グアテマラ » SPANISIMO BLOG今すぐ使えるスペイン語会話の学習ブログThu, 26 Dec 2024 10:12:42 +0000jahourly1https://i0.wp.com/blog.spani-simo.com/wp-content/uploads/2024/12/cropped-09e206f5750b6541346a7f1bf563bbe7.png?fit=32%2C32&ssl=1グアテマラ » SPANISIMO BLOG3232 188357689グアテマラでインターンをして学んだ、海外で現地の人と働く上で大切なことhttps://blog.spani-simo.com/archives/1233https://blog.spani-simo.com/archives/1233#respondSat, 02 Sep 2017 01:01:59 +0000http://blog.spani-simo.com/?p=1233

皆さんこんにちは、2017年1月から中米にあるグアテマラという国にあるNPO法人スパニッシモ・ジャパンでインターンをしている安藤聡希です。 2016年8月末にペルーに渡航して4か月間スペイン語研修を受けて、今はスペイン語 ...

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皆さんこんにちは、2017年1月から中米にあるグアテマラという国にあるNPO法人スパニッシモ・ジャパンでインターンをしている安藤聡希です。

2016年8月末にペルーに渡航して4か月間スペイン語研修を受けて、今はスペイン語を使いながらインターンをしています。

例えば、こんな業務。

・スパニッシモの講師の方達を交えたスペイン語での会議への出席
・サービス改善のために、授業の状況や生徒の様子について講師の方達へインタビュー
・新しい講師が実際にスパニッシモでレッスンを行うまでの研修の一端

スペイン語が全く喋れなかった私でも、スペイン語を話せるようになると、1メンバーとしていろいろな業務を任せてもらえます。

留学やインターンなどで海外へ行く、行きたい方達に「思い切って休学して、留学やインターンをすれば、こんな世界が開けるよ~」というのを知って頂きたくて、この連載を書かせてもらうことになりました。
何らかの形で参考になれば嬉しいです。

最後となる今回の記事では、インターンでの活動について。
グアテマラという発展途上国で8ヶ月間インターンをしてみての一番の「学び」についてご紹介します!


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スパニッシモについて

「学び」についてお話する前に、僕がインターンをしているスパニッシモについて、ご紹介します。

スパニッシモは、グアテマラにあるオンラインのスペイン語レッスンを提供しているNPO法人です。

スペイン語なのになんでグアテマラ?と思うかもしれませんが、実はグアテマラは、世界一安くスペイン語を学習できます。

世界中からスペイン語学習者が集まるのですが、その多くが旅行者です。
なので、観光シーズンと雨季などの観光客の少ないシーズンで生徒の数が大きく変わります。

季節によって生徒の数が変わるので、スペイン語の先生たちの仕事も不安定です。
3か月くらい仕事がないことも普通にあります。
きちんと職についているにもかかわらず、明日の暮らしが全く保障されていません。

そこでスパニッシモは、この「観光客に依存した」状態を変えるために、Skypeを介したオンラインでのスペイン語のレッスンを提供することで、安定した仕事と収入を供給しています。

※スパニッシモの先生たち

日本のオンラインのスペイン語教室の中では、先生の数が一番多く、20人以上の先生がスパニッシモの収入だけで生活することができています。

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大学生のインターンのつもりで行ったら、1メンバーとして働いてた

そんなスパニッシモで、僕は2017年1月からインターンをしています。

大学生にもかかわらず、いろいろな業務を任せて頂いたので、どんなことをやって来たのか簡単に紹介させて下さい。

※仕事中の一枚①

「大学生であっても、インターンで来てもらうからには、1人のメンバーとしてスパニッシモで働いてもらう」

インターンに行く前の日本にいた頃から、代表の有村に何度も言われていた言葉でした。

そう言われていましたが、「大学生のインターンだし、そんな1メンバーって言うほどのことはしないだろ」
頭の中で何となくそう考えていたのですが、完全に1メンバーとして働いていました。

▼スパニッシモでやったこと

スパニッシモでは本当にいろいろな業務を任せて頂きました。
全て書き出すと長くなるので一部紹介します。

マーケティングのプロジェクトの根幹部分を任されて、先生たち30人くらいにインタビューをしまくったり、
スパニッシモの生徒200名くらいについてのアンケート結果をひたすらまとめて、スパニッシモの典型的な生徒像を作ったり

※仕事中の1枚②

ホームぺージに掲載する新ページの構成からデザインまですべて任されて、ひたすら競合他社の分析をしたり、先生たちから情報を集めたり、SEOについて勉強したり、新しいコンテンツを作るために、朝の9時から夜中の3時くらいまでひたすら分析業務をやったり。

そんな8か月間でした。

いろいろな業務を任せてもらえましたが、「ホウレンソウ」のホの字も知らなかった少年のような僕が、いきなり1メンバーとして働いたので簡単なはずがありません。

▼こんな失敗と成功がありました

企画の提案をするために、社員全員の時間と場所を抑えたのに、
当日にプレゼン資料が何もできていなかったり

ホームページ作成に必要な情報をグアテマラ人の先生に集めてもらったら、
僕の伝え方が悪くてぜんぜん違う内容のワード10ページ分くらいの資料を用意されたり

マーケティングのプロジェクトで必要な生徒へのインタビュー依頼のメールを、
全然関係ない人150人くらいに送っちゃったり

それはそれはたくさん失敗をしました。
アルバイトしか働いたことがない状態だったので、インターンでも1メンバーとして働くのはなかなか大変です。

それでも、うまくいったこともありました。

毎日13時間くらいかけて分析をして、新しい企画の提案をしたら、1大学生の意見にも拘わらず聞き入れてくれたり

スペイン語学習方法のブログを掲載したら、スパニッシモの生徒さんから「参考にしています」とか「役に立ちました」という嬉しいご意見を頂けたり、

新しい先生の研修では、4か月間計820時間くらいのスペイン語学習の成果を存分に発揮して、先生にしっかりフィードバックを出したり

失敗した分だけ学んだこともありました。

スパニッシモのインターンでの一番の「学び」

このインターンで学んだことは、本当にたくさんありました。

1記事では伝えきれないくらいたくさんあるので、この記事では「インターンをしてよかった!」と思えた1番の「学び」をご紹介します。

8ヶ月間グアテマラに住んで、スパニッシモでインターンとしてグアテマラ人と働いてみて、
現地の人達と働く上で一番大事なのは、

彼らとしっかり「向き合う」ことだと思いました。

(もちろん、そのために言語もだいじでした。)

