ガラパゴス » SPANISIMO BLOG今すぐ使えるスペイン語会話の学習ブログFri, 31 May 2024 06:52:56 +0000jahourly1https://i0.wp.com/blog.spani-simo.com/wp-content/uploads/2024/12/cropped-09e206f5750b6541346a7f1bf563bbe7.png?fit=32%2C32&ssl=1ガラパゴス » SPANISIMO BLOG3232 188357689夢の島、ガラパゴス諸島 vol,2https://blog.spani-simo.com/archives/111https://blog.spani-simo.com/archives/111#respondTue, 06 Nov 2012 08:30:49 +0000http://blog.spani-simo.com/?p=111

女性ひとり旅で世界1.3周を果たした川人さんによるガラパゴス諸島のレポート、第二弾! 夢の島、ガラパゴス諸島 Vol.1 *********************************** ガラパゴスに到着した翌日か ...

投稿 夢の島、ガラパゴス諸島 vol,2SPANISIMO BLOG に最初に表示されました。

]]>

女性ひとり旅で世界1.3周を果たした川人さんによるガラパゴス諸島のレポート、第二弾!

夢の島、ガラパゴス諸島 Vol.1

***********************************

ガラパゴスに到着した翌日から早速観光に出かけることにした私と友人がまず向かった先は、
チャールズ・ダーウィン研究所というところ。

そこはチャールズダーウィン財団によってつくられた研究施設で、
この島の観光の目玉となっている場所です。

町の中心部から歩いてもアクセス出来るので、
おしゃれなアパレルショップやお土産屋さんをひやかしながら、私たちも町から歩いて向かうことにしました。

町を抜け、ゲートにたどりついてからさらに曲がりくねる一本道をひたすら歩き、ようやく入り口に到着。

チャールズ・ダーウィン研究所への入り口

チャールズ・ダーウィン研究所への入り口

施設内の看板を見ながら歩き始めると、早速茂みの中にゾウガメ発見!

チャールズ・ダーウィン研究所で見つけたゾウガメ

チャールズ・ダーウィン研究所で見つけたゾウガメ

チャールズ・ダーウィン研究所で見つけたゾウガメ

チャールズ・ダーウィン研究所で見つけたゾウガメ

生まれて初めて見る巨大なゾウガメに大興奮!

その他にもこんな色変わった色をした固有種のイグアナもいました。

ガラパゴス諸島 固有種のイグアナ

ガラパゴス諸島 固有種のイグアナ

さらにその翌日からは、イサベラ島という別の島に移動してみることに。

サンタクルス島から船で約2時間。

私は大丈夫でしたが、荒波に翻弄されて観光客のほとんどはグロッキー状態でした。
これから旅行される方は酔い止めを持っていかれた方がいいかもしれませんね。

そんなこんなで辿り着いたイサベラ島は、
サンタクルス島よりもさらに人間の生活エリアが小さくまとまっていて、
人間が島をちょこっと借りて住まわせてもらっている、そんな印象を受けました。

良い意味での「田舎らしさ」のようなものがあって、人と人との距離がとっても近く、
道を歩いていると必ず誰かが声をかけてくれたり、挨拶をしてくれるようなところでした。

ガラパゴスといえばイグアナ

ガラパゴスといえばイグアナ

そんなのーんびりとしたイサベラ島の雰囲気とは反対に、
そこでは毎日のようにアクティビティに参加する日々を送っていました。

ティントレーラ島という島へいくツアーでは、
その島の名前にもなっているTintoreraというサメを見たり、
もうお馴染みのアシカに加えて、ペンギンが泳ぎまわっているのも見ることが出来ました。

陸地にいる時はあんなによちよち歩くペンギンですが、
驚くようなスピードで泳いでいる姿は可愛いというよりかっこよくて、
船を待っている間に近くに来てくれたペンギンは、
目で追えないほどの見事な泳ぎを披露してくれました。

まるで海という空を飛んでいるような自由自在な動きに、
エクアドル人グループの参加者と共に大興奮してしまいました。

ティントレーラ島のサメ、Tintorera

ティントレーラ島のサメ、Tintorera

その他にも、船での移動中にアオアシカツオドリというその名の通り足だけが真っ青な珍しい鳥も見ることが出来ました。

ティントレーラ島へのツアー

ティントレーラ島へのツアー

さすが固有種の宝庫、ガラパゴス!

