スペイン語で「もう一度言ってください」は何と言う?理解を深める9つの聞き返しのフレーズ!

スペイン語を学び始めたばかりの方、あるいはこれから学ぼうと考えている方にとって、「もう一度言ってください」を適切に表現することは非常に大切です。

新しい言語を学ぶ過程では、相手の言葉が聞き取れなかったり、理解できなかったりすることがたくさんあるものです。そんなとき、適切に「もう一度言ってください」と伝えることができれば、相手に助けを求めたり、より詳しい説明を受けたりすることができます。

この記事でわかること
・スペイン語で「もう一度言ってください」の基本表現3つ
・状況別の適切な聞き返し表現3つ
・より自然な聞き返し方3つ
・スペイン語で聞き返す際のマナー

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スペイン語で「もう一度言ってください」の基本表現

スペイン語で「もう一度言ってください」と伝えるには、いくつかの基本的な表現があります。

ここでは、最も一般的で使いやすい表現を、カジュアルなものからフォーマルなものまで、順を追って紹介します。

これらの表現を覚えておけば、様々な場面で適切に聞き返すことができるようになります。以下に、よく使われる3つの表現を紹介します。

カジュアルな表現:¿Puedes repetirlo? 

直訳すると、「繰り返してくれる?」となり、気軽な雰囲気の中で使えます。

例文:
Perdona, ¿puedes repetirlo? No escuché bien el nombre del restaurante.
(ごめん、もう一度言ってくれる?レストランの名前をよく聞き取れなかったんだ。)

フォーマルな表現:¿Puede repetirlo? 

繰り返していただけますか?」という意味で、より丁寧な言い方です。

例文:
Disculpe, señor profesor, ¿puede repetirlo? No entendí bien la última parte de la explicación.
(すみません、先生。もう一度おっしゃっていただけますか?説明の最後の部分がよく理解できませんでした。)

丁寧な表現¿Me lo puede repetir, por favor? 

より丁寧さが求められる状況や、特に礼儀正しく聞き返したい時に使う表現です。

例文:
Perdone las molestias, ¿me lo puede repetir, por favor? El ruido de fondo me impidió escuchar su dirección completa.
(お手数をおかけして申し訳ありません。もう一度おっしゃっていただけますでしょうか。背景のノイズで、あなたの住所全体を聞き取れませんでした。)

使い分けのポイント

これらの表現の違いは、主に動詞の活用(puedes/puede)と、付加的な丁寧表現(por favor)の有無にあります。

初心者の方は、まず ¿Puede repetir, por favor? という中立的で丁寧な表現を覚えておくと良いでしょう。これはほとんどの場面で使える便利な表現です。

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状況別の「もう一度言ってください」の聞き返しの表現

スペイン語の会話では、単に「もう一度言ってください」だけでなく、状況に応じた適切な聞き返し方があります。

ここでは、よくある3つの状況とそれぞれに適した表現を紹介します。これらの表現を使いこなせるようになれば、より自然でスムーズなコミュニケーションが可能になります。

以下に、代表的な3つの状況と、それぞれに適した聞き返し表現を紹介します。

声が小さい時:¿Puede hablar más alto, por favor? 

直訳すると、「もう少し大きな声で話していただけますか?」となり、相手の声が小さくて聞こえない時に使います。

例文:
Disculpe, ¿puede hablar más alto, por favor? No le oigo bien por el ruido de la calle.
(すみません、もう少し大きな声で話していただけますか?道路の騒音でよく聞こえないんです。)

早口で理解できない時:¿Puede hablar más despacio, por favor? 

「もう少しゆっくり話していただけますか?」という意味で、相手の話すスピードが速くて理解できない時に使います。

例文:
Lo siento, soy principiante en español. ¿Puede hablar más despacio, por favor? Me cuesta seguir su ritmo.
(申し訳ありません、私はスペイン語初心者です。もう少しゆっくり話していただけますか?あなたのペースについていくのが難しいです。)

単語の意味がわからない時:¿Qué significa esa palabra? 

「その単語はどういう意味ですか?」という意味で、特定の単語の意味がわからない時に使います。 

例文:
Perdón, ¿qué significa “añorar”? No conozco esa palabra y no puedo entender la frase.
(すみません、”añorar”はどういう意味ですか?その単語を知らないので、文章が理解できません。)

使い分けのポイント 

これらの表現は、それぞれ特定の状況に適しています。声の大きさ、話す速度、単語の意味など、問題の所在を明確に伝えることで、相手からより適切な対応を得ることができます。 

初心者の方は、まず自分の理解度を正直に伝え、ゆっくりと大きな声で話してもらうよう依頼することから始めるとよいでしょう。これにより、スペイン語での会話にも徐々に慣れていくことができます。

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より自然な「もう一度言ってください」の聞き返し方

スペイン語の会話をより自然にするためには、多様な聞き返し表現を知っておくこと便利です。

ここでは、ネイティブスピーカーがよく使う、より自然で日常的な聞き返し表現を紹介します。

これらの表現を身につけることで、よりスムーズで自然なコミュニケーションが可能になります。以下に、日常会話でよく使われる自然な聞き返し表現を3つ紹介します。

簡潔な表現:Otra vez, por favor 

直訳すると、「もう一度お願いします」となり、簡潔で汎用性の高い表現です。多くの状況で使えます。 

例文:
No entendí bien. Otra vez, por favor.
(よく理解できませんでした。もう一度お願いします。)

カジュアルな表現:¿Cómo? 