僕自身、グアテマラでインターンをする前は「発展途上国で現地の人と働くことってめちゃくちゃすごいこと、
なんだか特別な知識とかスキルとかがたくさんないといけない」と思っていました。
(それを学ぶこともインターンの目的でした)

たしかに、グアテマラ人は文化や習慣、考え方も言葉も全然違う人たちです。

しかし、やっぱり同じ人間です。

※仕事中の一枚③

頼んだ仕事を何回もリマインドしても期日通りにやってくれなかったり、
ミスコンに出たいという理由で急に仕事を休むとか言い出したり、
容赦なく給料上げろと文句を言ったりと、
日本人の僕にはびっくりなことがたくさんあります。

しかし、「彼らがどんなことを考えていて、何をしたい・してほしいか」を知る。
それに対して「こちらは何を求めていて、何をしたい・してほしいか」を
ちゃんと伝えることが大事だと今は思います。

そう感じたのは、インターンの業務で新しい先生の研修をしていた時のことです。

「スパニッシモの先生として、しっかり日本人の生徒の前に出ても大丈夫なのか」という最終段階として、レッスン内容のチェックを担当していました。

レッスンを受講して、その後フィードバックをします。
だめなら何回でもやり直しです。

「俺は金がなくて困ってるんだよ!早く働かせてくれよ!」
「何でダメなんだよ?もう何回も研修しているじゃないか!」

その業務で、ある新しい先生にフィードバックをしていた時に言われた言葉です。

通常は1週間ほどで終わるのですが、
何回も同じことでつまづき、アドバイスをしてもなかなか聞き入れてくれず、
結局また同じことで間違え、研修をやり直すという状態が3週間くらい続いていました。

僕はこの時「どこをどう改善するべきなのか?」しか伝えていませんでした。

そもそもこの研修が
「スパニッシモの講師として、生徒へ満足をしてもらえるレッスンを提供することができるか」
をしっかりと確認するための研修だということを意識せず、
とにかく回数をこなせばなんとかなると思っている彼に対して、
研修の目的や達成していきたいことを毎回確認もせずに、
改善点だけを伝えても聞き入れてもらえるはずがありません。

「やることやってないくせに金がないから早く働きたい?ふざけんな」
僕もこのような気持ちを持って、研修をしていた部分がありました。

でも、なんども同じ間違えをして、研修をやり直していくうちに、
「彼がなぜ、アドバイスをしても聞き入れてくれないのか?」と疑問に思い、
立ち返って考えてみた時に、やっと気づきました。

目的を見失って、今すぐに仕事を始めたい彼に対して、できていないポイントを挙げて否定して、
頭ごなしに改善点ばかりを話している自分の話を聞いてくれるわけがありません。

僕は先生の気持ちを考えず、自分の意見ばかり言って一方通行なコミュニケーションしかできていませんでした。

つまりは、ちゃんとその先生と向き合うことができていなかったんです。

なので、次の研修をする前に「もう一度この研修をやる意味はなにか?」というところから説明してみました。

「お金がないのはわかったけど、改善点を直さないと、
生徒さんに満足してもらえることができない状態でレッスンをしてしまうかもしれない。
だからこれだけ何度も研修をやっている。
生徒さんに楽しんでもらえるレッスンができたほうがあなたも楽しいと思うよ」

そう伝えました。1度言っただけで理解してくれないので、
根気強く2時間くらいわかってくれるまでこのような話をしたと思います。

すると、彼は僕の気持ちが伝わったのか、
話を理解をしてくれるようになり、次の研修ではしっかりと改善してきてくれたんです!

そうして、彼は生徒が楽しくなるような素晴らしいレッスンをできるようになっていきました。

グアテマラ人と日本人では、文化や習慣、考え方や言葉など全然違うので、
一緒に働いているとびっくりすることもあります。

それでも、やっぱり同じ人間です。

相手の言葉に耳を傾け、それに答える。ダメなことは、なぜダメなのかしっかり伝える。

人ときちんと「向き合う」という当たり前のことですが、とても大事なんだと実感しました。

ちなみに、僕はグアテマラ人がすごく好きです。
やさしくて親切な人が多いです。いつも楽しそうで、笑うのが上手な人達です。

※カメラを持って歩いてたら「写真撮って!」と頼まれました。笑顔に癒された~。

最後に

全4回にわたって、僕の「トビタテ!」での留学についてご紹介してきました。
最後までお読みいただきありがとうございました!

海外に1人で渡航して生活するというのは、大変なこともたくさんありますが、
楽しいこと、学べることもたくさんあります。

ぜひ、一歩踏み出してまだ見ぬ世界に飛び出してみて下さい!

本連載記事はこちら

海外留学・インターンの最大の問題「時間・費用・言葉」ー時間編

海外留学・インターンの最大の問題「時間・費用・言葉」ー費用編

海外留学・インターンの最大の問題「時間・費用・言葉」ー言葉編


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スペイン語を話せるようになるには、インプットだけでなく、アウトプットとして、学んだことをどんどん練習することが大切です。

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皆さんこんにちは、2017年1月からグアテマラという中米の国にあるNPO法人スパニッシモ・ジャパンでインターンをしている安藤聡希です。 2016年8月末にペルーに渡航して4か月間スペイン語研修を受けて、今はスペイン語を使 ...

