(最終更新日 2024/05/31)
こんにちは!
すっかり寒くなってきましたね。
早いもので今年も残すところ、あと一ヶ月を切りました。
年末が近づくと、今年やろうとしてできなかったことが頭に浮かんで、
なんだか後ろめたいような気持ちに・・・。
特に語学学習に関しては、そんな方が多いのでは?と思います。
すぐには成果が出ない語学学習。
「仕事のために●月までにDELEで**点を取らなきゃ」
「●月の留学までに絶対話せるようになる!」
といった明確な期限やゴールが無いと、なかなか継続が難しいもの。
今回は、「楽しく続ける」を合い言葉に2年間スペイン語学習を続け、
現在はアルゼンチンに留学中の永田さんに、これまで培ってきた自習のやりかたを
ご紹介頂きます。
記事最後には、学習に役立つ永田さんおすすめアプリの紹介もありますので、
ぜひチェックしてみてください☆
\スペイン語を話せるようになりたいあなたへ/
無料で体験できるオンラインスペイン語会話レッスン
延べ30万回以上レッスンを実施してきたスパニッシモの無料体験レッスンです。
- 入会金・教材費無料で学習ができる
- いつでも、どこでも受講ができる
- グアテマラのネイティブ講師とマンツーマンで学習できる
スペイン語の初心者〜上級者の方まで受講できる
オンラインスペイン語レッスンをぜひ体験してください!
*********************************************
皆さん、こんにちは。永田です。
前回は私の自己紹介だけだったので、今回が実質の第一回ということになります。
まずはどなたでも簡単に取り入れられる方法を、ということで
今回はこちらをチョイスしました。
「流しっぱなし勉強法」
部屋の掃除をしている時でも、
ご飯を食べている時でも、
ボーっとしている時でも、
どんな時でもできるのがこの方法の良いところ。
歌でもラジオでもテレビ番組でも映画でも、
自分の好きなものを何気なくBGMとして流しておくだけ。
短期間に驚くような効果があがる方法ではありませんが、
理解するために何回も聞く努力は必要ありません。
この方法は、
「スペイン語が上達するには、スペイン語圏の国にいるのが一番良い。
それができないなら、できるだけその環境に近付けよう」
という発想から生まれています。
![people](https://i0.wp.com/blog.spani-simo.com/wp-content/uploads/2013/12/DSC_0199.jpg?resize=513%2C337&ssl=1)
語学を学ぶ上で、その言語が話されている国にいるかどうかの大きな違いの一つが、
「普段、何気ないタイミングでスペイン語が聞こえてくるかどうか」ということです。
そこで、
「日本に居ながらにして、スペイン語がふいに耳に入ってくる環境を作ろう」
というのがこの流しっぱなし勉強法の狙いなのです。
語学というのは、身に付けるには本当に様々な要素の積み重ねが必要で、
「塵も積もれば山となる」を地で行くようなことだと思います。
外国にいると自分の知らないうちに塵がどんどん積もっていくけれど、
国内にいるとそうはいきません。
だから国内での外国語学習はより大変な訳ですが、
外国と似ている環境を自分でつくることで、
その「知らないうちに積もる塵」が少しずつ増えていくのです。
僕が思うこの方法のポイントは3つです。
1)学んだことがある単語・表現が蘇る!
ラジオなどを付けっぱなしにしていると、
「あ、この単語さっき勉強したやつ!」とか
「あ、いま聞いた文によく似た例文、最近勉強したな~」という風に、
既習の単語・表現にふと気がつくことがあります。
この体験は結構印象に残るもので、その単語や表現を覚え直すことが出来ます。
更に、その単語や表現が使われていた文章を丸々覚えてしまうこともよくあります。
2)重要な単語や表現が、習う前に耳に馴染む
例えばラジオを聴き続けていると、日常会話でよく使う単語や表現は当然何度も出てきます。
同じ単語や表現を何度も聞いていると、次第に気になり始めます。
そこで意味や使い方を調べてみると、
次に耳に入ってきた時には、調べた内容が頭に浮かぶようになります。
そうやって覚えた単語や表現は、なぜか普通に覚えたものより記憶に残りやすいような気がします。
頭で覚える前に、耳で覚えていたからかもしれません。
3)語学力アップを実感できる
流しっぱなし勉強法を続ける中で、
「あ、今いつもよりずっと自然にスペイン語が耳に入ってきているな」という感覚を
体験する瞬間があると思います。
それは、スペイン語に耳が慣れたせいでもありますが、
「わかる文法が増えた」
「知っている単語が増えた」
といった、それまで積み重ねた全ての学習の結果でもあります。
だから、これを味わった時はすごく気分が高揚し、何とも言えない達成感を味わえます。「今までの積み重ねが形になった!」という瞬間は、
勉強を続ける上で大きなモチベーションになるはずです。
やればやる程少しずつ成果が上がる流しっぱなし勉強法ですが、
単語帳のように、毎日続けないとまた出直さなければいけないというものでもありません。
「疲れてリフレッシュしたいのにスペイン語を聞きたくない!」という時もあるかもしれませんが、
私は、この方法はやりたい時にやればそれで十分だと思います。
あくまでオプション的な学習法として、興味・関心の湧くコンテンツを使って、やってみて下さい。
「力を抜く」というのが、もしかしたらこの方法の一番重要なポイントかもしれません。
最後に、私がこれまで使ってきた学習素材をいくつかご紹介したいと思います。
様々な素材があり、きっと自分に合ったものが見つかると思いますので、
是非一度探してみてはいかがでしょうか。
・Podcast
Podcastにはスペイン語学習者向けラジオがいくつもあります。
「スペイン語」で検索すれば日本語のものが、「Spanish」で検索すれば英語のものが出できます。
ちなみに私が聞いているのは
「スペイン語講座deアルゼンチン弁」
「聞くスペイン語」
「El audioblog」
「Note in Spanish」
「Coffee brake Spanish」 です。
他にも色々な種類がありますので、ご自分に合ったものを探してみて下さい。
・ラジオアプリ
iPhone/iPad/iPodアプリでもAndroidアプリでも、
世界中のインターネットラジオを聴くことのできるアプリが色々あります。
例えば私の使っている「Tune In Radio」だと、「Guatemala」と検索すればいくつかの放送局が出てきます。
それから「Jango」というアプリを使えば、スペイン語の歌を聴くことも可能です。
スパニッシモの先生方に好きな歌手を聞いて、その曲を何曲か聴いてみれば、会話もより弾むかもしれませんね!
それでは、スペイン語自習、がんばっていきましょう!
合わせて読みたい