苦手を克服して合格!DELEC1レベルを合格した鈴木真代さんの試験対策方法

(最終更新日 2025/10/02)

「DELE C1に合格するために、読解・リスニング・筆記・口頭の4技能をどう伸ばせばいいんだろう?」

「独学での試験対策に限界を感じているけれど、DELEコーチングコースは具体的にどんなサポートが受けられるのだろう?」

そんな疑問を持つ学習者に向けて、今回はスパニッシモのDELEコーチングコースを受講し、見事C1に合格された鈴木真代さんの体験についてお話を伺いました。

DELEコーチングコースとは?

DELEコーチングコースは、3ヶ月間のDELE試験対策に特化した短期集中講座です。コースの入学試験ではスペイン語のレベルチェックを行い、その結果に基づいてひとりひとりにあった学習カリキュラムが設定され、学習が始まります。この記事では、鈴木真代さんがコース開始時に受けた入学試験、中盤の中間試験の結果やその結果に基づいた学習計画(コースの進め方)についてお話しいただきます。

DELEコーチングコースの流れ
(DELEコーチングコースの流れです。入学試験や中間試験での結果をもとに、学習プランを立て、受講者に合う試験対策を実現します。)

B2受験後から始めたDELEC1試験対策。DELEコーチングコースで身につける学習習慣

吉澤
吉澤

今回C1レベルはどのくらいの期間準備をされたんですか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

準備を本格的に始めたのは、B2に合格した後の1年間です。1年間のあいだに一度C1レベルを受験しましたが、不合格となりました。1度目の試験で不合格とわかってから、DELEコーチングコースの受講を開始して、その4か月後の試験を受験しました。

実はB2試験も5回受けてやっと合格できた長い道のりで、なかなか点数が伸びず苦労しました。だからこそ継続してC1の対策も途切れることなく続けてこられたのだと思います。DELEコーチングコースの受講を始めてからは「次こそはC1に合格する」という気持ちが強まり、本気度がさらに増しました。

吉澤
吉澤

対策されていた期間、1日あたりの学習時間はどのくらいでしたか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

私はコロンビアに住んでおり、現地で仕事をしていたので、契約書や技術的な話などをスペイン語で扱う日常業務そのものが学習になっていました。そのため「試験勉強だけで1日何時間」というより、ほとんど一日中スペイン語を使っていたんです。試験対策としては、DELEコーチングコースの授業に加えて1日1時間程度の学習時間をとっていました。

吉澤
吉澤

DELEコーチングコースは週3回の授業で3ヶ月間受講いただきましたが、その学習リズムはいかがでしたか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

スペイン語が基礎レベルのときに語学学校に週3〜4回通っていました。その頃からこのくらいの学習頻度が自分には合っていると感じていたんです。そのためDELEコーチングコースの週3〜4回のリズムは、私にあっていました。また、3ヶ月という限られた時間の中での学習であったため、短期集中で学習ができるので、自分にとってちょうど良かったと思います。

DELEC1レベルを合格した鈴木真代さん

「入学試験B判定からのスタート」弱点克服のための学習プランとは?

吉澤
吉澤

DELEコーチングコースの内容について伺います。最初の入学試験の結果はいかがでしたか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

入学試験の結果はB判定でした。4技能は全体的に同水準の点数で、会話技能だけ他の技能と比べて少し高い結果でした。

吉澤
吉澤

この試験結果をどのように受け止めましたか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

DELEコーチングコース受講前に不合格となったDELE C1試験で、一番苦戦したのが口頭試験でした。そのため、入学試験で点数を取れていたものの、やはり口頭表現には不安がありました。先生とのカジュアルな面談ですとリラックスして話せるのに、試験となると緊張して思うように答えられなくて。なので、1回目のC1受験では、口頭試験の結果は25点中8.8点しか取れなかったので、この部分を必ず強化しようと決めていました。

また、長文読解も出題されるテーマによっては理解度に差が出てしまうことが課題でした。そこで先生と話し合って、コース前半の学習では、口頭試験と読解試験を重点的に対策することにしました。