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皆さんこんにちは、2017年1月からグアテマラという中米の国にあるNPO法人スパニッシモ・ジャパンでインターンをしている安藤聡希です。

2016年8月末にペルーに渡航して4か月間スペイン語研修を受けて、
今はスペイン語を使いながらインターンをしています。

例えば、インターンではこのような業務をしています。

・スパニッシモの講師の方達を交えたスペイン語での会議への出席

・サービス改善のために、授業の状況や生徒の様子について講師の方達へインタビュー

・新しい講師が実際にスパニッシモでレッスンを行うまでの研修の一端

スペイン語が全く喋れなかった私でも、スペイン語を話せるようになると、1メンバーとしていろいろな業務を任せてもらえます。

留学やインターンなどで海外へ行く、行きたい方達に

「思い切って休学して、留学やインターンをすれば、こんな世界が開けるよ~」

というのを知って頂きたくて、この連載を書かせてもらうことになりました。

参考になれば嬉しいです。

今回の記事は、留学に行くために僕が直面した「時間・費用・言葉」という3つの問題の「言葉」についてです。

僕が中南米でインターンをしようとした時、1から5までの数字と、「Hola(やあ)」という超基本的なスペイン語しか話すことができませんでした。

今回は、現地で必要な「言葉」について、どのように向き合ったのかご紹介します。


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現地の言葉が喋れると世界が変わる!それを見たくて全力で学習した!

2回にわたって「時間(休学)」「費用」の話をしてきました。

(本連載記事は記事の最後に掲載しています)最後の問題「言葉」は、行く前にすでにペラペラなのが理想ですが、
絶対ではないと思います。

留学やインターンの内容によって、求められるレベルは変わってくると思うので、
そのレベルを明確にして到達できるようにしっかり学習をしましょう!

※スパニッシモの先生たち(グアテマラ人)との一枚

言えることは
「行ってからでもぜんぜん遅くないけど、必要なレベルになるまでちゃんと勉強しなよ~。」
ということと
「喋れるようになるとめっちゃ楽しいよ~」ってことです。

「現地の言葉が喋れなければ生きていけないんじゃないか?」と思いませんか?
実際に生活してみると、意外とそうでもないと感じます。

僕は「Hola(やあ)」と1~5までの数字しかスペイン語が喋れない状態でペルーに渡航しました。
英語なんてほとんど通じません。

ペルーに到着したばかりの時は、
レストランに行っても、道を聞くときも、買い物するときも
「出川イングリッシュ」のようなスペイン語とボディランゲージで乗り切っていました。

言葉で苦労したことといえば、
シェアハウスのルールがわからなくて夜中に洗濯機を使って
管理人のおじいさんに怒られたことぐらいです。

ですが、留学やインターンで語学力が求められているのであれば、
やっぱり勉強して備える必要があります。

なんとなーく、海外に行けば自然と喋れるようになると思ってませんか?
僕はめっちゃそう思ってましたが、今だから言えます。

ぜったいそんなことない。

もしそうだったら、
1年おきくらいで10か国くらいに住んで10ヵ国語ペラペラになりたいです。

「4か月後にグアテマラでスペイン語を使ってインターンしたいなら、
まぶたにセロテープ貼って寝ないで勉強しないとムリだよ」

ペルーのスペイン語学校の初日に言われた言葉でした。
僕の場合は、
インターンでグアテマラ人とコミュニケーションをとれるようになる必要がありましたが、
心のどこかで「行けば話せるようになる」と思っていました。

校長先生のこの言葉は、一気に現実に引き戻してくれただけではなく、
その後の怒涛の学習へと繋がっていくのですが、今は彼女のその言葉に感謝しています。

行っただけでは話せるようにはなりません。(もう一度言ってごめんなさい)
スペイン語学習をしていて、そう感じ(させられ)ました。

スペイン語をどうやって学習したかは、こちらで詳しく紹介しています!

スペイン語ゼロからたった4ヶ月で現地就労した大学生の学習法

スペイン語ゼロからたった4ヶ月で現地就労した大学生の学習法-文法編

スペイン語ゼロからたった4ヶ月で現地就労した大学生の学習法-単語編

スペイン語ゼロからたった4ヶ月で現地就労した大学生の学習法-会話編

スペイン語ゼロからたった4ヶ月で現地就労した大学生の学習法- リスニング編

学習したことを簡単にまとめると、

「習ったことをとにかく、どんな手段を使っても、使うこと。ただひたすら使ってみること」が

結論かなと思います。間違いなく、これをやった量(回数)はその言語の定着に比例します。

ちゃんと勉強して、話す練習をしないと使えるようにならないんです。

行っただけでは話せるようになりませんが、行けば話す練習をする場がたくさんあります。

行ってめっちゃ話す練習して話せるようになった人が、日本に帰ってきて友達に「別になんも勉強してないし」みたいなことを言ったから、こんな神話ができたのかな~と思います。

だから話しましょう、とにかく話しましょう。

※語学学校での修了式に先生たちと
がんばって勉強して、言葉を使えるようになると一気に世界が変わります。

相手の母国語が話せると、深くコミュニケーションが取れるようになります。

今まで僕は、英語でコミュニケーションとっていましたが、そんなにめっちゃ流暢ってわけではなかったので限界がありました。

ペルー人からしても「英語で話すのめんどくさいな~」と、コミュニケーションをとるのに消極的になっている気がしました。

例えば、シェアハウスの管理人のおじいちゃんHakin。

それまでは、最低限のハウスルールをカタコトの英語と筆談で教えてくれるだけで、ほとんど会話をすることがありませんでした。
いつも怖い顔しながら「ハウスルールをちゃんと守れよ」的な話をされたので、めっちゃ気難しい人だと思ってました。

しかし、僕のスペイン語が上達し、彼の話を理解できるようになるにつれて、いろいろな話をしてくれるようになりました。

「息子が大学院を出て、今はドイツで働いている。賢くて自慢の息子なんだ!」って話とか

「生きている間に日本に行ってみたいな~。その時は案内してくれよ!」って話とか。

(本当に話し好きのおじいちゃんでした。見つかると毎回30分くらい捕まってました)

彼らが大事に思っていることや本当に考えていることなど、パーソナルな部分まで知ることができるようになります。

※シェアハウスの管理人Hakin

外国語を身に付けるのは大変だと思います。(スペイン語大変でした)
ですが、現地の人と相手の公用語でコミュニケーションとれるのは、本当に楽しいので頑張ってみて下さい。

留学先の公用語が話せなくても、とりあえずは生きていけるので心配しなくても大丈夫ですよ。

このように全3回にわたって、留学・インターンに行くための3つの問題をどのように解決したかご紹介しました。

時間は、休学で解決して、

費用は「トビタテ!」で捻出して、

言葉は、ペルーで一生懸命勉強して話せるようになって、

今はグアテマラでインターンしています。

次回は、グアテマラでのインターンについて。

現地で実際に行っている業務や、ぶつかった「壁」、それをどのように乗り越えたのかなどご紹介します!

