スペイン語の再帰動詞とは?初心者でもわかる使い方と例文一覧

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(最終更新日 2026/06/15)

スペイン語の再帰動詞とは、「動作をする人」と「動作を受ける人」が同じになるときに使う動詞です。
me・te・se などの再帰代名詞を動詞とセットにして作り、Me lavo la cara(顔を洗う)、Me llamo María(私の名前はマリアです)のように、毎日の生活習慣や自己紹介でとても頻繁に登場します。
仕組みさえつかめば、難しい文法ではありません。

この記事では、再帰動詞の作り方(再帰代名詞+動詞)、使う3つの場面(自分自身への動作・一日の生活習慣・感情や状態の変化)、再帰代名詞を置く位置、そして再帰形になると意味が変わる動詞まで、表と例文で整理します。
朝起きてから夜寝るまでの会話で、そのまま使える表現が身につきます。

先に結論:スペイン語の再帰動詞

この記事の結論
再帰動詞とは? 動作をする人と動作を受ける人が同じになるときに使う動詞です。me / te / se などの再帰代名詞を動詞の前に付けて使います(例:me lavo=自分を洗う)。
どうやって作る? 再帰代名詞(me te se nos os se)+動詞の2パーツを組み合わせます。me lavo / te lavas / se lava のように人称に合わせて変化させます。
どんな場面で使う? 主に3場面です。自分自身への動作(顔を洗う/服を着る)、一日の生活習慣(起きる/寝る/シャワー)、感情や状態の変化(楽しむ/心配する)。
再帰代名詞はどこに置く? 通常は動詞の前(Me levanto temprano)。不定詞では不定詞の後ろ(levantarme)か最初の動詞の前(Me quiero levantar)の2通り、命令形は動詞の後ろ(¡Levántate!)です。

スペイン語の再帰動詞って何?超わかりやすく解説!

まずは日本語で考えてみよう

「私は顔を洗う」という文を考えてみましょう。

誰が洗うの? → 私

何を洗うの? → 私の顔

つまり、「洗う人(主語)」と「洗われる物(目的語)」が、どちらも「私」なんですね。

このように、動作をする人と動作を受ける人が同じになる場合、スペイン語では「再帰動詞」を使います。

再帰動詞の作り方。2つのパーツを組み合わせよう!

スペイン語の再帰動詞は、2つの重要なパーツを組み合わせて作ります。
料理に例えると、メインの具材(動詞)と味付けの調味料(再帰代名詞)のようなものです。

1つ目のパーツ:再帰代名詞

再帰代名詞には以下の6種類があります。

再帰代名詞意味
me私が〜する
teあなたが〜する
se彼/彼女が〜する
nos私たちが〜する
osあなたたちが〜する
se彼ら/彼女らが〜する

2つ目のパーツ:動詞

基本となる動詞です。

  • lavar (洗う)
  • vestir (着る)
  • llamar (呼ぶ)など

組み合わせ方

この2つを組み合わせることで、再帰動詞の表現が完成します!

再帰動詞の表現の作り方

例えば「洗う(lavar)」の場合

me + lavo = me lavo(私は[自分を]洗う)

te + lavas = te lavas(あなたは[自分を]洗う)

se + lava = se lava(彼/彼女は[自分を]洗う)

辞書では動詞の最後に「-se」をつけた形(lavarse)で表示されますが、実際に使うときは上記のように2つのパーツに分けて使います。

これは、ちょうど日本語で「顔を洗う」という一つの動作を表現するのに、「顔」と「洗う」という2つの言葉を使うのと似ています。スペイン語の再帰動詞も、「誰が」と「どうする」を組み合わせて一つの動作を表現するのです。

なぜ「再帰」というの?

「再帰」という言葉は「戻ってくる」という意味です。

つまり:

動作が出発点(動作する人)から

目的地(動作を受ける人)に向かって行って


その目的地が出発点と同じ人

だから「再帰」(戻ってくる)と呼ばれているんです!

再帰動詞が必要な場面って?

主に3つの場面で使います。

自分自身に対する動作

顔を洗う

服を着る

髪をとかす など

一日の生活習慣

起きる

寝る

シャワーを浴びる など

感情や状態の変化

楽しむ

悲しくなる

心配する など

再帰代名詞の基本

再帰動詞を使うためには、まず再帰代名詞を覚える必要があります。
以下の表で、人称ごとの再帰代名詞をまとめてみましょう。

人称再帰代名詞例(levantarse:起きる)
yo (私)meme levanto
tú (あなた)tete levantas
él/ella (彼/彼女)sese levanta
nosotros (私たち)nosnos levantamos
vosotros (あなたたち)osos levantáis
ellos/ellas (彼ら/彼女ら)sese levantan

日常生活でよく使う再帰動詞をマスターしよう

毎日の生活の中で使う代表的な再帰動詞をご紹介します。
これらの動詞は、スペイン語の会話で頻繁に登場します。

朝から夜までによく使う再帰動詞表

再帰動詞意味例文日本語訳
despertarse目覚めるMe despierto a las 66時に目覚めます
levantarse起きるSe levanta temprano彼は早く起きます
lavarse顔や手を洗うMe lavo la cara顔を洗います
ducharseシャワーを浴びるMe ducho por la mañana朝シャワーを浴びます
peinarse髪をとかすSe peina el pelo彼女は髪をとかします
vestirse服を着るNos vestimos rápido私たちは急いで服を着ます
acostarse寝るMe acuesto a las 1111時に寝ます

