(最終更新日 2024/01/10)
目次
■スペイン語ゼロからのスタート
初めまして、スパニッシモでインターンシップをしております安藤聡希です。
「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」という、文部科学省が実施している
官民協働海外留学プログラムを利用して、中米はグアテマラ共和国にある
オンラインスペイン語学校「スパニッシモ」でインターンシップをしています。
私は、2014年に世界一周をしていたのですが、その際に訪れた中米の
「エルサルバドル共和国」という国で、ホームステイをしたことをきっかけに
ラテンアメリカの社会や文化に興味を持ちました。
「今度は、ビジターとしてではなく現地に住んで、英語ではなくスペイン語で彼らと
コミュニケーションをとり、彼らの生活を「中から」見てみたい!」
そんな思いをきっかけに、このプロジェクトでラテンアメリカに留学をしています。
突然ですが皆さん、「グアテマラ共和国」という国がどこにあるかご存知ですか?
私は、実際にスパニッシモでインターンシップをすることになるまで
「うまいコーヒーを生産している国!」ということしか知りませんでした。笑
「グアテマラ共和国」は、メキシコの下に位置しています。
日本から直行便はなく、メキシコかアメリカで最低1回飛行機を乗り継いで、約20時間。
そんなグアテマラで、インターン生として、グアテマラ人の先生たちとスペイン語で
コミュニケーションをとりながら、スパニッシモで幅広い業務を行っています。
■実際どんな業務を行ってるの?
私がインターンで行っている業務の中でスペイン語を使う場面は、
- スパニッシモの講師の方達を交えたスペイン語での会議への出席
- サービス改善のために、授業の状況や生徒の様子について講師の方達へインタビュー
- 新しい講師が実際にスパニッシモでレッスンを行うまでの研修の一旦
などです。
2017年1月末からインターンを初め、上記の業務を試行錯誤しながら遂行しています。
インターンシップで、現在のスペイン語を使う業務を行うために
2016年9月から2017年1月までの約4か月間、ペルーでスペイン語学習をしていました。
日本を出発する前、スペイン語学習をしていなかった私は
「¡Hola!(やあ)」という超基本的な挨拶表現と、1から5までの数字が
なんとなくわかる程度のスペイン語初心者でした。
そんな状態からたった4か月の学習で、実際に現地の人達とスペイン語で
コミュニケーションをとることができるようになった学習法について、
今回はお話したいと思います。
■どんな学習方法が効果的だったの?
学習方法は千差万別、様々な方法があるかと思いますが、
私がペルーで行っていたスペイン語学習を振り返って見ると、
「文法」「単語」「会話」の3つの技能を重点的に学習し、学んだことを使うこと
「=アウトプット」を積極的に行ったことが、4か月でスペイン語が上達した
秘訣だと思います。
ちょっと無理やりレーダーチャートで表してみると、こんなイメージです。笑
もちろん、「リスニング」などの技能も補足的に学習していました。
しかし、この3つの技能を重点的に学習したことが上達への近道だと感じました。
そこで、この連載では、この3つの技能を中心に、私がペルーで
- どのような方法で
- どのくらいの時間をかけ
- どのような学習を行ったことで
- どのくらいのレベルにまで上達したのか
など、具体的な学習方法ついてご紹介します。
「仕事で必要なためスペイン語学習をしている」
「スペイン語が短期間で話せるようにようになりたい」
という方に少しでも役立てて頂けますとうれしいです!
■どんなスケジュールで学習したの?
ペルーの語学学校で4か月間スペイン語学習をしていましたが、超初心者から4か月の学習で現地でインターンをできるレベルにならなければならなかったので、
学校の授業と並行して自己学習していました。
(このあたりの経緯については今後、「番外編」でご紹介します!)
■4ヶ月でどのくらい学習したの?
学校での授業が毎日6時間、自己学習を1日2~4時間。
その学習時間を4か月続け、最低でも840時間は自己学習をしました。
この840時間という学習時間は、
スパニッシモのヘビープラン(1か月20回)で毎日レッスンを受けた場合で
約3年半かかります。それだけの学習内容を4か月に凝縮しました。
「単語」で言うと2冊の単語帳、合計約1000語を1か月半で覚え、
その後単語帳を自作し、新たに約1000語を2か月半ほどかけて覚えました。
「文法」は、語学学校で出される宿題を毎日こなし、それと並行して
新たに学んだ文法事項のアウトプットをするという学習を約4か月続けました。
「会話」は、チャットアプリを使った学習を4か月間、ランゲージエクスチェンジの
イベントに3か月程参加し続けました。
気分転換も兼ねて動画を視聴するという方法で、
不定期ではありましたが、「リスニング」学習も4か月間並行しました。
こうした自己学習、特に「アウトプット」に重点を置いたことで、
スペイン語の知識がほぼゼロの状態から、4か月で現地で
スペイン語でコミュニケーションをとりながら仕事をすることができました。
私が実際に行った詳しい学習方法について、今後の記事でご紹介していきます。
■スペイン語学習にはなにを使ったの?
最後に、私がペルーでスペイン語学習をしていた際に実際に使用していた
学習教材やアプリ、コンテンツについて簡単にご紹介します。
書籍
「キクタン スペイン語 入門編」
私が、単語を覚えるために1番最初に使った単語帳です。
これ1冊で最も使用頻度の高い単語約500語を抑えることができました。
「キクタン スペイン語 初級編」
「入門編」を一通り覚えた後に使用しました。
こちらも、使用頻度の高い約500語が収録されています。
「やさしいスペイン語文法」
スペイン語の文法について、やさしくわかりやすく解説してくれています。
語学学校での授業だけではよくわからない時に使用していました。
コンテンツ
「Youtube」
リスニング学習(ほぼ気分転換)のために使用していました。
学習に最適な4つの動画シリーズを4か月かけて観ました。
アプリ
「Hello Talk」
世界中の外国語学習者と繋がり、チャットをすることができるアプリです。
ネイティブのスペイン語話者と毎日ひたすらチャットをしていました。
上記の5つを使用して自己学習をしていました。
詳しい学習方法やポイントは今後詳しくご紹介します!
今後は、
- 文法
- 単語
- 会話
- リスニング
の順で、私が実際に行った学習方法をご紹介します。
次回、7月11日の記事は、文法の学習方法についてです。
それではまた会いましょう!¡Hasta pronto!
*オンラインスペイン語会話をはじめるならスパニッシモ*
スペイン語を話せるようになるには、インプットだけでなく、アウトプットとして、学んだことをどんどん練習することが大切です。
スパニッシモに在籍しているグアテマラ人講師とスペイン語を練習して話せるようになりませんか?