<本連載記事のアーカイブ>

海外留学・インターンの最大の問題「時間・費用・言葉」ー時間編

海外留学・インターンの最大の問題「時間・費用・言葉」ー費用編

海外留学・インターンの最大の問題「時間・費用・言葉」ー言葉編


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皆さんこんにちは、2017年1月からグアテマラという中米の国にあるNPO法人スパニッシモ・ジャパンでインターンをしている安藤聡希です。

2016年8月末にペルーに渡航して4か月間スペイン語研修を受けて、今はスペイン語を使いながらインターンをしています。

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参考になれば嬉しいです。

今回の記事は、海外留学に行くために僕が直面した「時間・費用・言葉」という3つの問題の「費用」について、どのように解決したかをご紹介します。

僕が「海外インターンに行きたい!」と思ったときは、貯金ほぼゼロの状態でした。

そこで、海外インターンに行くために応募した返済不要の奨学金プログラム「トビタテ!留学JAPAN」にどのように合格したのかをご紹介します。


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■貯金ゼロ大学生の救世主!返済不要の奨学金プログラム「トビタテ!留学JAPAN」に応募してみた!

前回の記事でご紹介したように、時間を作るのは休学すればいいだけなので簡単ですが、
行くための一番のネックは「費用」ですよね。数百万かかることもあるし。

僕も海外インターンに行けるだけのお金はありませんでした。

しかし、世の中には「留学したい!けどお金がない!」という学生に救いの手を差し伸べてくれる、
返済不要の奨学金制度がいろいろあります。

その中でも僕が利用したのが「トビタテ!留学JAPAN」です。

「ラテンアメリカでインターンしたいな~、けどお金ないな~」と思ってたら、
SNSでこのプログラムを見つけました。

「官民協働で、減少傾向にある日本の留学者数を増やすために、
海外留学する人を支援しよう」っていう意識の高いプログラムです。

(引用元:トビタテ!留学JAPANホームページ)

このプログラムでは、行く国からテーマまで、自分の好きなように留学計画を立てることができます。

思いつくだけでも、

・学校がないアフリカの内陸部の国に「e-learning」で教育インフラを整備しに行く人

・中国の山奥に、おじいちゃんおばあちゃんからむかし話(民間伝承っていうんですかね?)を聞いてまとめに行く人

・サッカーをやったことがないけど、カンボジア代表のサッカーチームを育成しに行く人

など、個性的な留学をしに行く人がたくさんいます。

完全にぶっ飛んでます。もう「ぶっとべ!留学JAPAN」でもいい気がします。

好きなように留学計画を立ててよい、返済不要の奨学金制度なので「お金なくてもインターンできるじゃん!」ということで応募することにしました。

もちろん選考があるので、がんばって通過しないと奨学金はもらえません。

倍率は5倍くらい、応募者は東大生とか京大生がひしめき合っています。

国連でインターンしていた人とか、JICAのプロジェクトを手伝ったことがある人とか、なんだかすごそうな人もたくさんいます。

そんな中で僕には、きらりと光るアピールポイントも、ものすごい強みになるような武器も、ドヤれるような学歴もありませんでした。

なので、こんな状態で彼らと奨学金という名の椅子取りゲームをして勝つ方法は1つしかないと思いました。

それが「熱意」です。

「え、それだけ?」って思いました?

そうなんです。それだけで選考を通りました。というか、それ以外に通った理由が考えられません。

選考を通過して思ったのは、やっぱり熱意ってめちゃくちゃ大事だということです。

選考で面接官が「応援したい(選考通したい)!」と思ってくれるのは、熱意があって、何で行きたいのかがわかりやすい人なんじゃないかなということ。

僕の場合は熱意を、「なんでその国に行きたいのか?行って何をしたいのか?をちゃんと説明できること」に置きかえて考えました。

そこで、このインターンの原点になった世界一周での経験とラテンアメリカへの思いだけは、自信満々に答えられるように用意しました。

あとは、緊張していても相手(面接官)の目を見て、自分の目をギラギラ(キラキラ)させながら、語りまくるようにしました。

その結果は、開始早々に現れました。

「世界一周したらラテンアメリカが好きになって、現地をもっと見たくなったんだ。わかりやすいロジックだね!」

面接官から開始5分くらいで言われた言葉でした。

その後は、面接と言うよりも、

「せっかく海外に行くなら、自分の目的以外のことも積極的に見に行った方が良いよ」

というアドバイスをめっちゃされました。

当時は「お前単純な奴だな~」的な意味合いでディスられたと思いましたが、今思えば、たぶんあれは「お前は本当にインターンに行きたくて仕方ないんだな!」っていう意味だったのかな。

こんな感じで「熱意」で選考に通りました。

もし、留学の奨学金を受けるなら、選考の面接あると思いますが、

松岡修造並みに熱い人になって「熱意」を前面に押し出してみて下さいね。

(すごい武器になるものがあるならそれも存分に使って)

やっぱり、面接官も人間です。「応援してあげたい」と思ってもらうのが大事だと思います。

※ちなみに「トビタテ!」は今も募集中です。日本国籍の学生ならだれでも応募できるので、ぜひチャレンジしてみて下さい!

<本連載記事のアーカイブ>

海外留学・インターンの最大の問題「時間・費用・言葉」ー時間編

海外留学・インターンの最大の問題「時間・費用・言葉」ー費用編

海外留学・インターンの最大の問題「時間・費用・言葉」ー言葉編


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スペイン語を話せるようになるには、インプットだけでなく、アウトプットとして、学んだことをどんどん練習することが大切です。

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海外留学・インターンの最大の問題「時間・費用・言葉」ー時間編https://blog.spani-simo.com/archives/1059https://blog.spani-simo.com/archives/1059#respondSat, 19 Aug 2017 03:14:20 +0000http://blog.spani-simo.com/?p=1059

初めまして。過去のスペイン語学習関連の記事を読んで頂いていた方、お久しぶりです。 2017年1月からグアテマラという中米の国にあるNPO法人スパニッシモ・ジャパンでインターンをしている安藤聡希です。 この連載では、スペイ ...