その後向かったシュノーケリングスポットのラグーンでは、
運が良ければアシカやウミガメと一緒に泳げるということだったので、
参加者全員で楽しみにしていました。

ポイントに到着し、みんなでフィンとマスクをつけていざ海の中へ!

しばらく泳いでいると、早速ウミイグアナが尻尾を上手く使ってすいすいと水面を滑るように泳いでいる姿を見ることができました。
海の中で同じ目線の高さにイグアナが泳いでいるという、普通ではあり得ない光景。

ガラパゴスはやっぱりおもしろい!

そうして忙しくイサベラ島を満喫した私たちは数日後再び船に乗ってサンタクルス島へと戻り、

今度は山の上にあるカメセンターへと向かいました。

ここでの私たちの目的はこの空っぽの大きなゾウガメの甲羅!

サンタクルス島のカメセンター名物の甲羅!

サンタクルス島のカメセンター名物の甲羅!

この甲羅は、見るだけでなく実際に中に入って
ゾウガメを疑似体験(?)出来るということでこの施設の目玉になっています。

とにかく想像していたよりもと重く、中に入ってトライしてみたのですが、
カメのように歩くどころか一人では少しも甲羅を持ち上げることが出来ませんでした。

ゾウカメのあのたくましい足はみせかけだけじゃないんですね。

ひとしきりゾウガメ体験をした後は、ガイドの方に連れられて敷地の中を歩いて見学してまわりました。
自然の中にある飼育スペースの森の中に突如現れる巨大なゾウガメは、なんだかとっても神秘的でした。

ガラパゴス諸島 ゾウガメ

ガラパゴス諸島 ゾウガメ

ガラパゴス諸島 ゾウガメ

ガラパゴス諸島 ゾウガメ

また、別の日には日帰りで行けるフロレアナ島という小さな島へもツアーに参加して行ってきました。

海賊がやってきていた名残を残すポイントをいくつか見てまわりながらここでもたくさんのゾウガメを見た後、ツアー最後のプログラムだったシュノーケリングでは、運よくアシカやペンギンと一緒に泳
ぐことも出来ました。
ガラパゴスに来るまでは知らなかったのですが、アシカはとっても好奇心旺盛でなんと人間をからかって遊ぶほど。

海の中でカメラを構えてアシカを追っていると、
人間めがけて一直線にものすごいスピードで向かってきては、
ぶつかる30センチ手前くらいでさっと身を翻し、人間が驚いている様を楽しんでいるかのような行動をとったりするんです。
人間に飽きると、木の枝をアシカ同士で取り合って遊んだり、まるで海の中で犬同士がじゃれあっているようでした。

海の中で遊ぶアシカ

海の中で遊ぶアシカ

こうしたアイランドトリップやシュノーケリングの他にも、
もちろんスキューバダイビングもガラパゴスの目玉アクティビティのひとつになっていて、
私が潜ったところでは見れませんでしたが、
別のポイントではハンマーヘッドシャークの大群に遭遇出来たりもするそうです。

こんな風にして毎日ガラパゴスの大自然を思いっきり楽しんでいる間に、
あっという間に時は流れ、気が付けばもうエクアドル本土へ帰る日がやってきてしまっていました。
私たちは後ろ髪をひかれる思いでサンタクルス島を出発し、バルトラ島の空港へ向かいました。
チェックインを済ませた後、小さな出発ゲートのベンチに腰掛けて飛行機を待っている間、
私はしんみりとこの1週間と少しの日々をゆっくり反芻することにしました。

次々に頭の中に蘇る思い出はどれも眩しくて、
その一つ一つのシーンを、映画でもみるように目を凝らして追っていきました。

悟りきったような顔をして森の中に佇む人より大きなカメ、
大海原をすいすいと泳ぐちっちゃい恐竜みたいなイグアナ、
空を見上げれば足だけ鮮やかなスカイブルー色をした鳥が飛んでいて、海の中ではアシカが人間をからかっている…

不思議の国ならぬ不思議の島に迷い込んでいたんじゃないかと思ってしまうような、
それか、まるでおかしな長い夢でも見ていたかのような、そんな気持ちがしたのを覚えています。

その後エクアドル本土の町に戻ってもなお、
ガラパゴスでの日々は強烈に頭の中に居座り続けていました。

きっとあの島々には、まだ私たちが知らない不思議な動物たちが暮らしているんでしょうね。
ピンク色をしたイグアナも最近見つかったくらいなんですから。

そう思うとなんだかわくわくしてしまいます。

Las isalas galápagos.

