【DELE B2合格体験記・前編】60代からの再挑戦!学習習慣を身につけてつかんだ合格

(最終更新日 2026/04/16)

DELE B2の試験対策を進める中で、「独学での試験対策で相談する相手がおらず、自分の対策が正しいのか分からない。「試験対策に時間をかけているのに、成果や手応えが感じられない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

今回ご紹介するのは、DELE B2に合格された大多和郁恵さん(68歳)のストーリーです。大多和さんは45年前にスペイン語を学び、留学も経験されましたが、長い間スペイン語から離れていました。60代になりスペイン語の学び直しを決意し、見事B2レベルのDELE試験に合格されました。

大多和さんがスパニッシモのDELEコーチングコースを通じて、どのように学習習慣を身につけていったのか、そのリアルな学習過程に迫ります。

【大多和さんのDELE B2 挑戦の歩み】  
2022年〜2023年前半: 独学で試験対策を行い、DELE試験に挑戦するも、あと一歩届かず不合格。(当時の口頭試験スコア:約14点) 

2023年後半: スパニッシモのDELEコーチングコースを初受講。直前対策だったため不合格になるも、自分の改善点と正しい学習法に気づく。 

2025年: 余裕を持ったスケジュールで2回目のDELEコーチングコースを受講。自分にあった学習習慣を身に着け、見事B2合格!(口頭試験スコア:23.75点へ大幅アップ!)

【大多和さんが受験したDELE B2本番試験の4年間のスコア推移】

以下の表は、大多和さんの2022年から4年にわたる受験の軌跡です。当初は14点台だった口頭試験も、最終的には23.75点まで飛躍し、APTO(合格)を勝ち取りました。

受験時期(年)読解筆記グループ①合計
合格: 30点以上
リスニング口頭グループ②合計
合格: 30点以上
2022年12.5016.3528.8511.6714.5426.21
2023年①10.4210.8321.2514.1718.3532.52
2023年②13.1910.8324.028.3318.7327.06
2024年11.1114.1725.2810.0022.1332.13
2025年15.2815.4230.707.5023.7531.25

【大多和さんが受験したDELE B2レベルの合格通知書】

下の画像は、2025年11月のDELE B2試験で、大多和さんついに手にした「APTO」の通知書です。注目すべきは、全てのセクションで安定したスコアを獲得しており、特に口頭試験は満点に近い点数を獲得されています。大多和さんの努力の集大成と言える結果です。

45年前に学んだスペイン語の学び直しとDELE試験への挑戦

吉澤
吉澤

見事DELE B2合格、本当におめでとうございます!

吉澤
吉澤

まずは、大多和さんがスペイン語学習を始められたきっかけからお伺いできますか?

大多和郁美さん
大多和郁美さん

ありがとうございます。もともとは大学でスペイン語を専攻し、日本で勉強した後にメキシコで4年間留学しました。ただ、それももう45年ほど前の話になります。その後、30年ほど前にペルーやブラジルから来た日系人労働者の方々の通訳をする機会が3年ほどありましたが、それも一時的なものでした。家庭に入ったこともあり、時々スペイン語の通訳のアルバイトをすることはありましたが、長い間スペイン語からは離れていました。

吉澤
吉澤

そこから、再びスペイン語を学び直そうと思われた転機は何だったのでしょうか?

大多和郁美さん
大多和郁美さん

現在私は学習塾を経営しており、普段は生徒の学習をみています。60代に入ったことで、生徒だけでなく、自分自身のことも考えなければいけない世代になったと感じました。そこで、自分の中で消化しきれていなかったスペイン語を、もう一度きちんと学び直そうと考えたんです。

ちょうどその頃、2021年の東京オリンピックの関係でメキシコ代表チームが地元にキャンプに来ていました。その間、通訳ボランティアをする機会があったんです。通訳をする中で、監督世代の言葉は分かるのに、若い選手たちのスペイン語を聞いて「あれ、分からない!」とショックを受けました。

吉澤
吉澤

長いブランクがあると、使われる言葉も変わってきますよね。

大多和郁美さん
大多和郁美さん

そうなんです。日本のスペイン語検定を受けたりテキストを開いたりすると、「スマートフォン」や「テレビ会議」、「ダウンロード」など新しい言葉が多く出てきていました。環境や健康、働き方など、社会の変化に伴う言葉も増えていて、まるで浦島太郎のような気持ちになりました。

そのとき、「言葉は生きているものだから、もう一度きちんと学び直し、自分の中のスペイン語を更新しなければ」と強く思ったんです。

吉澤
吉澤

学び直すのは素敵ですね。学習の目標として、DELEを選んだのはなぜですか?