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初めまして。過去のスペイン語学習関連の記事を読んで頂いていた方、お久しぶりです。

2017年1月からグアテマラという中米の国にあるNPO法人スパニッシモ・ジャパンでインターンをしている安藤聡希です。


この連載では、スペイン語が全く喋れず、スポーツジムと居酒屋さんのアルバイト以外に働いたことがなかった僕が、ラテンアメリカへの情熱だけで、官民協働海外留学プログラム「トビタテ!留学JAPAN」という留学制度に合格し、南米ペルー共和国と中米グアテマラ共和国でインターンをするまでにぶつかった壁やそれをどう乗り越えたのかなど紹介しています。

2016年8月末にペルーに渡航して4か月間スペイン語研修を受けて、今はスペイン語を使いながらインターンをしています。

例えば、インターンではこのような業務をしています。

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スペイン語が全く喋れなかった私でも、スペイン語を話せるようになると、1メンバーとしていろいろな業務を任せてもらえます。

グアテマラについた最初の月の僕の任務は、スパニッシモの先生約40人全員を知ること。

そのために、50分間のレッスンという名の面談をひたすらやりました。

相手の言語で話すと、50分でもものすごい情報が伝わってきます。ここでの話は、後述します。

最初の概要に戻りますと、僕の留学計画はこんな感じです。


留学やインターンなどで海外へ行く、行きたい方達に

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というのを知って頂きたくて、この連載を書かせてもらうことになりました。

参考になれば嬉しいです。

今回の記事は、留学に行く前の話。

留学に行くまでに直面する問題の、僕なりの解決方法についてご紹介していきます。

僕の場合は、「費用」「時間」「言葉」の3つが問題でした。

この3つの問題をクリアできれば、留学や海外インターンはできると思っています。

スペイン語が公用語のグアテマラに行こうとしていたのに、全くスペイン語が喋れない。貯金もほぼゼロ。

1年間留学するのに休学する必要がありましたが、一度休学したことがあったので6回生になることを覚悟しなければなりませんでした。

そんな3つの問題をどう解決したのか、全3回にわたってご紹介します。

休学に対するネガティブなイメージをポジティブにしてくれた、20歳での世界一周

長期間で留学やインターンをするには時間が必要だと思いますが、その時間を作るには「休学」するしかないと思います。

あなたは「休学すること」にどんなイメージを持ってますか?

「周りの人より遅れて卒業して、就職したら年下の人達と同期になるなんて~」とちょっとネガティブなイメージを持っていませんか?

休学にネガティブなイメージがあって、まとまった時間を作れないのが、留学やインターンに行くのを妨げる1つの原因なのではないかと思います。

そんな方に言いたいことがあります。

「思ってるほど大したことない。その分頑張ればいいから、休学届け出しておいで」

僕はこれまでに2回休学しています。

もう休学届を書くエキスパートです。大学6回生で卒業することになります。6年かけて卒業とか小学校ですね。

初めての休学をしたのは20歳、2年生の時。やっぱり躊躇しました。

「卒業するの23歳じゃん!学部生なのに大学院生とほぼタメかよ!」ってめっちゃ思いました。

しかし、今回インターンをするために2度目の休学は2回目。

前回の休学の経験を踏まえて「休学中頑張れば、1~2年の遅れなんて大したことない!自分の道を突き進もう!」と思っていました。

そう考え方が変わったきっかけは、20歳の時に休学して行った世界一周。

そこでいろいろなぶっとんだ人と交流したからです。

この世界一周が初めての海外でした。

横浜に住んでいるので、目の前に海があって、

フェリーでいつでも中国あたりに安く行くことができたのですが、

「横浜こそが世界の中心である。一生横浜に住もう」

それが高校生の時の僕の考えでした。

※故郷の横浜の景色。岩手生まれだけど

家の近くでラーメン屋さんをやろうと思ったこともあります。

横浜駅西口のラウンドワンでよく遊んでいました。

大人ぶりたいときだけみなとみらいに行っていました。

横浜さいこうだな~と思って生きてきた「浜っ子」だったので、横浜からもほとんど出たことがありませんでした。※生まれは岩手です。

そんな「井の中の蛙、大海を知らず」的な少年でしたが、受験生の時に世界史の資料集の世界遺産の写真を眺めているうちに
「こんなところ行ってみたいな~」と思うように。

ということで、無事大学に入学した後、資料集に載ってそうなところに行くために、世界一周をすることにしました。

※中米エルサルバドル共和国にて

この世界一周で感じたことは、

「世界は広い。そしてこの広い世界には本当にいろいろな人がいる。

自分がほとんど出たことなかった横浜は、世界の中心じゃなかった!」ということでした。

21世紀になっても、電気も水道もガスもないようなジャングルの奥地で楽しく暮らしている人達がいるんですね。

※パナマの少数民族「エンベラ族」の人達

カンボジアには、地雷で両足を失い、物乞いをしながらも英語教室の壁穴から授業を盗み聞きして英語をマスターし、地雷被害者を支援する国際NGOを設立したバイタリティ半端ないおじさんがいたり

ニカラグアには、独裁政権を倒すために、自分で掘った地下の洞窟でレジスタンスを結成して革命を起こして、
最終的に大統領になったチェ・ゲバラみたいなおじさんがいたり

スリランカには、自分の国にあまりにも孤児がたくさんいたので、弁護士というキャリアを捨てて尼さんになって、孤児を保護するお寺を作った、瀬智内寂聴さんもびっくりのおばあさんがいたり

世界には本当にいろんな人がいます。

目的のために、自分で道を作って突き進んでる人たちにたくさん出会ううちに

「こんなぶっとんだ人生を送れたらかっこいいだろうな~」

そう思うようになりました。

「大学を卒業したら、新卒で日本の企業に就職して、28歳くらいで結婚して、30歳くらいで子供ができる」みたいな、当時の僕の中の常識をぶっ壊してくれました。

世界一周したら、彼らのように自分で道を作って突き進んでみたくなりました。

目的のために、前だけ見つめて突っ走っている人って周りにいませんか?