不思議な動物たちと、少しの人間が暮らす島。

きっと何十年経っても思い出すんだと思います。

地球の裏側にある、夢とロマンが詰まった美しい不思議の島のことを。

投稿 夢の島、ガラパゴス諸島 vol,2SPANISIMO BLOG に最初に表示されました。

]]>
https://blog.spani-simo.com/archives/111/feed0111
夢の島、ガラパゴス諸島 Vol.1https://blog.spani-simo.com/archives/19https://blog.spani-simo.com/archives/19#commentsMon, 29 Oct 2012 12:00:08 +0000http://blog.spani-simo.com/?p=19

ダーウィンが訪れ、進化論の着想を得たことで有名なガラパゴス諸島。 実はこのガラパゴス諸島が属するエクアドルも、スペイン語が公用語なんです。 今回はこのガラパゴス諸島のことを、女性ひとり旅で世界1.3周を果たした ラテンア ...

投稿 夢の島、ガラパゴス諸島 Vol.1SPANISIMO BLOG に最初に表示されました。

]]>

ダーウィンが訪れ、進化論の着想を得たことで有名なガラパゴス諸島。

実はこのガラパゴス諸島が属するエクアドルも、スペイン語が公用語なんです。

今回はこのガラパゴス諸島のことを、女性ひとり旅で世界1.3周を果たした

ラテンアメリカ大好きの27歳、川人さんにレポートしていただきます!

****************************

それは小さな島へのワンディトリップからの帰り道での出来事。

疲れた体をようやく船に乗せた私は、陽が落ちる前の柔らかい色をした大海原で、突然何百頭というイルカの群れに遭遇しました。

イルカのコロニーだったのでしょうか。

気が付くと船の周りにはイルカが数え切れないほど泳いでいたんです。

座席を離れ、小型船の甲板に座って投げ出した足元には、触れてしまうんじゃないかという近さで何頭ものイルカが船と同じスピードで美しく泳いでいて、潮を吹く度に小さな小さな虹がいくつもかかっていました。

感動の声を上げながらふと振り返って見てみると、今度は船の軌跡に沿って十数頭のイルカがこちらに向かって代わる代わるジャンプを繰り返し、水しぶきがキラキラと輝いていて、遠くまで見渡してみても、小さくはねるイルカの影がどこまでも続いているようでした。

今まで見たことのないほどのイルカの大群。

力強く、また夢のように美しい光景に胸を熱くして港に戻ると、そこにはまるでのん気な犬のような表情で何頭もアシカが寝そべっていて、そのすぐ脇をイグアナが我が物顔で闊歩していました。

そんな光景をもちろん気に留めるでもなく歩く島の人々の、

よく日に焼けた表情はとても穏やかで、

時間の流れすら大陸とは異なるような気がしたのを思い出します。

Las isalas galápagos.

それが、私の見たガラパゴス諸島でした。

今回はそんな、動物好きにはたまらない夢のような島を紹介したいと思います。

自然や動物を取り上げるテレビ番組や雑誌ではおなじみの場所なので、どこにあるかは知らない方でも、名前程度ならみなさん聞いたことがあるかと思います。

かくいう私も実際ラテンアメリカを旅するまではどこにあるのかは全く知らなかったんですが、

実は赤道直下に位置する南米エクアドルという国にあるんです。

本土から西に約1000キロ程の場所に浮かぶ世界自然遺産のガラパゴス。

日本からすれば地球の裏側にあるこの島々で、ダーウィンが進化論を説いたように、

動物たちはそれぞれの島で独自の進化をとげ、人々と共に暮らしていました。

一見してみると、動物や環境は手厚く保護されていて、

昔からうまく共存出来ていたようにも見えたんですが、

地元の人に聞いてみると今の状況に至るまでには色々あったようです。

どうしても人が多く住み始めると、それまであった自然環境を変えてしまうもの。

このガラパゴスも例外ではなく、1978年に世界遺産の登録を受けてから徐々に観光客の数は増えていき、空港や道路が整備されてきたことにより更にその数は激増しました。

そして自然環境や動物の生態系を脅かす問題が複数持ち上がってしまった為、

実は2007年には危機遺産として登録されてしまう事態にもなってしまったそうです。

しかし、その後のエクアドル政府の努力が認められたことで、2010年には危機遺産から削除されました。

そうした背景もあって、本土から入島する際のチェックは、中々厳しく行われています。

例えば、まず飛行機から降りて空港建物へ入るときには、洗浄剤を含ませたマットの上を通るようになっており、靴底を洗わなければいけないこと。

そしてまるで入国審査のようなチェックを受け、100ドルの入島料を支払い、果物などを持ち込んでいないか手荷物のチェックも受けた後、ようやく入島出来るという仕組みになっているんです。