大多和郁美さん
大多和郁美さん

通訳関係の知人たちがみんな「DELE」と言っていて、これは必要な資格なんだなと思ったのが一つです。学び直すからには、とりあえず大学卒業当時のスペイン語レベルまで伸ばしたいと思いました。DELEは「読む・聞く・書く・話す」の4技能がバランスよく評価される試験なので、これに向けて勉強すれば確実に力がつくと感じました。試験という明確な目標があることで、本気で取り組むことができたと感じています。

B2不合格で感じた、独学の限界と行き詰まり

吉澤
吉澤

スパニッシモのDELEコーチングコースを受講される前は、試験対策についてどのようなことでお悩みでしたか?

大多和郁美さん
大多和郁美さん

これまでほとんど独学で勉強していたので、「自分の勉強方法が正しいのかどうか分からない」という不安がありました。過去に受験をしたDELE B1レベルでは、試験の1か月前にオンラインレッスンで作文と会話の単発チェックを受け、運良く1回で合格できました。しかし、B2レベルはそう簡単にはいかず、何度か挑戦しましたが不合格が続き、学習が完全に行き詰まっていると感じました。

吉澤
吉澤

そうだったんですね。自己学習では、どのように試験対策をされていたんですか?

大多和郁美さん
大多和郁美さん

自分で試験対策のための学習カリキュラムを作って図書館で集中して勉強したり、昔ながらの文法書を何周も勉強したりしていました。もしかしたら、時間をかけているからこそ「やった気」になり、自己満足で終わっていたのかもしれません。

最初は趣味の延長のような気持ちで学習していたのですが、2回続けて落ちた時に「これは悔しい、ちゃんと勉強しよう」と学習のスイッチが入りました。

(図書館の開館日を確認しながら組まれた、学習計画です。スパニッシモの授業で学んだ各Tarea(課題)に対し、どの項目をいつ、どこまで深めて復習するかを徹底的に管理していたことが伺えます。)
(毎日学習するページや技能を決めて取り組まれていたことが伺えます。)
(DELE試験合格に向けて、計画的に文法書を学習されていたことがわかります。)

学習を継続できる環境が合格の鍵!「スケジュール固定制」が学習ペースを生み出す

吉澤
吉澤

本気で勉強しようと決意された中で、スパニッシモのDELEコーチングコースをどのように知ったのですか?

大多和郁美さん
大多和郁美さん

他の方の合格体験ブログを読んだのがきっかけでコースを知りました。「本気でDELEに合格したいなら、スパニッシモのDELEコーチングコースがおすすめ」と書かれていたことで、興味を持って調べました。

吉澤
吉澤

DELEコーチングコースの受講の決め手は何でしたか?

大多和郁美さん
大多和郁美さん

他の語学学校も検討しましたが、固定の曜日での学習スタイルが私には合いませんでした。また通常のオンラインレッスンだと、自分の都合で週1回、週2回と自由に変えられますよね。そうすると、どうしても家庭や仕事の用事を優先して学習を後回しにしがちになってしまいます。

スパニッシモのDELEコーチングコースは生徒の希望と先生の空き状況を照らし合わせてスケジュールを決めてくれます。自分の希望に合わせて、スケジュールが固定されていて、試験対策に必要となる学習のカリキュラムがきっちり組まれています。「これなら試験対策から逃げずに最後まで勉強できる」「学校に行く感覚で学習を習慣化できる」と思い、受講を決めました。

(DELEコーチングコースは受講者の希望日程に沿って、レッスンスケジュールが組まれます。)
吉澤
吉澤

オンラインでの学習という点に不安はありませんでしたか?

大多和郁美さん
大多和郁美さん

少し不安がありましたが、最初に日本人スタッフの方(吉澤さん)から丁寧な説明とフォローがあったことで、安心して入会できました。金額もぱっと見は高いかなと思いましたが、分割払いもありましたし、担任の先生が試験までの長期間しっかりと個別指導してもらえることを考えれば、とても良心的だと思えました。

(スパニッシモで固定の時間帯でレッスンを受講。その後復習時間を設けられています。)

一つ一つ設問を理解することが重要!カリキュラム内の模擬試験で成果を実感

吉澤
吉澤

実際にDELEコーチングコースを受講してみていかがでしたか?

