(最終更新日 2024/12/18)
「なるようになるさ」という意味で知られる「ケセラセラ」。
人生の教訓として多くの人に親しまれているこの言葉は、実はスペイン語からきているんです!
この記事では、「ケセラセラ」の正しいスペイン語表現から、世界的に広まったきっかけまで、詳しく解説します。
この記事でわかること |
・スペイン語での正しい表記(Que será, será) ・「ケセラセラ」の本来の意味と日本語での使われ方 ・発音のポイント(「ケ・セラー・セラー」) ・世界に広まったきっかけとなった1956年の映画について ・フランス語との違いや、よくある疑問への回答 |
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スペイン語での正しい表記
スペイン語では「Que será, será」と書きます。
現代のスペイン語では「Lo que será, será」という表現の方が一般的ですが、映画の影響で「Que será, será」の方が世界的に有名になりました。
意味と使い方
スペイン語の「Que será, será」は、直訳すると「どうなるであろうか」という意味です。
英語では「Whatever will be, will be」と訳されています。
日本では「なるようになる」という訳が定着し、「ケセラセラな生き方」のように、物事にこだわりすぎない態度を表す言葉としても使われています。柔軟で前向きな生き方を表現する際によく使われる言葉です。
映画での使用と世界的な広がり
1956年、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画「知りすぎていた男」の主題歌として使用されました。
主演女優のドリス・デイが歌うこの曲は、アカデミー賞歌曲賞を受賞。
映画の中で母親が子どもに歌って聞かせるシーンは、特に印象的な場面として知られています。
この映画をきっかけに、「Que será, será」は各国語に翻訳され、世界中で親しまれる言葉となりました。
今では人生の知恵を表す普遍的なフレーズとして定着しています。

発音のポイント
「Que será, será」のスペイン語での正しい発音は「ケ・セラー・セラー」です。
日本語の「ケセラセラ」とは少し異なり、最後の「ラ」を伸ばして発音します。
アクセントは「será」の「á」の部分に置かれます。
よくある質問
- 「ケセラセラ」はフランス語ではないの?
- いいえ、スペイン語です。似たような発音のため、フランス語だと思われることもありますが、元々はスペイン語の表現です。
- 「ケセラセラ」現代のスペイン語でも使われる?
- 現代のスペイン語では「Lo que será, será」の方が文法的に自然な表現です。
ただし、映画の影響で「Que será, será」も広く認知されています。
映画「知りすぎていた男」について
– 公開:1956年
– 監督:アルフレッド・ヒッチコック
– 主演:ドリス・デイ、ジェームズ・スチュワート
– 受賞:アカデミー賞歌曲賞
「ケセラセラ」という言葉には、人生の不確かさを受け入れる余裕と知恵が込められています。
映画から生まれたフレーズながら、今では世界中の人々の心に響く名言として定着しているのです。
まとめ:世界で愛される「ケセラセラ」の魅力を知ろう!
本記事では、映画「知りすぎていた男」から生まれた「ケセラセラ」について、スペイン語での正しい表記から世界的に広まった経緯まで、わかりやすく解説しました。
この名言の理解を深めることは、スペイン語圏の文化や映画史を知る上での重要な教養となります。
この記事で学んだ知識を活かして、国際交流の場面でも話題として取り上げてみてください。
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