そしてガラパゴスでの決まりごと(動物には触れない、何も持ち帰らないなどいくつもあります)が、

書かれた小冊子と共に、それぞれが観光旅行をスタートさせることになっています。

それぐらいしても本当に環境を守るためにはまだまだ対策は足りないんでしょうね。

そんなガラパゴスには100とも200とも言われる名前の付いた島や岩礁がありますが、

宿泊施設がある島はそう多くはありません。

日本からだとクルーズツアーに申し込む方が多いと思うので、個人旅行が出来ないイメージがあるようですが、意外と簡単に個人で手配をして観光をすることも可能なんです。

今回私は後者の個人手配でいくつかの島を回り、9日間ほどの日程で観光をすることにしました。

ガラパゴスへの飛行機

ガラパゴスへの飛行機

まずはエクアドル本土にある第二の都市グアヤキルでAeroGal(aerolíneas galápagos;日本語でガラパゴス航空といったところでしょうか)の航空券を手配し、飛行機で本土から空の玄関口であるバルトラ島まで移動した後、そこから観光の拠点となるサンタクルス島という島にある港プエルトアヨラまで渡し舟とバスを乗り継いで向かいました。

眠ったり起きたりを繰り返しながらふと車窓を覗くと、見たことのない植物が茂る森、ぽつぽつと現れる平屋の民家、小さな商店で地元のおばさん達が集まって立ち話をしている景色が流れてきました。

こうした田舎の島の景色は日本も外国もあまり変わらないなぁと、そんなことを考えているともうバスは港に到着していたのでした。

バスが着く発着所のすぐ近くには海に面した公園があり、

通りを挟んだ道沿いにはダイビングショップやおみやげ物屋さんが並んでいるものの、

一番栄えているこの場所でも、やはりこじんまりとした印象を受けました。

普通ならここですぐに予約したホテルにチェックインして休んだりするのだと思いますが、

基本的に事前に宿の手配をしないバックパッカーにとっては、ここからが本番!とても重要な宿探しの始まりです。

ガラパゴスは秘境系とはいえリゾート地なので、普段バックパッカーが泊まる安いゲストハウスやドミトリータイプ(素泊まりの相部屋)の部屋がある宿が皆無な上に、滞在するバックパッカーもそれほど多くないこともあってブログなどを検索しても新鮮な情報を得ることが難しいため、とても骨の折れる作業になりました・・・。

覚悟を決めてガラパゴス特有のピックアップトラックタイプのタクシーや徒歩で探し回り、

なんとかようやく一人15ドルほどで泊まれる宿を見つけたころには既にもうくたくた・・・。

少しだけ休んだあとは早速【世界で一番小さな魚市場】と呼ばれている、

魚をさばく小さな台があるだけの魚市場まで散歩をしに行くことにしました。

ガラパゴスの魚市場

ガラパゴスの魚市場

そこでは野生のアシカが人間のお客さんに混じってお魚を待ち構えていて、更にはおこぼれを狙ってペリカンまで熱い視線をお魚に送り続けていました。

ガラパゴスのあしか(魚市場にて)

ガラパゴスのあしか(魚市場にて)

ガラパゴスのペリカン(魚市場)

ガラパゴスのペリカン(魚市場)

ガラパゴスならではの光景に早速大興奮。

初めて野生のアシカを間近で見たのですが、本当に可愛い!

ガラパゴス 野生のアシカのお昼寝

ガラパゴス 野生のアシカのお昼寝

この日はお散歩だけで終わってしまったものの、

翌日からの観光に自然と期待が高まったガラパゴス初日の夕暮れでした。

****************************

次回はガラパゴス諸島で出会った動物たちや様々なアクティビティを紹介します!

夢の島、ガラパゴス諸島 vol,2

投稿 夢の島、ガラパゴス諸島 Vol.1SPANISIMO BLOG に最初に表示されました。

]]>
https://blog.spani-simo.com/archives/19/feed219