大多和郁美さん
大多和郁美さん

DELE試験に特化したカリキュラムがとてもしっかりしていて、オンラインではありましたが本当に学校に通っているような感覚でした。毎回学習するテーマごとにフィードバックがあり、復習課題も出るので、自然と学習のペースを保つことができました。最初は1つの課題(Tarea)に50分かけるので、「ゆっくりすぎるかな、もっと詰め込まなくていいのかな?」と焦る気持ちもありました。でも振り返ってみると、B2レベルではどんどん先に進むことよりも、一つ一つ丁寧に設問を理解していくことが何より大切だと実感しました。

吉澤
吉澤

カリキュラムに満足していただき嬉しいです。また固定のスケジュールでの学習によって学習習慣も身についていったのですね。

大多和郁美さん
大多和郁美さん

はい。それに、コース開始前の「入学試験」や、コース中盤の「模擬テスト」で、当時の自分の実力を採点されたテスト結果という形で確認できたのもモチベーションに繋がりました。

そして何より、担当の先生がいつも励ましてくださることが、学習を進めていく上でも大きな支えになりました。周りにDELE受験の仲間がいない私にとって、いつでも相談できる先生という存在はとても心強かったです。「一人で勉強しているのではなく、見守ってもらっている」という安心感がありましたね。

(大多和さんの2回目のDELEコーチングコース受講時の入学試験結果です。コース開始時に各技能の理解度を確認しました。他の受講生の平均点と比較すると、リスニングと筆記に課題があることが伺えます。)
(大多和さんの2回目受講時の模擬試験(Simulado)結果です。入学試験ではリスニングや筆記で不十分な箇所が浮き彫りになりましたが、中間試験では弱点を克服。最終試験に向けて、合格圏内へとスコアを確実に押し上げていった過程が、この数字の変化に現れています。)
吉澤
吉澤

大多和さんは、2023年9月と2025年6月の2回にわたりDELEコーチングコースを受講されていますが、それぞれの受講方法に違いはありましたか?

大多和郁美さん
大多和郁美さん

1回目はDELE試験直前の駆け込み受講だったこともあり、十分な学習時間を確保することができずに不合格となってしまいました。しかし、DELEコーチングコースの受講を通じて「自分には何が足りないのか」かが明確になり、DELEに向き合う意識が大きく変わったんです。

その時の反省を生かして、2回目の受講は試験の5ヶ月前の6月から9月までの期間で受講し、11月のDELE試験に挑戦しました。3ヶ月のコース受講で学習習慣を身につけながらじっくり試験対策を行い、試験の2ヶ月前にコースの受講を完了。コース受講後の2ヶ月間、復習をする時間を設けることができたことが、今回の合格に直結したと思います。

前編のまとめ

ご自身で試験対策のカリキュラムを作成されて学習をされていた大多和さんは、5ヶ月の準備期間を設けて、DELEコーチングコースに身を置きました。コースを受講する中で、学習習慣を身につけ、一つひとつの設問を理解していくことで、試験合格につながったのだと感じます。

また一人で悩むのではなく、伴走してくれる先生の存在が大きな安心感に繋がったことが伝わってきました。

続く後編では、いよいよ具体的な「4技能(読む・聞く・書く・話す)の対策」に踏み込みます。特に、大多和さんがコーチングコースで気づいた「DELEの設問の意図を正しく理解する大切さ」と、なんと約9点もスコアアップした口頭試験の特訓エピソードは必見です。後編もぜひお楽しみに!

*スパニッシモのスペイン語の認定試験「DELE」対策講座*

スペイン語の資格試験の合格を目指す場合、スペイン語の実力を伸ばすことはもちろんですが、それぞれの試験にあった対策はとても大切です。

スパニッシモでは、DELE試験に特化した対策コースを提供しております。

DELE試験監督の資格を持つ講師とマンツーマンで対策をすることで、読む、書く、聞く、話すの4技能を総合的に伸ばしていくことができます。

スパニッシモのDELE対策で試験の概要やコツをつかんで、自信を持って試験日を迎えませんか?

DELEコーチングコースとは?

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