これらの動詞は、まさに私たちの日常生活そのものを表現していますね。

感情や状態を表す再帰動詞

日常の動作だけでなく、感情や状態の変化を表現する際にも再帰動詞は重要な役割を果たします。

再帰動詞意味例文日本語訳
sentirse感じるMe siento feliz幸せを感じます
encontrarse~の状態である¿Cómo te encuentras?調子はどう?
ponerse~になるSe pone triste彼は悲しくなります
quedarse~のままでいるMe quedo en casa家にいます
preocuparse心配するNo te preocupes心配しないで

意味が変わる面白い再帰動詞

同じ動詞でも、再帰形になると意味が大きく変わることがあります。
これは、スペイン語の表現の幅を広げる重要なポイントです。

基本形意味再帰形新しい意味
dormir眠るdormirse眠りにつく
ir行くirse去る
llamar呼ぶllamarse~という名前である
parecer~のように見えるparecerse~に似ている

実践的な会話の中で使ってみよう

再帰動詞は実際の会話の中でどのように使われるのでしょうか?
いくつかの典型的な場面を見てみましょう。

朝の日課を話す場面

「私は毎朝6時に起きて、顔を洗って、シャワーを浴びます」

Me levanto a las seis, me lavo la cara y me ducho.

体調を尋ねる場面

「調子はどう?」「少し疲れています。」

¿Cómo te encuentras? – Me siento un poco cansado.

自己紹介の場面

「私の名前はマリアです」

Me llamo María.

再帰動詞を使う場合の注意点

再帰動詞を使う際の大切なポイントをいくつかご紹介します。

1. 再帰代名詞の位置に注意

再帰代名詞をどこに置くかは、使う形によって変わります。

通常は動詞の前に置きます。

Me levanto temprano.

(私は早く起きる)


再帰動詞を不定詞(〜することという形)で使うとき、再帰代名詞は2つの場所に置くことができます。

①不定詞の後ろにつける
Quiero levantarme temprano
(直訳:私は望む + 起きること + 私自身を + 早く)

②最初の動詞の前に置く
Me quiero levantar temprano
(直訳:私自身を + 私は望む + 起きること + 早く)

どちらの言い方も同じ意味で、話者の好みで選べます。
ただし、口語では2番目の形(Me quiero levantar)の方がよく使われる傾向にあります。

命令形の場合は動詞の後ろに付ける

¡Levántate!(起きて!)

2. 感情や状態の表現方法

スペイン語で感情や状態を表現する場合、3つの主な方法があります。
再帰動詞が適切なときもあれば、違う表現が適切な場合があるのでそちらを紹介します。

sentirse + 形容詞:主観的な感情を表現します。

Me siento feliz(幸せを感じる)

Me siento cansado(疲れを感じる)

estar + 形容詞:客観的な状態を表現します。

Estoy feliz(幸せだ)

Estoy cansado(疲れている)

ponerse + 形容詞:状態の変化を表現します。

Me pongo nervioso(緊張してくる)

Me pongo triste(悲しくなる)

ただし、感情表現によって自然な言い方が決まっているものもあります。

例えば:

enfadarse(怒る)

preocuparse(心配する) などは、主に再帰動詞で表現します。

初めのうちは、よく使われる表現をそのまま覚えていくのがおすすめです。
使いながら、少しずつニュアンスの違いを理解していきましょう。

よくある質問

スペイン語の再帰動詞について、皆さんからよく寄せられる質問にお答えします。
基本的な概念から使い方まで、具体例を交えて解説していきましょう。

スペイン語の再帰動詞とは何ですか?
再帰動詞は、自分自身に対する動作を表す動詞です。動詞の前に再帰代名詞(me, te, se など)をつけて使います。例えば、lavarse(洗う)、vestirse(服を着る)などが代表的な再帰動詞です。
スペイン語で「起きる」「寝る」は再帰動詞ですか?
はい、「起きる」はlevantarse、「寝る」はacostarseで、どちらも代表的な再帰動詞です。Me levanto a las 6(6時に起きます)、Me acuesto a las 11(11時に寝ます)のように使います。
再帰動詞の活用方法を教えてください
再帰動詞は、再帰代名詞(me, te, se, nos, os, se)と動詞を組み合わせて活用します。例えば、lavarse(洗う)の場合:me lavo(私は洗う)、te lavas(あなたは洗う)、se lava(彼/彼女は洗う)のように変化します。
seはどのように使うのですか?
seは3人称(彼/彼女/彼ら/彼女ら)の再帰代名詞です。例えば、Juan se lava las manos(フアンは手を洗います)のように使います。また、不定詞の形では動詞の後ろにseをつけて表示されます(例:lavarse)。

再帰動詞とあわせて、動詞の活用や命令形、文法全体の流れも確認しておくと理解が深まります。
以下の記事もあわせてご覧ください。

まとめ:スペイン語の再帰動詞をマスターしよう!

スペイン語の再帰動詞は、動作をする人と受ける人が同じになるときに使う動詞で、me・te・se などの再帰代名詞と動詞を組み合わせて作ります。
朝の身支度から自己紹介、感情の変化まで、毎日の会話に密着した表現です。

単なる文法規則の説明だけでなく、日常生活での具体的な使用例、感情表現での活用法、さらには基本動詞が再帰形になることで生まれる新しい意味まで、幅広く学びました。

朝起きてから夜寝るまでの日常的な行動、自分の感情や状態の変化、さらには様々な場面での自己表現など、再帰動詞は私たちの生活に密着した表現の宝庫です。これらの表現を適切に使いこなすと、あなたのスペイン語はより自然で豊かになり、スペイン語圏の人々とのコミュニケーションがさらに深まります。

これらの再帰動詞を自然に使いこなすためには、実際のコミュニケーションの中で練習することが重要です。教科書での学習だけでなく、スパニッシモの無料体験レッスンを活用して、ネイティブの先生と実践的な会話の中で使ってみることをお勧めします。

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