前だけ見つめてたらレール外れちゃったけど、それでも構わず突き進む感じの。

そんな人ってかっこいいと思いませんか?

僕は最高にかっこいいと思います。

そんな人を認めて、応援くれる人もたくさんいると思います。

そんなわけで、2回目に休学をするときは「自分の道を突き進むためなら休学してもいいや!」とあっさり決断することができました。

留学やインターンをするのであれば、目的がありますよね。

ならば、そんなにシビアに考えず、行きたいと思ったら休学して時間を作って行ってきちゃえばいいと思います。

<本連載記事のアーカイブ>

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グアテマラでバレンタインデー(Día de San Valentín)をご紹介!https://blog.spani-simo.com/archives/415https://blog.spani-simo.com/archives/415#respondThu, 13 Feb 2014 16:46:49 +0000http://blog.spani-simo.com/?p=415

目次 ¡Feliz El Día de San Valentín!(ハッピーバレンタイン!) ¡Feliz El Día de San Valentín!(ハッピーバレンタイン!) 明日はバレンタインデーですね。 お店に ...

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¡Feliz El Día de San Valentín!(ハッピーバレンタイン!)

明日はバレンタインデーですね。

お店にチョコレートやギフトが並び出すと、良くも悪くも?『今年もバレンタインが来たなあ』と実感するものです。

ところで、グアテマラでもバレンタインってあるのでしょうか?

答えは¡Si!(はい!)です

ただし、日本とは逆に、男性から女性へ愛を伝える日。

お花や、バレンタイン用のギフトセットを贈ることが多いようで、この時期になると至る所にバラやチョコレートやぬいぐるみを詰めたギフトセットが並びます。

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ウォルマート内のバレンタインコーナー①
valentain4
ウォルマート内のバレンタインコーナー②
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メルカド(市場)に並ぶバレンタイン用の花やぬいぐるみ

しかし、グアテマラの人々にとって、バレンタインはカップルのためだけのものではありません。

バレンタインデーは「愛と友情を祝う日」のような位置づけで、友達同士でもプレゼントを贈り合ったりしてお祝いするんです。

スパニッシモの先生達も、先生同士でプレゼント交換をして楽しみます。

「名前を書いたくじでプレゼントを贈る相手を事前に決め、相手にバレないようプレゼントを用意して当日渡す」というものなのですが、そこはノリのいい先生達のこと。

相手を驚かせるような、喜ばせるようなプレゼントを張り切って用意します。

近々スパニッシモのレッスンの予定がある方は、

「今年はバレンタイン、どう過ごした?」

「誰かにプレゼントをあげた?貰った?」

と聞いてみると、楽しいエピソードを聞けるかもしれません!

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青年海外協力隊員から見たグアテマラの現地レポート Vol.4 グアテマラの「死者の日」https://blog.spani-simo.com/archives/192https://blog.spani-simo.com/archives/192#commentsTue, 11 Dec 2012 10:30:31 +0000http://blog.spani-simo.com/?p=192

いつも素敵なグアテマラ情報をくださる丸山さんのレポート第四回目 今回はラテンアメリカのちょっと変わった祭典、「死者の日」について! ******************************************** ...

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いつも素敵なグアテマラ情報をくださる丸山さんのレポート第四回目

今回はラテンアメリカのちょっと変わった祭典、「死者の日」について!

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少し日が経ってしまいましたが、今回は、「死者の日」について。

死者の日は11月1日。

この日は先祖のお墓まいりに行きます。

といっても、日本のお墓まいりとは異なり、ちょっとしたピクニックやお祭みたいな感じです。

グアテマラ 墓地の風景①

グアテマラ 墓地の風景①

グアテマラ 墓地の風景②

グアテマラ 墓地の風景②

グアテマラ 墓地の風景③

グアテマラ 墓地の風景③

この時期になると、風が吹くので子どもたちが街角で凧あげをし始めます。

グアテマラ 舞い上がる凧

グアテマラ 舞い上がる凧

そして、この日は特別。

いくつかの町で、「大凧祭り」が開催されるのです。

大凧といっても、規模が違います。

10m以上の凧もチラホラ。

グアテマラ 大凧①

グアテマラ 大凧①

グアテマラ 大凧②

グアテマラ 大凧②

グアテマラ 大凧③

グアテマラ 大凧③

グアテマラ 大凧④

グアテマラ 大凧④

大凧祭りで有名なサンティアゴ・サカテペケス、スムパンゴなどは、その日はお祭りのようになります。

大凧祭り サンティアゴの道

大凧祭り サンティアゴの道

また、サント・ドミンゴ・シェナコフ、サンタマリア・カウケなども田舎町の穏やかな死者の日と大凧が楽しめます。

たいていこの日は穏やかに晴れることが多くて、空の青と、お墓参りに持ってこられた色とりどりの花、ピクニックする家族、走り回る子どもたちが見られます。

当初はお墓の上も気にせず走り回る子供たちに驚いたけれど、みんなが楽しんでいる幸せなオーラが広がっていてご先祖さんも嬉しいんじゃないかな、と思うようになりました。

死者の日 お墓での凧上げ①

死者の日 お墓での凧上げ①

死者の日 お墓での凧上げ②

死者の日 お墓での凧上げ②

死者の日 お墓での凧上げ③

死者の日 お墓での凧上げ③

昨年、私も14mの大凧作りに参加させてもらいました。

若者たちはお祭りの3カ月も前から毎日夕方~夜に作業し始めているとのこと。

あまり「コツコツ努力」というイメージのないグアテマラ人がセマナ・サンタ(聖週間)のアルフォンブラ(花などで作る絨毯)や大凧祭りの際は人が変わったように黙々と作業をしたりします。

ひたすら色紙を切って、貼って・・・の繰り返し。

正直、メチャメチャハードです。そして、季節柄、寒い。

私はお祭りの前日からの参加で徹夜作業を一緒にやったのですが、時間が経つにつれて若者たちが私を「仲間」と認めてくれて食べ物を分けてくれたり、一緒に暖をとったりするようになりました。