吉澤
吉澤

では、DELEコーチングコースの前半の学習では、口頭試験や読解試験の対策を中心に進められたのですか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

はい。まずは弱点を克服することが先決だと考えたからです。特に口頭試験の対策では、短時間でどう準備するか、メモをどう整理するかといった「試験本番で使えるテクニック」を先生に教えていただけたのが大きな学びとなりました。

もちろんリスニングや筆記の試験対策も必要です。私の場合は、次の受験が二回目となるため、試験の構成や、学習すべき内容がある程度明確でした。そのため、リスニングや筆記試験の対策は自分で進めつつ、疑問点が出てきたら、授業の中で先生に質問する形で学びを深めていました。

振り返ると、4技能全体を意識しながらも、弱点の補強に集中した前半の学習だったと思います。

吉澤
吉澤

前半の学習を終えて、中間試験を受けていただきました。中間試験は本番試験同様に4技能の模擬試験を実施し、採点を行いました。試験の結果は「Apto」で合格水準だと伺っています。この結果を当時はどのように受け止めましたか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

試験の結果として「合格」の水準に達していましたが、これで本番試験に合格できるとは限らない、と先生とも話していました。

吉澤
吉澤

中間試験を経て、ご自身の課題はどう見えてきましたか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

一番大きな課題は「テーマによる点数のブレ」でした。環境問題や社会問題のように普段から仕事で扱うテーマなら点数をとれますが、科学技術やアートのように不慣れな分野では一気に語彙不足が出てしまいます。リーディングもリスニングもそうした不慣れな分野ですと点数を落としやすいんです。

ですから、合格水準に届いたからといって安心できず、「単語を増やさなきゃ」「不慣れなテーマに慣れていかなきゃ」と常に不安と課題を感じていました。そこで、自習ではテーマ別の単語帳を繰り返し見返すことや、医療など専門的な用語なども重点的に補強するなど、Cronometroの問題集だけでは足りない部分を、自分なりに対策していました。

また口頭試験の口頭表現パートでは、「同じレベルでも合格する人は自信を持って話している」とアドバイスをいただきました。中間試験以降は先生が変わったことで、表現の幅を広げるテクニック、よりフォーマルな構成での話し方や文法の細かい修正をより重点的に指導していただきました。こうした細かい指導をしてもらえたことで、自信を持った話し方を心がけるようになりました。

読解はとにかく問題を解きまくる!読みまくる!

吉澤
吉澤

では、これから具体的な対策方法についてお伺いします。まずは課題に感じられていた技能の一つ「読解」について、どのように学習を進められましたか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

読解はとにかく「問題集を解きまくる」ことを意識しました。DELE C1レベルは試験形式が変更になりましたが、やはり出題の形式など典型的なパターンがあります。そのため、問題集をときまくることで、文章や設問に慣れていき、対応できるようにしました。

また、DELEの設問には癖があると感じていて、「なぜこの選択肢が正解になるのか」が分からないことも多かったです。そういった疑問点を先生に質問することで、論理的に正解を導き出す訓練を続け、理解を深めていきました。

吉澤
吉澤

先生と話し合いながら、独自の学習方法を設定したのですね。そうしますと、授業の進め方は、授業前に事前に問題を解き、わからないところを先生に聞いていくスタイルだったのでしょうか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

はい。そのスタイルで先生に質問しながら進めていました。

吉澤
吉澤

その他に先生と授業で行っていたことはありますか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

ニュース記事などを「読んで要約し、口頭で説明する」という練習を授業に取り入れていただきました。読んですぐに口頭で説明することで、自分がどの程度読んだ内容を理解できるのか把握することができ、読解力の向上に役立ちました。

