大するか、懐中電灯(スマホのライトでOK)で照らしながら確認すると見やすくなります。
機器別:メキシコで「そのまま使える、もしくは要注意」
【そのまま使えることが多い機器】
スマートフォン・タブレットの充電器
- ほとんどが100-240V対応
- そのまま使える場合が多い
ノートパソコンのACアダプター
- グローバル対応が標準的
- Inputラベルで確認を推奨
デジタルカメラの充電器
- 多くが海外対応
- コンパクトタイプも対応製品が増えている
電動シェーバー(充電式)
- 海外対応モデルが主流
- 製品により異なるため要確認
モバイルバッテリー
- USB充電のため電圧は関係なし
- 充電器側の対応電圧を確認
【注意が必要な機器】
ヘアドライヤー
- 日本国内向けは100V専用が多い
- 消費電力が大きく、変圧器も大型が必要
- 海外対応ドライヤーを持参するか、現地調達が現実的
- ※高ワット数機器(ドライヤー等)は、変圧器の可否も含めてメーカーへ問い合わせ(使用可否を確認)が安心です
ヘアアイロン・コテ
- 100V専用モデルが多い
- 海外対応製品の購入を検討
炊飯器・ホームベーカリー
- 基本的に100V専用
- 長期滞在以外は持参不要
電気ケトル
- 日本製は100V専用がほとんど
- 現地のホテルで借りる or 現地調達
ドライヤー問題の現実的な解決策
日本のドライヤーをメキシコで使うには、消費電力に対応した大型の変圧器が必要です。ドライヤーは1000W以上の消費電力があるため、変圧器もかなり重くなり、旅行には不向きです。
おすすめの対処法
- 海外対応(100-240V対応)のドライヤーを購入する
- ホテルに備え付けのドライヤーを使う
- 現地で安価なドライヤーを購入する
忘れた!足りない!:現地・空港・ホテルでの現実的な対応
変換プラグや変圧器を忘れた場合、現地でも対処できる可能性があります。
空港で調達
メキシコの主要空港(メキシコシティ国際空港、カンクン国際空港など)には、トラベル用品を扱うショップがある場合があります。変換プラグや簡易的なアダプターを購入できることもありますが、在庫状況や価格は店舗によって異なります [7]。
ホテルで対応
変換プラグの貸し出しサービスを行っているホテルもあります。チェックイン時にフロントで確認してみましょう。
¿Tiene un adaptador de enchufe que pueda prestarme?
(変換プラグを貸していただけますか?)
家電量販店で購入
メキシコシティやカンクンなどの都市部には、家電量販店やショッピングモールがあります。変換プラグや海外対応のドライヤーなどを現地で購入することも可能です。
充電スポットを活用
空港のゲート付近、カフェ(スターバックスなど)、ショッピングモールには充電スポットが設置されていることが多いです [8]。ただし、貴重品の管理には十分注意してください。
FAQ
筆者の経験と、よくある質問をまとめました。
- メキシコの電圧は110Vと127V、どちらが正しいですか?
- 多くの情報源では127Vが標準とされていますが、「110V」という表記も広く使われています。情報源により表記が異なるため、お手持ちの機器の対応電圧(Input表示)で判断するのが確実です。
- 日本のスマホ充電器はそのまま使えますか?
- 多くの場合、そのまま使えます。充電器のラベルに「Input: 100-240V」と記載されていれば、変圧器なしで使用可能です(図のResult A)。出発前に確認しておきましょう。
- 変換プラグは必要ですか?
- 多くの場合は不要です。メキシコのコンセントはタイプAかBで、日本のAタイプのプラグはそのまま差し込めることが多いです(図のResult D)。
Bタイプ(3穴)でも、上部の2穴はAタイプと同じ形状。ただし、Aタイプでない機器はAタイプに変換できる変換プラグが必要です(図のResult E)。念のためマルチタイプを1つ持っておくと安心です。
- ドライヤーを持っていきたいのですが、変圧器は必要ですか?
- 日本のドライヤー(100V専用)を使う場合は変圧器が必要です(図のResult B)。ただし、ドライヤーは消費電力が大きいため、対応する変圧器も大型で重くなります。高ワット数機器はメーカーへ問い合わせ(使用可否を確認)も検討を。海外対応ドライヤーの購入か、ホテルの備え付けドライヤーの利用がおすすめです。
- メキシコの電圧は安定していますか?
- 電圧の安定性は、施設・地域・建物によって異なります。主要なホテルやリゾート施設では比較的安定しているとされる一方、場所によっては変動があるという情報もあります [9]。精密機器を長時間使う場合は、サージプロテクター付きの電源タップがあると安心です。
- 変圧器を忘れた場合、現地で買えますか?
- 空港のショップや都市部の家電量販店で購入できる場合があります。ホテルによっては貸し出しサービスもあるので、フロントで確認してみてください。
- iPhoneやMacBookはそのまま使えますか?
- Apple製品の純正電源アダプタは100V〜240Vに対応しているため、メキシコでそのまま使用できます。変圧器は不要です [10]。
- 「変換プラグ」と「変圧器」の違いがよく分かりません
- 混同しやすいポイントなので、整理しておきましょう。
変換プラグ
・役割:コンセントの”形”を合わせる
・電圧は変えない
・メキシコはA/Bタイプなので、日本のAタイププラグはそのまま使えることが多い(図のResult D)
・Aタイプでない場合はAタイプに変換できる変換プラグが必要(図のResult E)
変圧器:
・役割:”電圧”を変える
・必要かどうかは、機器のInput表記で決まる
・「100-240V」対応なら不要(図のResult A
迷ったら、まず機器のInput表記を確認。「100-240V」と書いてあれば変圧器は不要で、プラグ形状だけ気にすればOKです。それでも判断がつかない場合は、メーカーへ問い合わせ(変圧器使用の可否を確認)しましょう(図のResult C)。
旅のスペイン語:ホテルで使える充電・コンセントのフレーズ
旅行先でスマホの充電が切れそうなとき、ホテルのスタッフに頼む場面で使えるフレーズをいくつかご紹介します。
¿Me podría prestar un cargador?
(充電器を貸していただけますか?)
¿Podría decirme dónde puedo cargar mi celular?
(携帯電話はどこで充電できるか教えていただけますか?)
El enchufe de mi habitación no funciona.
(部屋のコンセントが使えません。)
旅先でのちょっとした困りごとも、スペイン語で伝えられると解決がスムーズです。
まとめ
今回はメキシコの電圧・コンセント事情と、変圧器・変換プラグの要否を判断する方法をご紹介しました。
機器のInput表記を確認し、「100-240V」なら変圧器不要、プラグ形状がAタイプなら変換プラグも不要というシンプルな判断基準を理解していただけたかと思います。
旅行先でホテルスタッフに充電器やプラグを借りたい場面など、スペイン語での依頼表現を実践練習されたい場合は、スパニッシモのビジネススペイン語コーチングコースをご利用ください。旅行シーンに沿ったロールプレイをネイティブ講師と行うことができ、現地でのコミュニケーションへの自信につながるはずです!
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