(最終更新日 2024/05/08)
- DELE試験に挑戦をしたいが、試験対策の時間を十分に取れない
- 初めてのDELE試験挑戦にあたって対策方法がわからない
- 面接や筆記を先生と一緒に対策をしたい
スパニッシモではDELE試験対策において、こういったお声を多くいただきます。
DELEコーチングコースを受講されたK.Hさんは、過去にDELE A2レベルに合格後、約5年ほどスペイン語学習をしなかったブランク期間がありました。その後、スペイン語の必要性を再認識されて、DELEコーチングコースで対策をしてDELEB1レベルに挑戦をされて見事合格!
スパニッシモでは、K.HさんへDELEコーチングコースの受講インタビューをしました。
本記事では、K.Hさんのコース受講に至った経緯、そしてコース受講でのよかった点、改善点を踏まえた率直な感想を紹介します。
目次
スペイン語学習を再チャレンジしようと思ったきっかけ
スペイン語学習を始めたきっかけはなんですか?
スペイン語学習を始めたきっかけはとてもシンプルで、夫がペルー人だからです。普段は夫と英語で会話をしますが、親族が日本に来たり、ペルーに行くときにスペイン語を話せないと不便なので、勉強を始めました。
いつ頃からスペイン語学習を始められたんですか?
2013年からセルバンテス文化センターに通ったり、スパニッシモでスペイン語のオンライン授業を受けてスペイン語を学びはじめました。最も集中していた時期は2015年にDELE A2レベルに合格した頃です。
しかしその後、仕事が忙しくなったことで一時期学習が滞り、さらに子どもが生まれたことでますます時間が取れなくなってしまい、学習から遠ざかった期間があります。
そのため、2023年のDELEB1レベルの挑戦は、スペイン語学習の再チャレンジともいえます。
一度遠ざかったスペイン語に再チャレンジしようと思ったきっかけはなんでしたか?
2023年の正月に新型コロナウイルス感染症の感染が収束してきたので、一度ペルーに行きました。ペルーでは夫の実家に滞在し、親族との交流を通してスペイン語を使う機会が沢山あります。そんな中、スペイン語を再度勉強しなくてはいけないと思った瞬間がありました。
夫の実家に滞在中の深夜に、台所の給水タンクから水が漏れ始め、床に水がたまったことで、義理の母を起こして助けを求めたのですが、私の意図は全く伝わらなかったのです。たまらず、台所まで来てもらい、なんとか事なきを得ましたが、今後このようにトラブルがあったときになどにも対応できるよう、もう少しスペイン語を勉強しないとまずいと思い、スペイン語学習に再び取り組もうとスイッチが入りました。
そうだったのですね!ペルーから帰国されてすぐのタイミングでDELEコーチングコースの学習を開始されていますよね。帰国後DELE対策をすぐに始められた理由はなぜですか。
どうせ学ぶなら資格や明確な目標を持つ方が効果的だろうと思ったからです。
集中して学習できる時間と環境を整えるためのDELEコーチングコース
目標が明確ですと効果的な学習に繋がりますね。DELE試験対策コースを受講するにあたって何か不安などはありましたか?
私の場合は学習時間を確保できるかという不安がありました。平日はフルタイムで働き、当時は3歳の双子の子育てもあったため、自分の自由な時間はかなり限られていたからです。時間的に厳しい状況の中で、強制的に自分のスペイン語レベルを上げていくには、コースに参加するしかないと思いました。
その他でDELE対策講座がある中で、スパニッシモのDELEコーチングコースの受講を決めた理由は何ですか?