1つの大きなものをみんなで協力して作り上げる楽しさを久しぶりに感じたような気がした2日間でした。

死者の日 凧作り①

死者の日 凧作り①

死者の日 凧作り②

死者の日 凧作り②

凧のデザインにはグアテマラの生活だったり、文化だったり、自然だったり、マヤ遺跡などが見られて興味深いです。

死者の日 凧の柄(教会)

死者の日 凧の柄(教会の絵の凧

死者の日 凧の柄(踊り)

死者の日 凧の柄(踊りの様子を描いた凧

死者の日 凧の柄(ティカル)

死者の日 凧の柄(ティカル遺跡を描いた凧)

死者の日 凧の柄(アティトラン)

死者の日 凧の柄(アティトラン湖を描いた凧

(※アティトラン湖はグアテマラにあるカルデラ湖)

死者の日 凧の柄(サンフェリペ白)

死者の日 凧の柄(サン・フェリペ要塞を描いた凧

(※サン・フェリペ要塞はスペイン軍によって築かれた要塞)

深夜、紙を貼るだけでなく、ロープをねじって縄を作ったりもしていました。

死者の日 縄作り

死者の日 縄づくりの様子

当日は朝から骨組みづくりと組み立てを行います。

死者の日 当日の教会と骨組み

死者の日 当日の教会と骨組み

死者の日 凧の骨組み

死者の日 凧の骨組み

死者の日 凧の柱たて

死者の日 凧の柱たて

死者の日 一緒に凧を作ったメンバー達と

死者の日 一緒に凧を作ったメンバー達と

また、同じ日にトドス・サントス・クチュマタンでは村の郊外を馬で疾走する競馬レースも開かれます。

100mくらいを疾走する馬たちを間近で見る迫力はもちろん、お酒を飲んだよっぱらいの民族衣装をまとった男性たちの姿も見ものです。

落馬しても、審判らしき人に棄権するように言われても、それでも走りたいのだと馬にしがみつく。

そんな「酔っ払いの競馬レース」があります。

グアテマラではこのような変わったお祭りの他、ほぼ全ての町で、その町の守り神にちなんだお祭りが年に1回開催されています。

これからグアテマラに行く人やグアテマラの先生にスペイン語のレッスンを習っている人は、相手に出身地のお祭りについて尋ねてみても面白いかもしれませんね。

青年海外協力隊員から見たグアテマラの現地レポート Vol.1 グアテマラで感じたこと

青年海外協力隊員から見たグアテマラの現地レポート Vol.2 グアテマラ概要

青年海外協力隊員から見たグアテマラの現地レポート Vol.3 グアテマラの織物について


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青年海外協力隊員として2年のグアテマラ居住経験を持つ 丸山さんのグアテマラレポート、第三回目です♪ ************************************* 今回はグアテマラの織物についてお伝えします。 ...

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青年海外協力隊員として2年のグアテマラ居住経験を持つ
丸山さんのグアテマラレポート、第三回目です♪

*************************************

今回はグアテマラの織物についてお伝えします。

グアテマラを訪れた方が最初に驚かれることは、色鮮やかな民族衣装かと思います。

町を歩いていると、繊細なデザインをあしらった織物をまとった人々をたくさん見かけます。

湿度の高い気候ゆえに古代裂(※古い時代の染織品の端布のこと)は発見されていませんが、織物自体は1500年前から行われているといわれています。

調査によると、80の村々で独自の柄による織物が生産されているのだとか。

なんと衣装をみるだけで、どの地域から来た人々なのかが分かったりもします。

コマラパの民族衣装

コマラパの民族衣装

サンフアン・サカテペケスの民族衣装

サンフアン・サカテペケスの民族衣装

モモステナンゴの民族衣装

モモステナンゴの民族衣装

織られているモチーフは鳥や動物、お花、幾何学模様と本当にさまざまです。

一部刺繍をしている地域もありますが、ほとんどの民族衣装は織物(柄が織りこまれています)。

布に後から刺繍をした方が簡単だと思うのですが、マヤの女性たちは織り込むことにこだわっています。

私もマヤの女性に織物を習ったことがあるのですが、実はこれ、本当に大変なんです!!

最初に柄を決めて、どこにどんな色を何目入れるか決めて、糸目の数を計算しながら下から織っていくんです。

次に来るはずの色を入れ忘れてやり直しということもしばしば・・・。

グアテマラで織った布

そうそう、織機には腰織機と高機の2種類があります。

①腰織機(tellar de sintura)

グアテマラ 腰織機

グアテマラ 腰織機

腰織機はマヤの女性たちが一般的に使っている織機になります。

木の棒、腰にあてる(皮)布、引っ掛ける場所があれば必要なものが揃い、経済的です。

女性たちは庭先で家事の合間をぬって織っていたりします。

この織り方で織られるのは女性たちの上着(ウィピル)が多く、綿糸に加え、近年は光沢のある化学繊維糸も使用されるようになっています。

②高機(tellar de pie)

グアテマラ 高機

グアテマラ 高機

高機は日本もあるおなじみの織機ですね。

とにかく腰織機に比べて織れる速度が速いので、テーブルクロスやコルテ(スカート)のように大きさの大きいものや、デザインがそれほど細かくないものに対して使用されています。

腰織機は腰をつかって縦糸がピンと貼っている状態をキープしなければいけないので、長時間織っていると腰が痛くなります。

高機は腰の痛みがない分、高速で織っていくため腕が痛くなります。

私は1日体験させてもらったら、翌日は筋肉痛でとても辛かったです。

織物といっても、結構体力勝負なのだな、という印象を持ちました。

綿密な計算、文化によって作りあげられるグアテマラの布。

人々の生活や想いが織りこまれた、世界に1枚だけの手作りの布たち。

きっと、みなさんのお気に入りの1枚が見つかります。

きっと、誰かにあげたい1枚が見つかります。

ぜひ、グアテマラの布の世界を探検してみてくださいね。

¡¡Hasta Pronto!!(では、また。)

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◆丸山さんからのおすすめサイト◆
NIM POT (http://www.nimpot.com/)

民芸品のお店のサイトになるのですが、民族衣装がたくさん載っています。

よかったらこちらもあわせてご覧ください。

左にあるpueblosの下に町の名前が並んでいて、その町の民族衣装が見られます。

青年海外協力隊員から見たグアテマラの現地レポート Vol.1 グアテマラで感じたこと

青年海外協力隊員から見たグアテマラの現地レポート Vol.2 グアテマラ概要

青年海外協力隊員から見たグアテマラの現地レポート Vol.4 グアテマラの「死者の日」

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青年海外協力隊員から見たグアテマラの現地レポート Vol.2 グアテマラ概要https://blog.spani-simo.com/archives/12https://blog.spani-simo.com/archives/12#respondMon, 22 Oct 2012 22:00:36 +0000http://blog.spani-simo.com/?p=12

丸山さんによるグアテマラレポート第二回目! 今回はグアテマラという国そのものの概要についてまとめてくれています。 今回も現地の雰囲気が伝わる写真がいっぱい!ぜひご覧ください♪ ********************** ...