もちろん文章を読む中で分からない単語をマークして調べて、わからなければ先生に聞くこともその場でできます。

先生には、問題集だけでなく記事や単語学習など様々なアプローチで授業を行っていただけたので、飽きっぽい自分にも続けやすかったです。

吉澤
吉澤

そのほか、読解で意識されていたことはありますか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

特に意識していたのは「読むスピード」です。DELEB2レベルの試験に挑戦した頃からスペイン語の文章を読むことに苦手意識がありました。そのため普段からスペイン語でニュース記事や専門文献を日常的に読むことで読む力をつけるようにしていました。

吉澤
吉澤

DELE C1レベルは出題される文章量も多いため、読むスピードも重要ですね。様々な記事や文献を読むとわからない単語も出てくると思います。単語学習はどのようにされていましたか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

仕事や日常生活の中で読む文章で分からない単語があればすぐに調べて、その場で余白にメモするようにしています。ただ、難しい単語は一度では覚えられなかったりするので、繰り返し調べながら定着させていました。

さらに、人から説明してもらうのも効果的でした。私は現在コロンビア人の夫と暮らしており、わからない単語を聞くことがあります。そのときに、単語の意味や概念を事例と一緒に説明してくれるので、とてもわかりやすかったです。単語帳や調べて覚えられない語彙も理解できました。

また、私は以前大学院に通っており、そのときの授業で1つのテーマを掘り下げる授業や、普段の生活の中でポッドキャストで特定のテーマについて聞くことで、テーマに関連する語彙の理解を深めていきました。

吉澤
吉澤

普段からスペイン語で読み、わからない単語をすぐに調べることを繰り返すことで語彙が増えていき、読む力も鍛えられたのですね。

鈴木真代さん
鈴木真代さん

そうですね。私の専門は政治経済なので、日常的にスペイン語の文章を読むことが習慣になっています。SNSでも様々な記事が表示されますが、記事のタイトルだけでなく記事本文まで読むようにしています。

そうした積み重ねで、今では「ロジックのある文章であれば苦労せず読める」と感じるようになりました。もちろん哲学的な文章は今でも難しいですが、エビデンスに基づく記事や比較的シンプルな構文の文章なら、以前ほど大変ではなくなったと感じています。

「話せる」から「伝わる」へ。C1合格のための口頭試験対策

吉澤
吉澤

次は口頭試験対策についてお聞かせください。口頭試験はどのように対策を進められていましたか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

口頭試験の対策では、先生から話し方に関するtipsをたくさん教えていただきました。特に印象に残っているのは「接続詞を意識して、構造的に話すことが大事」という指摘です。文章作成と同じように「導入→理由→具体例→結論」と流れを作ると、聞き手にわかりやすいんです。

吉澤
吉澤

なるほど。書くときの構成を、そのまま話すときにも活かすことでわかりやすく話せるということですね。

鈴木真代さん
鈴木真代さん

はい。そこで会話のスクリプト(原稿)をたくさん書いて、先生と一緒に構成を立てて話す練習をしました。

吉澤
吉澤

話し方の部分で意識されたことはありますか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

アクセントですね。普段は意識していなかったんですが、「日本人っぽい発音が残っている」と指摘されたことがあります。それ以来、気をつけるようになりました。DELEの評価項目に「流暢さ」がありますが、これは勢いよく話すだけではなく、発音の正確さや適切な表現を用いることも必要なんだと気づきました。

吉澤
吉澤

お仕事でもスペイン語を使う場面が多いと思います。例えば、お仕事を通じて、より適切な表現を用いるなど、話し方の部分が鍛えられたことはありますか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

プレゼンの機会が増えたので、勉強したことを仕事で実践し、その経験をまた試験対策に活かす、この循環がとても役立ちました。

吉澤
吉澤

実際の試験形式だと「読んだ内容をまとめて話す」という課題がありますが、その点はどうでしたか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

最初は話し方がたどたどしかったり、最後に自分の意見のまとめを言わずに終えてしまっていました。そこで先生に話し方の指摘や、「話す内容を構造化して、必ず最後に結論を伝えること」とアドバイスいただきました。いただいたアドバイスを意識することで回答の質がよくなったと感じていますし、口頭試験の回答のポイントを理解できるようになりました。