以前に別のグループレッスン型のDELE対策講座を申し込んだ際、定員割れで講座が実施されず受講できませんでした。またそちらの講座では決められた日程での受講となるため、私のように限られた日程や時間のなかでの受講となると受講できるイメージを持つことができず、以前と同様に受けられない可能性があるものに申し込むのは億劫でした。
スパニッシモのDELEコーチングコースは、ネットで調べてみると週3回のレッスン(1回50分×3回)とあり、当初は私自身のスケジュールとの調整が難しいと感じていました。
しかし、事前カウンセリングで、授業の希望曜日と時間を聞いてもらえて、その中でやりくりすれば受講できる可能性があることがわかり、夫と相談してコースに申し込むことにしました。
スパニッシモのDELEコースは、明確にカリキュラムが設定されており、試験が最初に行われ、その後対策が行われるという点に共感しました。Webページで提供されている情報も参考になり、短期間で集中して取り組めるコースである点に魅力を感じ、「集中して勉強する時間を作りたい」という私自身のニーズにも合っていると思い、このコースを選択しました。
そうすると、集中して学習する時間を確保できることや強制的にでも学習できる環境を整えていくという点でコースを選んでいただけたんですね。
その通りです。私は最初の入学試験で落とされるかもしれないという心配がありました。おそらくギリギリでコースに入れてもらえたと思うのですが、これから学習速度を上げて試験対策を学びたいと思っていたので、コースに参加することができてよかったと思います。
DELEコーチングコースの率直な感想
実際にDELEコーチングコースを受講してみて、どのような印象を受けましたか?率直なご感想をお聞かせください。
まず、すごく良い先生が当たったなという印象でした。私の担当となったCarina先生はすごく真面目で、授業の内容はもちろん、その日の対策授業が早く終わった場合でも余った時間で練習問題などを出してくれます。私のスペイン語を向上させようって熱意をとても感じました。
また3ヶ月間同じ講師と継続して授業を受けることで、お互いを知れる時間が増えるため、フリータイムの会話も楽しく行えました。先生との会話を通じて、先生のお子様やグアテマラの季節についてなどを話すことができ、育児や仕事に追われる中で息抜きにもなったと思います。
Carina先生と息抜きの会話はありつつも、対策や練習問題を通じて学習されていたのですね。本コースを通じて、B1レベルの試験の理解を深めることはできましたか。
過去にA2レベルの試験を受けたことはありますが、B1レベルの試験のイメージをまったく持てていませんでした。
DELEコーチングコースの授業や模擬試験を通して、試験のイメージや内容を把握することができたと思います。DELEコーチングコースはバランスよく4つの技能を学べます。私自身の苦手エリアが分かり、それらに集中的に取り組めたことは非常に有益だったと感じました。
また読解やリスニングなどの技能で、練習問題を通じて自己評価を行いながら学習をしていたところ、最初は正答率が1〜2割程度でしたが、徐々に成績が向上し、6割にまで上昇しました。このように進捗を確認しながら学習を進められたことが、自信に繋がったと思います。
口頭試験や筆記試験に関しては、ネイティブの先生と対策することが必要不可欠であり、このコースのような形式でなければ実現しないと感じました。またネイティブの先生とのやり取りは、試験対策だけでなく、スペイン語の習得においても非常に有益です。
DELEコーチングコースの改善点や受講中に不便と感じたことはありますか?
リスニングやリーディングに関して、一度学習方法のコツを理解すると自己学習での対策も可能になると思いますので、試験対策をある程度進めている方には授業で対策する必要はないかもしれません。ただし、私は先生の指導を受けながらリーディングやリスニング対策を行ったため、先生との学びを自己学習でも役立てて継続することができたと思います。
また文法に関して、もちろん先生もしっかりと説明をしてくれるのですが、もともとわかっていないところをスペイン語の説明で理解する難しさもあります。私自身コース受講中はB1レベルに求められる文法知識は足りていなかったと感じるので、そこに関してはコースだけでは解決できなかったと思います。
ありがとうございます。試験を終えて、DELE合格がわかったときはどのようなお気持ちでしたか?
正直、試験後は絶対に落ちたと思っていたので、合格の知らせを受けたときは非常に嬉しかったです。その喜びを伝えるため、最初にスパニッシモで担当してくれていたCarina先生にメールをしました。Carina先生からはすぐに返信があり、「勉強を続けてね」というメッセージをいただきました(笑)。
後編(4技能の対策方法)へ続く
いかがでしたでしょうか。
後編では、K.Hさんの行った4技能対策を紹介します。ぜひご覧ください。
K.Hさんのいうように、DELEコーチングコースでは、学習のスピードをあげて、学習の習慣化や学習環境を整えながら、DELE合格を目指すことができます。
DELEコーチングコースにつきましては、以下よりご覧ください。
*スパニッシモのスペイン語の認定試験「DELE」対策講座*
スペイン語の資格試験の合格を目指す場合、スペイン語の実力を伸ばすことはもちろんですが、それぞれの試験にあった対策はとても大切です。
スパニッシモでは、DELE試験に特化した対策コースを提供しております。
DELE試験監督の資格を持つ講師とマンツーマンで対策をすることで、読む、書く、聞く、話すの4技能を総合的に伸ばしていくことができます。
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