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丸山さんによるグアテマラレポート第二回目!

今回はグアテマラという国そのものの概要についてまとめてくれています。

今回も現地の雰囲気が伝わる写真がいっぱい!ぜひご覧ください♪

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これからグアテマラの様々な側面を伝えていく予定ですが、

まずは人口や気候、文化やの概要についてお伝えします。

グアテマラは中米に位置する国で、北をカリブ海、南を太平洋、北西をメキシコ、南東をホンジュラスとエルサルバドルに挟まれた国で、日本との時差は15時間の場所に位置しています。

人口は約1436万人で日本の約10分の1。面積は10万8889㎢で日本の3分の1くらいの大きさです。

住んでいる人たちは先住民が約40%、非先住民が約60%です[i]。民族としては、キチェ、カクチケルなどのようなマヤ系先住民の他、混血系のラディーノ、黒人系のガリフナ等が存在しています。

マヤ民族

マヤ民族

ガリフナ民族

ガリフナ民族

1人あたりのGDPは2868ドル[ii]で、国民の53.7%が貧困レベルである1日25ケツァール(約3.21ドル)以下で生活しているとされています[iii]

また、人口は約1436万人なのですが、人口の約10%はアメリカ等に出稼ぎに行っているとされ、仕送りを受けている家庭もよく目にします。

北緯15度(バンコクやマニラと同じくらい)に位置するので、とても暑いイメージをする方が多いのですが、グアテマラの中央部は火山が点在する高原になっており1000m~3000mくらいの山々が連なり、標高の寒い場所では氷点下になったりもします。

もちろん、標高の低い地域ではバンコクやマニラのようにとても暑いです。

海沿いの熱帯地域では熱帯雨林や平地が広がり、バナナやパームヤシ、砂糖等が生産され、高原地域では標高を活かして品質の高いコーヒー等が生産されています。

バナナ

バナナ

パームヤシ

パームヤシ

グアテマラのコーヒーは世界的に高く評価され、日本でもコーヒー焙煎店や通販などでよく販売されています。

読まれている方の中にも、グアテマラコーヒー好きの方はいらっしゃるのではないでしょうか。

グアテマラコーヒー

グアテマラコーヒー

グアテマラは、マヤ文化が色濃く残っている国でもあります。

世界遺産であるティカル遺跡やキリグア遺跡をはじめ、国内各地でマヤ時代の遺跡が見られます。

ティカル

ティカル

キリグア

キリグア

言語においても、グアテマラにはキチェ、カクチケル、マム語などのマヤ言語の他、ガリフナ系などを含め22の少数言語があり、スペイン語と並びグアテマラの国語として認められています。

トルティーヤ(トウモロコシでできたナンのようなもの)やフリホーレス豆を中心とした食文化や80あまりの村々で作られる織物、カゴ編みや陶芸などの民芸品、マリンバや笛を使った音楽、お祭りの際に披露される踊り等、グアテマラは文化がとても豊かな国の1つです。

トルティーヤ

トルティーヤ

グアテマラの織物

グアテマラの織物

グアテマラの踊り

グアテマラの踊り

また、グアテマラの豊かな自然や文化を求めて、たくさんの外国人観光客も訪れています。

特に、世界遺産都市アンティグアは有名です。

コロニアル調の綺麗な街並みの中に地震によって半壊した教会や修道院跡が残り、まるでタイムトリップしたか、おとぎ話の世界に来たような感覚になります。

オシャレなホテル・レストランもたくさんあり、とても居心地のいい街の1つです。

アンティグア

アンティグア

また、市内にはスペイン語学校もたくさんあり、多くの学生たちがホームステイをしながらスペイン語を勉強しています。

グアテマラのスペイン語はなまりが少なく明瞭であること、手頃な価格でマンツーマンの授業が受けられることから、語学学習の場所として人気が高いのかと思います。

国民性は地域によって様々なのですが、他人に気を遣う人が多いです。

欧米人のように物事をはっきりと口にせず、オブラートに包んで言ったり人伝えで言ったりと日本人に近い部分があります

家族をとても大切にし、家が近ければ昼食は家に帰って家族と食べています。

職場に家族の写真や結婚写真を飾る人も多く、職場でも家族の話はよく出てきます。人見知りをする人もいますが、とてもおしゃべりな人が多いのも特徴です。

今回はざっくりと「グアテマラ概要」というテーマでお送りしました。

いかがでしたでしょうか?

想像していた通りだったという方もいらっしゃれば、意外な発見や驚きがあった方もいらっしゃるのではと思います。

次回からは各回テーマを決め、もう少し詳しくお伝えできればと思います。
ちなみに、次回のテーマは「織物」です。お楽しみに。

=====================================


[i] 民族に関する調査は自己申告の為、少し前は先住民が60%というデータが出ていたが、「先住民」ということで不利益があると考える者などがおり、近年のデータでは約40%と出ている。

[ii] 外務省ホームページ(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/guatemala/data.html)

[iii] El Periodico(http://www.elperiodico.com.gt/es/20111116/economia/203745/)より。詳細はパワーポイントデータもダウンロードできる。(2012/02/10閲覧)

青年海外協力隊員から見たグアテマラの現地レポート Vol.1 グアテマラで感じたこと

青年海外協力隊員から見たグアテマラの現地レポート Vol.3 グアテマラの織物について

青年海外協力隊員から見たグアテマラの現地レポート Vol.4 グアテマラの「死者の日」

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