「えっ?」「何ですって?」という意味で、非常にカジュアルな表現です。友人や家族との会話で使います。 

例文:
¿Cómo? No te escuché bien con todo este ruido.
(えっ?この騒音でよく聞こえなかったよ。)

説明を求める表現:No entendí. ¿Puedes explicarlo de otra manera? 

「理解できませんでした。別の言い方で説明してもらえますか?」という意味で、内容が複雑で理解が難しい時に使います。

例文:
Lo siento, no entendí. ¿Puedes explicarlo de otra manera, por favor? Este concepto es nuevo para mí.
(すみません、理解できませんでした。別の言い方で説明してもらえますか?この概念は私にとって新しいものなんです。)

使い分けのポイント 

これらの表現は、状況や相手との関係性によって使い分けることが重要です。

“Otra vez, por favor” は幅広い場面で使えますが、”¿Cómo?” はより親しい間柄でのみ使用するようにしましょう。

また、”No entendí. ¿Puedes explicarlo de otra manera?” は、単に繰り返しを求めるだけでなく、異なる説明方法を要求する際に効果的です。 

初心者の方は、まず “Otra vez, por favor” を使いこなせるようになり、徐々に他の表現も状況に応じて使えるよう練習するとよいでしょう。

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聞き返す際のマナーとコツ

スペイン語で聞き返す際には、適切なマナーがあります。これから紹介するポイントを心がけるとコミュニケーションがスムーズになり、相手との良好な関係を築くことができます。

以下に、スペイン語で聞き返す際に心がけるべきマナーとコツを3つ紹介します。

ポイント①アイコンタクトを取る 

スペイン語圏では、会話中のアイコンタクトが非常に重要です。

聞き返す際は、相手の目をしっかりと見ることで、あなたが注意深く聞いていることを示すことができます。

ポイント②ジェスチャーを使う 

スペイン語圏では、ジェスチャーを交えたコミュニケーションが一般的です。

適切なジェスチャーを使うことで、言葉と合わせてあなたの意図がより明確に伝わります。 

ポイント③理解できた部分を確認する 

全てを聞き返すのではなく、理解できた部分を確認することで、より効率的なコミュニケーションが可能になります。

相手に自分の理解度を示すことができ、より的確な説明を受けることができます。 

例文:
Entendí que vamos a reunirnos mañana, pero no entendí a qué hora. ¿Puede repetir la hora, por favor?
(明日会うということは理解しましたが、時間がわかりませんでした。時間をもう一度言っていただけますか?)

使い分けのポイント 

これらのマナーとコツは、状況や相手によって適切に組み合わせて使用することが大切です。

アイコンタクトは常に意識し、ジェスチャーは相手や場面に応じて適度に使用しましょう。また、理解できた部分を確認することで、相手の負担を減らし、より効率的なコミュニケーションが可能になります。 

初心者の方は、まずアイコンタクトを意識することから始め、徐々にジェスチャーや理解の確認を加えていくとよいでしょう。

まとめ スペイン語で「もう一度言ってください」を自然に表現しよう!

本記事では、スペイン語で「もう一度言ってください」を表現する多様な方法や、状況に応じた使い分け、そして聞き返す際のマナーについても詳しく紹介しました。

これらの表現を使いこなすには、実際にスペイン語を使ってコミュニケーションを取る練習が大切です。アイコンタクトを意識し、適切なジェスチャーを交えながら、状況に応じた聞き返し表現を使用することで、よりスムーズなコミュニケーションが可能になります。

そのためにも、スペイン語を学ぶために、スパニッシモの無料体験レッスンを活用してみてはいかがでしょうか。

スペイン語学習の過程では、聞き取れないことや理解できないことに多く遭遇するでしょう。しかし、それこそが成長の機会です。本記事で学んだ表現を積極的に使い、恥ずかしがらずに聞き返すことで、スペイン語でのコミュニケーション能力を向上させていってください!

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スペイン語を話せるようになるには、インプットだけでなく、アウトプットとして、学んだことをどんどん練習することが大切です。

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About Takuro

グアテマラと日本を拠点に展開するオンラインスペイン語会話サービス「スパニッシモ」の共同創業者。中米の国制覇+南米はペルーとボリビアに旅行経験アリ。グアテマラで起業後、累計9年滞在し、メキシコやスペインでの滞在歴もあり、スペインやラテンアメリカの国の生活事情について詳しい。