吉澤
吉澤

口頭試験の回答のポイントとして、構成立てて話すことや最後に結論を伝えるなどの具体的なフィードバックがあったんですね。他に会話で意識した点はありますか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

私が現在住んでいるコロンビアで「直接的に相手に言わない表現」を学びました。相手の意見に反対することもありますが、そういったときはオブラートに包んで伝えるなど、文化的に求められる会話の仕方があります。

こうした点もC1レベルまで上がると吸収していく必要があり、先生との会話を通して理解を深めることができました。

自己学習を中心に進めたリスニング対策。日常生活でスペイン語に多く触れる意識をもつ

吉澤
吉澤

次にリスニングの対策についてお聞かせください。どのように学習されていましたか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

私の場合、リスニングは自主学習が中心でした。もちろんわからないところがあれば先生に確認しています。

リスニング学習では、ニュースを字幕なしで見たりしていました。映画もよく活用しましたね。映画は音声と字幕で表現が異なることも多く、言っている言葉と書かれている言葉を比べながら学べるのが良かったです。またスペインの発音に慣れるためにも、スペインの映画を選んで観るようにしていました。ラテンアメリカのスペイン語なら比較的理解できますが、スペインのスペイン語の理解はまだ難しいと感じることもあります。ただ、字幕をつけていると、字幕に頼りすぎている部分もあると感じたので、字幕なしで挑戦することも意識していました。

吉澤
吉澤

ニュースや映画のほか、どういった場面や方法でスペイン語を聞かれていました?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

私はコロンビアに住んでいるため、日常生活の中でとにかくスペイン語に触れることを意識しています。特に効果を感じたのは、講演やセミナーに参加することです。オンラインでも講演やセミナーの視聴はできますが、画面越しではなく対面でスペイン語を聞くと、その1日だけでもリスニング力が一気に伸びる感覚があります。やはり直接のコミュニケーションは大きな効果があると実感しています。

吉澤
吉澤

DELEの試験でも、そういったセミナー形式の音声が出題されることがありますよね。

鈴木真代さん
鈴木真代さん

そうなんです。なので、セミナーを聞くだけでも試験対策に繋がります。

また先生から、全部を理解できなくても「なんとなく分かれば答えられる」という感覚が大切だと聞きました。最初はその意味が分からなかったのですが、今では「全部を聞き取ろうとしなくてもいい」と気持ちを切り替えることで、理解できる部分を拾えるようになってきました。

前回試験の不合格で見えた課題。課題解決でC1合格へつながった筆記対策

吉澤
吉澤

筆記試験の対策についてはいかがですか?どのように学習をされましたか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

私の場合、DELEC1レベルの受験が今回で二回目になります。前回のC1受験で不合格になった理由の一つが筆記試験で「書き足りなかったこと」「書くべき内容を書いていなかったこと」だと先生とのレッスンを通じてわかりました。その点を理解してからは「どのポイントを書けばいいのか」を意識し、文章を執筆できるようにコースで先生の指導を受けました。時間配分の面でも、書き直しを減らして効率よく書けるよう、繰り返し練習しました。

吉澤
吉澤

そうすると、書く際の「注意点」をしっかり押さえることを意識されていたんですね。

鈴木真代さん
鈴木真代さん

はい。特にポイントの一つとして接続詞の使い方がありますが、ここはB2以上に求められましたし、文章の構造をもっと明確にして、読みやすい形に整えることが大切だと学びました。

吉澤
吉澤

実際にお仕事の中でもスペイン語の文章を書くことは多いですか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

業務の中でメールを書く機会が多いです。これも筆記力向上に役立ちました。特にコロンビアはフォーマルな文化が強いので、フォーマルな表現や文体を意識して、相手が使う表現を真似しながら実践的に学んでいました。

吉澤
吉澤

普段のお仕事や生活で書くことや読むことが文章作成にも役立っているようですね。

鈴木真代さん
鈴木真代さん

そうですね。コロンビアでは「レターを書く文化」があります。例えば、トラブルがあれば必ずクレームのレターを出す、といった習慣で、日本にはあまりない文化なので最初は驚きました。ですが、現地で生活する上では必須です。その必要性に迫られて書いているうちに、自然とフォーマルな文体の書き方が身についたと思います。これは試験対策だけでは得られなかった実践的な学びでしたね。

大事なのは合格に向けて学習することを「決心」すること

吉澤
吉澤

3ヶ月の対策を振り返って、大変だったことは何でしたか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

試験対策の時間を確保して、学習のリズムを作ること、それを決心すること自体が一番大変でした。私の場合はDELEコーチングコースを受ける前は、スペイン語学習を習慣化できておらず、合格できるか不安になっても「まあいいか」と気持ちが緩んでしまうこともありました。
DELEコーチングコースを受けてからは先生から「絶対受かるから」と励まされ、自分の学習をサポートしてくれている先生がいると感じる度に、気合いを入れ直すことができました。学習モチベーションを維持できたのもDELEコーチングコースならではだと思います。また試験対策中は大変ではありましたが、DELE合格を目指す決心をしてコースを受けたことで、先生から様々なアドバイスをいただき、自分一人ではできない勉強や視点を得られたことも大きな収穫でした。

将来のビジョンが学習の原動力に!

吉澤
吉澤

学習モチベーションを維持する秘訣はありますか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

やはり「スペイン語が好き」という気持ちが大きいので続けられました。英語も勉強しようと思ってはいますが、使う機会が少ないとどうしてもモチベーションが上がりません。その点、スペイン語は学ぶこと自体が楽しく、私の場合は学んだことをすぐに使える環境もあります。

さらに今後も「ラテンアメリカで暮らしていきたい」というビジョンもあり、自分で住む場所を決めたり、やりたい仕事を見つけたりすることで、学習への決意がより固くなりました。これが強い原動力になっていると思います。

「仲間」と「先生」との出会いが学びを深める鍵

吉澤
吉澤

今回受講いただいたDELEコーチングコース、どんな方におすすめだと思いますか?

鈴木真代さん
鈴木真代さん

特にラテンアメリカに関心がある人にはおすすめですね。私自身、授業の中でグアテマラの歴史やおすすめの本も教えてもらえて、語学以上の学びがありました。

またオンラインで本格的にDELE対策できるコースはまだ少ないと思います。オンラインでDELE試験対策を考えている方には貴重なコースではないでしょうか。

吉澤
吉澤

最後に、これから受験される方へアドバイスをお願いします。

鈴木真代さん
鈴木真代さん

まずは「勉強仲間」を見つけることです。私も学習の最初の頃から先輩学習者にアドバイスをもらったり、一緒に勉強する人に出会ったりして、モチベーションが高まりました。レベルが違っても、同じように努力する仲間がいるのは励みになります。

それから「好きな先生」に出会うことです。私はコロンビアで出会った先生からスペイン語だけでなく文化や経済、歴史まで学び、勉強が一層楽しくなりました。スパニッシモでも相性の良い先生に出会うことで、スペイン語がますます好きになり、学びを深めるきっかけになると思います。

吉澤
吉澤

今回はお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!

鈴木さんと働く国際人権NGOの上司と同僚

さいごに

本記事では、鈴木真代さんのDELE C1試験対策について、コースの流れや4技能ごとの学習方法を紹介しました。

印象的だったのは、会話表現や長文読解での課題を先生と明確にして、真正面から向き合う姿です。学習を工夫して、一つずつ克服していくことで、C1レベルの合格につながったのだと感じました。

DELE合格の道のりは決して簡単ではありません。しかし、自分の弱みを明確にし、諦めずに学習を積み重ねていけば、合格はもちろん「自信を持ってスペイン語を使える自分」に必ず出会えるはずです。

その挑戦を、スパニッシモのDELEコーチングコースが全力でサポートします。

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スペイン語の資格試験の合格を目指す場合、スペイン語の実力を伸ばすことはもちろんですが、それぞれの試験にあった対策はとても大切です。

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DELEコーチングコースとは?

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